【コピペOK!全23種類】強調記号の使い方と読み方|括弧や引用府を文章に使う意味が5秒でわかる

強調記号

「強調記号ってどんな種類があるのかな?」

「読み方や使い方って決まっているのかな?」

文章を書いているときにこのような疑問を持つ人も多いはず。

すべての強調記号を上げるときりがありませんが、使われることが多い強調記号のみをピックアップすると、23種類あります。

そしてこれらの強調記号の使い方は厳格には決められていません。

ただし『セリフには括弧を使うのが一般的』など、暗黙のルールがある程度あります。

つまり『厳格なルールはないが暗黙のルールはある』がために、強調記号の使い方は少し複雑であるともいえるのです。

これでは文章を書くときに困りますよね。

そこでこの記事では強調記号の使い方・読み方・顔文字や強調記号アートなどといった応用的な使い方を解説します。

現役のWebライティング講師が豊富な例文を用いて1つずつ丁寧に解説していますので、文章を書くのが苦手な方でもすぐに理解できる内容になっています。

読み終えるころには強調記号を上手に使った文章を書けるようになり、わかりやすくて読みやすいのはもちろん、読み手のココロに響く文章を執筆できるようになっていますよ。

文章は『強調記号』でわかりやすくなる

強調記号を使うことで、文章は格段に読みやすくなります。

この章では、そもそも『強調記号とはなにか』『メリットがあるのか』について解説します。

強調記号とは

強調記号とは、文章を強調するために使う記号のこと。

具体的には以下のような記号を指します。

【コピペOK!強調記号一覧】

強調記号読み方
「」かぎ括弧
ひっかけ
 『』二重かぎ括弧
二重ひっかけ
〈〉山括弧
山パーレン
ギュメ
≪≫ダブルギュメ
〔〕亀甲括弧
〘〙二重亀甲括弧
 ()丸括弧
小括弧
パーレン
⦅⦆二重丸括弧
{}波括弧
中括弧
ブレース
【】すみつき括弧
〖〗隅付き白括弧
アポロストロフィー
‘’シングルクオーテーション
単一引用府
一重引用符
“”ダブルクォーテーション
ダブル引用符
二重引用符
〝〟ダブルミニュート
感嘆符
疑問符
読点
句点

中点
中黒
コロン

縦の三点リーダー
横の三点リーダー



左矢印
上矢印
右矢印
下矢印

ひょっとすると「あっ、これ見たことある」「この記号はこうやって読むのか」となる人もいるハズ。

強調記号は小説・論文・ビジネス書・ブログ・メルマガ・教科書・広告・チラシなど、実に様々な媒体で使われています。

そのため一度は見たことがある人も多いでしょう。

強調記号を使うことで、読者に情報を強調して伝えることができます。

各強調記号の使い方や例文は後述しますね。

【強調記号のメリット】文章に使うとわかりやすくなる

強調記号を用いることで、読者にとってわかりやすい文章を書くことができます。

理由は、文章にメリハリがつくからです。

たとえば、以下の文章ではどちらが読みやすいでしょうか?

【強調記号がない例文】
わかりやすい文章には強調記号を使うのがおすすめ。実際にライターの〇〇さんも、や・に加えて重要なところでは“”を多用している

【強調記号がある例文】
わかりやすい文章には『強調記号』を使うのがおすすめ。実際にライターの〇〇さんも『、』や『・』に加えて、重要なところでは『“”』を多用している

