「Webライターを始めたけど、記事執筆に時間がかかってしまう」
「何度も見直したのに、やっぱりミスがある」
「検索結果で上位表示をめざすには、どんなキーワードを選んだらいいかな」
このように感じている人は多いのではないでしょうか?
ライティングを行う以上は、質の良い記事を効率的に書きたいですよね。
そんな時は、ライティングツールを使うのがおすすめです!
ライティングツールには様々な種類があります。
きっとあなたの悩みを解消してくれるツールが見つかるはず。
実際にWebライティングを学べる本としてよく紹介されている「沈黙のWebライティング」でも、さまざまなツールが出てきます。
他にも有名なブロガーや Webライターとして活躍している人は、それぞれに使いやすいツールを持っているもの。
このことからも、ライティングツールの活用は Webライティングにおいて非常に役立ちます。
そこでこの記事では、ライティングツールの紹介、メリットについて解説します。
ぜひ最後までチェックしてくださいね!
Webライティングに必要なものはなに?
Webライティングには、効率的に書くためのさまざまなツールがあります。
この記事では、大きく3つの分類に分けて紹介します。
- キーワード選定に必要なツール
- 記事執筆に必要なツール
- 推敲に必要なツール
・キーワード選定に必要なツール
キーワード選定とは、検索結果で上位表示したいキーワードを選ぶことです。
キーワード例)
- 『ライティング』
- 『ライティング ツール』
- 『ライティング ツール おすすめ』
Webライティングにおいて最も重要なことは、検索ユーザーが求めている情報に対して最適なコンテンツを作ること。
ユーザーがどのようなキーワードで検索しているのかを知ることはもちろん、需要の大きさや競合性、関連性も重要になってきます。
こうした要素も考えてキーワード選定をしなければ、seo対策に効果的な記事作成につながりません。
つまり検索結果で上位表示が難しいということ。
上位表示されなければ、当然サイトのアクセス数は上がりません。
しかしツールを使えば需要・競合性・関連性を数値として明らかにすることができます。
結果、seo対策に効果的なキーワード選定が行えるのです。
キーワード選定における注意点
注意点として、キーワードは選定をして終わりではないということが挙げられます。
検索されるキーワードは日々増えていき、変動もあります。
つまり今検索されているキーワードが、その後も検索され続けるかどうかは分からないということ。
また今検索されていないキーワードでも、半年後には流入が狙えるキーワードになっている可能性もあります。
このようにキーワード選定に終わりはなく、常に動向をチェックする必要があります。
・記事執筆に必要なツール
効率的に記事執筆を進めるためには、ツールの活用が効果的です。
Webライティングは、すべてWeb上で完結できることがメリットのひとつです。
つまりパソコンとネット環境があれば一通りのことはできます。
しかしこれだけだと、なかなか記事執筆がはかどりません。
単純にタイピングだけしていればいいわけではないからです。
ツールを使えば、実際に手を動かす作業を減らせたり、表現方法に悩んだりする時間を短縮できます。
・推敲に必要なツール
Webライティングにおいて、記事を書き終わった後の推敲はとても大切です。
なぜならどんなに内容が充実していても、ミスがあってはライターとしての信用に関わるからです。
具体的には以下のようなミスがあります。
- 日本語がおかしいところがある
- 誤字脱字が多い
- 漢字が多くて読みにくい
- どこかでみたことある記事
上記のようなことは避けなければなりません。
しかし気をつけてはいるものの、どうしても見落としがあることも。
そんな時はツールを使えば、かなりの確率でミスを回避することができます。
ただし無料ツールなどの場合、精度が低いことが多いです。
ツールはあくまで補助的なものだと認識しておきましょう。
キーワード選定ツール
キーワード選定に必要なツールを、以下で1つずつ紹介します。
- ラッコキーワード【旧:関連キーワードツール(仮名・β版)】
- Ubersuggest
・ラッコキーワード【旧:関連キーワードツール(仮名・β版)】
ラッコキーワードは、関連キーワードを調べることができるツールです。
特定のキーワードにプラスして、50音順、A~Zでも一覧で調べることができます。
また2語、3語といった複合キーワード(ロングテールキーワード)を調べることも。