後者は区切りやアクセントでメリハリがついており、前者に比べて読みやすいですよね。

そのため、強調記号を用いてメリハリのついた文章を書くようにしましょう。

『デザイン』なしで強調できる

強調記号を用いることで、フォントや色の変更なしで強調することができます。

これはビジネスでフォーマルな文章が失礼にあたる場合や、ライターとしてデザインの指定がある場合に、非常に役立ちます。

【例文1:文字の太さを変更】
伝えたいことを強調するには、強調記号を用いることがおすすめ

【例文2:強調記号】
伝えたいことを強調するには、『強調記号』を用いることがおすすめ

例1の方法だと、デザインの変更ができない場合には使えません。

しかし、例2はデザインを変えることなく強調できるため、ビジネスやライターの仕事でも使うことができます。

そのためデザインの変更ができない場合には、強調記号を使って文章を書くようにしましょう。

強調記号の種類・例文・使い分けるポイント

ここからは、強調記号の『種類』と『使い分けるポイント』について、実例を交えながら解説していきます。

「」(鍵括弧・ひっかけ)

「」(鍵括弧・ひっかけ)を使用する場面は、主に以下の3つ。

  1. 心情
  2. セリフ
  3. 引用する言葉

実際に、これらを場面ごとに使い分けてみましょう。

【鍵括弧を使った例文1:心情】
手紙を書いているとき、「ここは強調記号を使って、しっかり伝えよう」と思った

【鍵括弧を使った例文2:セリフ】
彼は「強調記号を用いて、わかりやすい文章を書くべきだ」といった

【鍵括弧を使った例文3:引用】
公式サイトでは、「強調記号を用いることで、わかりやすい文章が書ける」と述べられている

同じ鍵括弧でも、場面ごとに役割が違うことがわかりますよね。

鍵括弧を使用する場合は、上記3つのパターンを使い分けましょう。

『』(二重鍵括弧・二重ひっかけ)

『』(二重鍵括弧・二重ひっかけ)を使用する場面は、主に以下の2つ。

  1. セリフ以外の強調
  2. 「」内のセリフ

実際に、使い分けてみます。

【二重鍵括弧を使った例文1:セリフ以外の強調】
文章にメリハリをつけるため、『強調記号』を使いましょう

【二重鍵括弧を使った例文2:「」内のセリフ】
〇〇は、「わかりやすい文章を書くため、『強調記号』をうまく使う必要がある」といった

それぞれ役割の違った使い方ができていますよね。

二重鍵括弧を使用する場合は、上記2つのパターンを使い分けるようにしましょう。

〈〉(山括弧・山パーレン・ギュメ)

〈〉(山括弧・山パーレン・ギュメ)の使い方は主に3つあります

  1. 見出し
  2. タイトル
  3. 引用

山括弧で興味深いのは引用で使われるということ。

例えば以下のような文章で使われます。

【山括弧を使った例文】
〈引用:○○より ○○年〇月〇日〉

この形式はWeb記事だとあまり見かけませんが、オフライン世界での書籍では頻繁にみられる用いられ方です。

引用先を強調させたいときは、このように山括弧を使うとよいでしょう。

山括弧と<>(不当号)と間違えないように注意

〈〉(山括弧)は引用だけでなく文章や特定の単語を強調させるときにも使いますが、そのときは<>(不等号)が使われていないかをチェックしましょう。

不等号とは算数や数学で使われる『数字の大小や順序を表す記号』のこと。

この不等号を使うと、文章に若干の違和感が生まれます。

【山括弧】
〈不等号ではなく山括弧を使おう〉

【不当記号】
<不等号ではなく山括弧を使おう>

山括弧だと強調しすぎることなく文章に目線を誘導できますが、不等号だと少しキツイ感じがしますよね。

角度や線の長さが若干異なるために、見た目の感覚も異なってしまうのです。

そのため、見出しや引用に使うのは山括弧にするよう気をつけて下さい。

≪≫(ダブルギュメ)

≪≫(ダブルギュメ)は日本語というよりも欧米でよく使われる強調期号です。

具体的には以下のように特定の文章や単語を強調させるケースで使われます。

【ダブルギュメを使った例文】
≪POINT≫

ひょっとすると洋文の小説などで見たことがある人もいるかもしれませんね。

と言いますのも、アルファベットを強調させるときは他の強調記号よりもダブルギュメを使う方が文章のバランスが良くなるのです。

【ダブルギュメを使った場合の例文】
≪GOOD≫

【二重鍵括弧を使った場合の例文】
『GOOD』

二重鍵括弧を使うよりも、ダブルギュメを使った方が不思議としっくりきますよね

例文からわかりますように、ダブルギュメは日本語よりもアルファベットなどの洋文を強調させるときに最適な記号です。

したがって論文等でアルファベットを強調させる必要があるときは、ダブルギュメを使ってください。

〔〕(亀甲括弧)

〔〕(亀甲括弧)には主に以下2つの使い方があります。

  1. 文章の強調
  2. 補足説明

文章の強調は他の記号でもできます。

そのため亀甲括弧を使うのは基本敵に、以下のように補足説明の時に限定させるとよいでしょう。

【亀甲括弧を使った例文】
記事の内容〔タイトル・見出し・本文〕はわかりやすく書きましょう。

このように補足説明にのみ亀甲括弧を繰り返し使うことで、読者は亀甲括弧を見つけたときに『この文章は補足事項だな』と本能的に察するようになります。

その結果、その文章は読者にとってわかりやすい文章となるのです。

したがって亀甲括弧を使うときは、補足説明の身に限定させるとよいでしょう。

〘〙(二重亀甲括弧)

〘〙(二重亀甲括弧)も文章中の特定の単語を強調するときに使います。

その中でも以下のように『複数の強調記号が使われている中で、特に強調させたい単語があるときに使う』のが一般的になっています。

【Web記事における漢和辞典の例文】
〖名〗(『つむじ』の転)

上記の例だと強調単語が3種類使われていますが、見かける気概が少ない二重亀甲括弧が一番目立っていますよね。

このように『強調記号を併用する際、一番強調させたい単語があるとき』に二重亀甲括弧を使うとよいでしょう。

():丸括弧・小括弧・パーレン

()【丸括弧・小括弧・パーレン】は文章のなかで、なにか情報を補足するときに使用することが多いです。

実際に使うと、以下のようになります。

【丸括弧を使っていない例文1】
文章に慣れるために、まず本を読みましょう。これは、電子書籍でも構いません。

【丸括弧を使った例文1】
文章に慣れるために、まず本(電子書籍を含む)を読みましょう。

【丸括弧を使っていない例文2】
家賃は、月々75,000円です。
これは、駐車場代、光熱費込みの価格です。

【丸括弧を使った例文2】
家賃は、月々75,000円(駐車場代、光熱費込み)です。

このように丸括弧を使うことで、前の単語を端的に説明することができます。

そのため、あとから文章で説明されるよりもスッと情報が入りやすいです。

そのため、足りない情報がある場合には丸括弧を使って補足しましょう。

⦅⦆(二重丸括弧)

⦅⦆(二重丸括弧)は注記を記す際に使われることが多いです。

【二重丸括弧を使った例文】
仕事をするときは規則を守りましょう。
⦅注:難しい場合はご相談ください⦆

『括弧だと強調が弱いけど、隅付き括弧だと強調が強すぎるな』というときに二重丸括弧を使うとよいでしょう。

{}(波括弧・中括弧・ブレース)

{}(波括弧・中括弧・ブレース)は文章というより以下のケースで使われます。

  1. 数学の集合
  2. プログラミング

具体的に言いますと、以下のように使われます。

【波括弧を使った例文1:集合】
A{5,6,7}、B{1,2,3,4,5,6,7}の時

【波括弧を使った例文2:プログラミング】
hr{
height: 0;
border: 0;
}

したがって波括弧を文章で使うことはあまりありません。

特別な理由がない限りは、他の強調記号を使うとよいでしょう。

【】(隅付き括弧)

【】(隅付き括弧)を使用する場面は、主に以下の2つ。

  1. 見出し
  2. タイトル(題名)