こういった複合キーワードを記事の中に盛り込むことによって、記事の網羅性をより高めることができます。
使い方は以下の通り。
- アクセスする
- キーワードを検索欄に入力する
- 関連キーワードが一覧で表示される
他にもGoogleだけでなく「教えて!goo」や「Yahoo!知恵袋」からも関連キーワードの取得が可能。
質問サイトから情報を取得することで、よりユーザーの潜在ニーズを深掘りすることができます。
・Ubersuggest
Ubersuggestは月間の検索ボリュームを細かい数値で調べることができます。
グラフで表示されるので、月別の推移が一目でわかるのもメリット。
季節による需要なども把握できます。
また同時に『検索結果で上位表示される難易度がわかる』『競合サイトのトラフィック(検索流入)がおおよそわかる』といったメリットもあります。
ぜひUbersuggestを使ってみてくださいね。
利用する際は以下の手順に沿って使ってください。
- アクセスする
- キーワードを検索欄に入力する
- 言語を日本語に選択
- 検索をクリック
これでキーワードを調べることができますよ。
ただし、Ubersuggestの無料プランだと、1日に3回しか利用できません。
もっと多く使いたいときは有料プランの利用も検討しましょう。
ちなみに有料プランの金額は以下の通りです。
項目 | パーソナル | ビジネス | エンタープライス |
---|---|---|---|
管理サイト数 | 1~3 | 4~7 | 8以上 |
料金 | 2,999円/月 | 4,999円/月 | 9,999円/月 |
予算に余裕があるときの参考にしてくださいね。
文章作成ツール
文章作成についても、効率的に行うためのツールがあります。
- Google日本語入力
- Word
- なんもじnumMoji
Google日本語入力
Google日本語入力を使うと、タイピングにかける時間を大幅に削減できます。
入力した文字に対して候補を予測表示してくれるのです。
また過去に変換したことのある文字を学習して、次回から候補として表示してくれるようにもなります。
そのためタイピングが苦手な人でも、文字入力にかける時間を削減することができます。
無料でインストールして使えます。
また、実際にこのツールを使ってみると、過去の入力履歴の反映が便利でした!
入力途中で候補に上がってくるので、単語を最後まで入力する手間が省けます。
Word
Wordは文章を入力するだけならパソコンに標準搭載されているメモ帳やGoogleドキュメントでも可能です。
しかし効率的に記事執筆を行うには Wordが便利です。
Webライティングにおいて致命的ともいえる誤字脱字を自動で発見してくれます。
また詳細設定で、以下のような項目をカスタマイズすることもできます。
- 表現のゆらぎチェック(表記の違う言葉が文章中に混在すること)
- 漢字レベルチェック(小学1年生から常用漢字まで)
- 文体統一(です・ます調、だ・である調)
詳細設定の仕方は以下の通り。
- ファイルメニュー選択
- オプションを選択
- 文章校正を選択
- 各項目をカスタマイズする
試してみてくださいね。
Word
・なんもじnumMoji
ライティング中、気をつけなければならないことの1つに文字数があります。
決められた文字数に足りないのはもちろん、多すぎてまとまりのない文章になってしまうことも避けなくてはなりません。
それに付け加えて文字単価のように、案件によっては文字数と報酬が直結していることもあります。
そのため文字数を意識することはとても大事。
そんなとき、リアルタイムで文字数をカウントできるなんもじnumMojiがあると便利です。
サイトのフォーマット内に文章を入力することで、すぐに文字数が反映されます。
常に文字数の確認ができれば、書きながら調整することもできます。
また文章をコピペして調べる手間が省けるのもメリット。
辞書ツール
ライティングをしていると、表現の言い回しや表記に迷うことも。
そんな時に使えるのが辞書ツールです。
- weblio類語辞典
- 連想類語辞典
・weblio類語辞典
同じ意味でも、選ぶ言葉によって読み手の印象は変わります。
また参考にした記事の言葉をそのまま書くとコピペになってしまうことも。
表現について迷ったときはweblio類語辞典で調べてみましょう。
ちょうど当てはまる言葉が見つかるかもしれません。
例えば「類語」で調べてみると、以下のような言葉が出てきます。
- 類義語
- 同義語
- 同意語
- シノニム