隅付き括弧は、『なにについて述べているか』を明確にするために使用します。

この記事でも【例1】【例2】のように、『これは例です』ということがわかるように使用しています。

これも、別の方法で使ってみましょう。

《隅付き括弧を使った例文1》
【強調記号の使い方について】
以下本文~

《隅付き括弧を使った例文2》
【題名】強調記号の使い方講座
【日時】◯年×月△日
【場所】メインホール

このように、なにを述べているか明確にさせる場合には、隅付き括弧を使って表現しましょう。

〖〗(隅付き白括弧)

〖〗(隅付き白括弧)は主に漢和辞典での『常用漢字以外の文字』で使われます。

具体的には以下の通り。

【漢和辞典の例文】
辻〖辻※〗
※つじは2004年に策定された規格「JIS2004」から『辻』が一般表記に変更されています。なお、この例文ではWeb上の表現の理由で同じ『辻』という文字で記入しています。

要するに隅付き白括弧は少し特殊な事例に使われることが多いようです。

一般的ではないが気を付けてほしい点があるときに、隅付き白括弧を使うとよいでしょう。

‘(アポロストロフィー)

『’(アポロストロフィー)』を使う場面は基本的に英文に限られています。

  1. 英文で複数を表現するとき
  2. 英単語を省略させるとき
  3. 英文で所有者を明示させるとき

これらを例文にすると以下の通り。

【複数を表現する例文】
We love 60’s fashion

【所有者を明記する例文】
Mike’s desk

【英単語を省略させる例文】
I am ⇒ I’m

英語を複数系にするときは該当単語に『s』や『es』を付けるのが一般的ですよね。

しかし数字を複数系にすると『60s』となり、複数系であることを見落とすリスクがあります。

そのため「これは複数形ですよ」と読者にパッと見でも理解できるように、アポロストロフィーで強調するようになったようです。

また所有者や省略させる際にアポロストロフィーを使うようになったのも同様の理由で、『誤読を防ぐため』『誤字脱字でないことを強調するため』です。

したがって英文を執筆する際に複数・所有者・省略表記をすることになったのであれば、アポロストロフィーを使ってください。

‘’ (シングルクオーテーション)

『‘’ (シングルクオーテーション)』はすでに『“”(ダブルクォーテーション)』が使われている英文章の中にセリフを入れたいときに使います。

【シングルクオーテーションを使った例文】
The woman said “A man asked us ‘Do you have time?’ 1 week ago.
その女性は言いました『ある男性が1週間前に「お時間はありますか?」と我々に尋ねてきたんだよ』。

このようにダブルクォーテーションを使った後に、セリフなどといった何かを強調させたい場合でシングルシングルクオーテーションは使われます。

英文章を書いているときに、1つの文章内で2つの内容を強調させたいときに使ってみてくださいね。

“”(ダブルクォーテーション)

『“”(ダブルクォーテーション)』ダブルクォーテーションは一般的に横書きの日本語分野英文に使われます。

実際に使った例文は、以下のとおり。

【ダブルクォーテーションを使った日本語の例文】
昨日はずっと食べたかった“ギョーザ”を食べた

このように日本語を横書きで記した場合は、ダブルクォーテーションを使用して強調するようにしましょう。

もちろん、先ほどご紹介したように英文で強調する場合にも使用されます。

【ダブルクォーテーション英語の例文】
The language “meatshop” is a compound consisted of “meat” and “shop.”
肉屋という言葉は『肉』と『店』で構成されたものです

英語で強調する場合は間違っても鍵括弧等を使わないように気を付けましょう。

〝〟(ダブルミニュート)

『〝〟(ダブルミニュート)』はその形が『“”(ダブルクォーテーション)』によく似ていますが、一般的に縦書きで使用する強調記号になります。

なぜなら、濁点のある文字では読みにくくなるから。

たとえば〝ギョウザ、〟のように横書きで使用すると、濁点や読点が重なって文字が読みにくくなります。

そのためダブルミニュートは以下のように縦書きの際に使うようにしましょう。

【ダブルミニュートを使った縦書き日本語の例文】






※Web上の表現の理由で横書きに使うダブルミニュートを使っています

横書きで使うよりも縦書きで使った方が見やすいですよね。

そのためダブルミニュートは縦書きの際に使ってみてください。

!(感嘆符)

『!(感嘆符)』は単語ではなく、その文章がもつ意味合いを強調させるときに使う記号です。

  1. 文章がもつ意味合いを強める
  2. 元気な印象を植え付ける

【感嘆符なしの例文1】
この包丁は軽くて使いやすいので、女性におすすめです。

【感嘆符ありの例文1】
この包丁は軽くて使いやすいので、女性におすすめです!

【感嘆符なしの例文2】
お疲れ様です。

【感嘆符ありの例文2】
お疲れ様です!

感嘆符があることにより、直前の単語の『おすすめ』の意味合いが強調されていますよね。

それだけでなく強調記号を使った後者の文章のほうが印象が強く、迫力があります。

そのため感嘆符はマンガや小説のセリフ、キャッチコピーなどのように『読者の印象に残すことが重要となる文章』に使われることが多いです。

また、同じ『お疲れ様です!』という言葉でも感嘆符の有無で印象が変わりますよね。

前者の方が元気いっぱいの印象を見受けます。

このように「この文章を読者の脳裏に刻み込みたい!」や「自分が元気であることを端的に表現したい!」というときに、感嘆符を使ってみてください。

?(疑問符)

読者とまるで会話をしているかのような文章を書きたいときは、『?(疑問符)』を使いましょう。

疑問符を使うことで『実際に質問をされている感』を生み出し、読者との心理的距離感を縮められるからです。

例えば質問をされるときに以下2つの文章では、どちらに『実際に質問をされている感』を抱くでしょうか?

【疑問符なしの例文】
女性としては、できるだけ軽い包丁を使いたいですよね。

【疑問符ありの例文】
女性としては、できるだけ軽い包丁を使いたいですよね?