また言葉の意味も調べられるので、国語辞典のような使い方もできます。
・連想類語辞典
連想類語辞典は類語に加えて、連想される表現も調べられるツールです。
つまり言葉だけでなく、関連する表現やイメージも教えてくれます。
例えば先ほどと同じく「類語」で調べた場合、連想される言葉は以下のようになりました。
- 通じるところがある
- 面影がある
- 区別できない
- どっちもどっち
また一覧で出てきた単語はそれぞれクリックができるので、さらに調べていくことができます。
つまり芋づる式のように次々と調べられるため、表現力がどんどん広がるということ。
読み手が受ける印象もずいぶん変わるでしょう。
文章校正ツール
記事を書き終えたら、最後のチェックは必須です。
せっかく読者に刺さる記事が書けても、誤字脱字や不自然な文章になっていると台無し。
ツールを使ってしっかりチェックしましょう。
- 漢字使用率チェッカー
- 帯3
・漢字使用率チェッカー
漢字使用率チェッカーでは、文章中にどれだけの割合で漢字が使われているか確認できます。
文字数に対しての漢字率がパーセンテージで算出されるので、具体的でわかりやすいのもメリット。
使い方は簡単で、フォーマットの中に文章をコピペするだけです。
ツール内では、漢字の割合と文章の読みやすさについて、以下のように定義されています。
- 20%以下:締まりがない文章
- 30%前後:最も読みやすい文章
- 40%以上:硬い感じの文章
記事の内容やターゲットとなる読み手によっては上記の通りではないかもしれません。
しかし数字で示してくれるので、ひとつの目安になります。
・帯3
帯3は、文章の難易度を測れるツール。
こちらも文章をコピペするだけで簡単に使えます。
文章難易度は「小学1年生〜大学・一般」までの13段階で表示。
Webライティングにおいては、中学3年生レベルを目指すといいといわれています。
そうすることで、「パッと見ただけで、だいたいが理解できる」文章になります。
つまり幅広い層のユーザーに優しい文章になるということ。
こちらも客観的に確認できるので、目安にするといいでしょう。
コピペチェックツール
Web上の記事を参考にライティングしていると、意図せずとも似たような文章になってしまうことがあります。
万が一コピーコンテンツと判定された場合はGoogleからの評価が下がるだけでなく、ペナルティの対象となることも。
コピペと判断されることは、絶対に避けなければなりません。
該当する箇所がないか、ツールを使ってしっかり確認しましょう。
- こぴらん
- Copy Content Detector
・こぴらん
こぴらんは無料で使える簡易コピペチェックのツールです。
使い方はフォーマット内に文章を貼り付けるだけ。
チェックボタンを押すと、文章が句点などで一文ずつに分けられます。
一文は25文字〜80文字。
さらにそれぞれの文に似た文章を検出し、同じ文が使われている実際のWebページを教えてくれます。
検出にかかる時間も1分程度と短いので、簡単にコピペを確認することができます。
・Copy Content Detector
Copy Content Detectorも無料で使えるコピペチェックツールです。
回数制限はなく、一度に4000文字までチェックできます。
こちらも使い方は文章を貼り付けてチェックするだけ。
結果は以下の3段階で、文章が一覧に表示されます。
- コピーの疑い(赤色の警告で表示)
- 要注意(オレンジで表示)
- 良好(緑で表示)
また類似度がパーセンテージで表示されるため、より具体的に確認することができます。
まとめ
この記事を読んで、Webライティングに必要なツールは何か分かりましたね。
もしあなたが「読まれる記事を効率的に書きたいな」「客観的に記事のチェックをしたい」と思うのであれば、この記事で紹介したツールを使うのがおすすめですよ。
記事で解説したように、ツールを使うメリットは大きいからです。
実際に以下のようなメリットがありましたよね。
- Web上から最適な情報を提示してくれる
- データをもとに数値として表してくれる
- ミスを自動でチェックしてくれる
- コピペなどのトラブルを未然に防ぐ
自分だけでは判断が難しいことでも、ツールの活用によってグンと記事の質が上がることがわかりました。
このことから効率的にライティングをするためにも、ツールの活用がおすすめです。
自分に合ったツールを見つけてくださいね!
コメント
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