前者は断言されている感じがして『決定事項』のような印象を見受けますが、後者は同意を求められているような感じがしますよね。

つまり、同じ文章であるにもかかわらず質問をされている感、つまりは話しかけられている感が強まっているわけです。

このように読者との距離感を縮めたいときは、疑問符を使ってみるとよいでしょう。

、(読点)を使う

『、(読点)』の主な使い方は、以下の4つ。

1.区切るとき
2.接続詞のあと
3.長い主語のあと
4.名詞を並べるとき

それぞれの例は、以下のとおりです。

【読点を使った例文1:区切るとき】
当時の家政婦、〇〇さんが見ていた

【読点を使った例文2:接続詞のあと】
しかし、〇〇だ
なぜなら、〇〇だから

【読点を使った例文3:長い主語のあと】
2ヶ月間ずっと勉強してきたわたしは、明日のテストでいい点が取れるだろう

【読点を使った例文4:名詞を並べるとき】
強調記号には括弧、句読点、感嘆符、疑問符などがある

それぞれ、場面ごとに役割が異なります。

そのため、読点をテキトーに使うのではなく、主に上記4つの場面で使用しましょう。

。(句点)を使う

『。(句点)』は文章を終わらせる際に使う強調記号を指します。

先ほどの句点は『文章が終わっていない』ことを強調しますが、句点がある場合はその文章が句点のある時点で終わっていることを意味するわけです。

【句点の例文】
今日は暑い。かき氷を食べたいな。

【読点の例文】
今日は暑い。かき氷を食べたいな、

句点の例文は「文章が終わっている」とわかりますが、読点の例文では「ん? 続きは?」となりますよね。

これが句点と読点の違いになります。

なお、句点を使う際の注意点としては『会話文の最後に句点は使わないこと』です。

どういうことかと言いますと、以下の例文を見てみてください。

【正しい句点の使い方】
「明日は雨か。傘を準備しておくか」

【間違った句点の使い方】
「明日は雨か。傘を準備しておくか。」

会話文の途中であれば句点は使ってもよいのですが、最後には打たないのが一般的です。

初心者の方はココを間違えやすいので、気をつけて下さいね。

・(点・中点・中黒)を使う

『・(点・中点・中黒)』を使う場面は、主に以下の2つ。

  1. 箇条書き
  2. 要点をはっきりさせる場合

たとえば以下の2つの例では、どちらの文章が読みやすいでしょうか?

【点を使わない例文】
強調記号には、読みやすい、わかりやすい、デザインにとらわれないといったメリットがあります。

【点を使った例文】
《強調記号のメリット》
・読みやすい
・わかりやすい
・デザインにとらわれない

後者は中黒を使った箇条書きで整理されており、ひと目で『強調記号のメリット』が理解できます。

そのため、箇条書きで要点を整理させる場合には、『・』を使うようにしましょう。

:(コロン)

『:(コロン)』は『つまり』や『たとえば』のように、なにかを説明するときに使用します。

実際に使用した文章が、以下のとおり。

【コロンを使わない例文1】
強調記号:括弧、句読点、感嘆符、疑問符などのこと

【コロンを使った例文2】
強調記号を使うと文章がわかりやすくなる。
例:文章に親しみを出すために『感嘆符』を使いましょう。

このようにコロンは、なにかを説明するときに使うのが適切です。

…(三点リーダー)

『…(三点リーダー)』は文末もしくは文頭に設置して使う強調記号です。

三点リーダーを使うことでこちらの心情や状況を強調させることができます。

【三点リーダーを使った例文】
……それは本当か?

【三点リーダーを使っていない例文】
それは本当か?

前者だと三点リーダーを使うことで『聞いてから発言するまでに間』があることがわかります。

そのため『すぐに発言ができないほど動揺している』のか『少し考えてから発言している』ことが読み取れますよね。

その一方で後者は「待ってました!」とでも言わんばかりに、すぐに返答していることがわかります。

そのため前者ほどの動揺や熟考はないと理解できます。

このように同じ文章であっても、三点リーダーを使うことでその人の心情やその場の状況を表現できます。

もしも文章に心情や状況を表現する要素をプラスさせたいのであれば、三点リーダーを使いましょう。

←↑↓→(矢印)を使う

『→(矢印)』は、主に以下の2つで使用します。

  1. 流れ
  2. 説明

実際に使った文章は、以下のとおり。

【矢印を使った例文1:流れ】
文章を書く→強調したい部分を決める→『強調記号』の種類を決める→実際に当てはめる

【矢印を使った例文2:説明】
強調記号とは?
→括弧、句読点、感嘆符、疑問符のことを指す

このように矢印を使うことで、具体的な内容や方法を読者にわかりやすく提示できるのです。

そのため、手順や内容の説明をする際には矢印を使用して、読者が読みやすくなるように書きましょう。

文章に強調記号を使う際の注意点は2つ

強調記号を使用するうえで、注意すべき点は2つあります。

  1. 全文のバランスを意識して使う
  2. 統一して使う

全文のバランスを意識して使う

強調記号は文章全体のバランスを意識して使いましょう。

使いすぎる、つまり強調する部分が多いと読みにくくなるからです。

たとえば、以下の文章。

【強調記号が多すぎる例文】
文章を書くとき『強調記号』を使うことで、『わかりやすい文章』になるので、非常に『おすすめ』です

【旧長期号が適量の例文】
文章を書くとき『強調記号』を使うことで、わかりやすい文章になるので非常におすすめです

前者は『』を多用しており、読者になにを強調して伝えたいのかわかりにくいです。

後者は『強調記号』に絞って使用しているため、重要な部分が理解しやすいですよね。

このように強調記号は、特に強調したい部分に絞って使うようにしましょう。

強調記号は統一して使う

強調記号を使うときは、必ず統一して使いましょう。

具体的に言いますと『セリフには鍵括弧を使う・強調するときは二重鍵括弧を使う・タイトルや見出しには隅付き括弧を使う』などといったレギュレーションを設けるということです。

そうしなければ文章がグチャグチャになってしまい、結果的に読みにくくなってしまうからです。

例えば以下のような文章があったとき、どちらの方が読みやすいでしょうか?

【強調記号の使われ方に統一性がない】
「明日は遠足だね」と彼は言った
『そうだね』私はそう答えた
【明日は晴れるかな】と彼が聞いてきた
⦅天気予報によると、明日は〔晴れ〕みたいだよ⦆と私が答えたら、彼は(やった!)と喜んでいた

【強調記号の使われ方に統一性がある】
「明日は遠足だね」と彼は言った
「そうだね」私はそう答えた
「明日は晴れるかな」と彼が聞いてきた
「天気予報によると、明日は『晴れ』みたいだよ」と答えたら、彼は「やった!」と喜んでいた

前者はセリフ文が様々な強調記号で表現されているために、『人が話しているのか、それとも単語が強調されているのか?』がぱっと見で理解できません。

そのため混乱しやすく、わかりにくい文章といえます。

その一方で後者はセリフ文がすべて括弧で統一されており、どの文章が会話文なのかが一目でわかります。

この読みやすさの違いから言って、強調記号は統一して使うべきであることがわかりますよね。

したがって強調記号を使う際はまずレギュレーション等を設けて、意味合いごとに統一性を持たせるようにしてください。

そうするだけで、読者はぱっと見でも文章の内容を理解できるようになります。

【強調記号の応用例1】顔文字を作れる

強調記号の主な使い方は文字を強調させることにありますが、実は使い方は他にもあります。

その代表的な例が顔文字です。

顔文字とは括弧などといった強調記号にその他記号や一般文字を交えて、人の顔を表現する技法を指します。

同じ文章だったとしても顔文字を使うことで、読み手は書き手の心情を読み取りやすくなります。

【顔文字がある例】
えっ?ホントに?( *´艸`)

【顔文字がない】
えっ?ホントに?

前者だと「えー? そんなことも知らないの?(笑)。ぷー、クスクス」のようにフランクな印象を受けますよね。

しかし後者だと「え? 本気で言ってる?」のような、何か深刻な感じがします。

同じ文章であるにもかかわらず、顔文字の有無だけでこれだけ印象が変わってしまうのです。

そもそもコレはすべての連絡ツールに通じる話なのですが、基本的に文字だけではこちらの感情(喜怒哀楽など)まで相手に伝わりません。

文字で伝えられるのは情報(今日は2時に集合など)だけだからです。

これがメールやLINEなどのやり取りで恋人や友人との間にトラブルが発生する理由になります。

そのため「この文章だけだとこちらの意図が伝わらず、勘違いされるかも?」というときは、強調記号を用いて顔文字を使うとよいでしょう。

そうすることで、互いの心情がすれ違う確率をグっと減らせます。

なお、顔文字はメールの文中で『顔文字』と入力することで、以下のようなものがたくさん出てきます。

【コピペOK!顔文字一覧】

強調記号を使った顔文字おおまかな意味
!(^^)!おっ、それいいね!
(#^.^#)ありがとう!
(>_<)いやー、おかげで助かったよ!
(‘_’)へー、そうなんだ
(ノД`)・゜・。ホントごめん…
(‘Д’)そうなの!?
<`ヘ´>そんなの知らん!
m(__)mお願いします
(;一_一)それはマズいね(汗)

顔文字の場合だと基本的に丸括弧が使われることが多いのですが、その他にも不当記号や感嘆符など、実に様々な強調記号が使われていますよね。

そのためいろんな感情を端的に伝えられます。

しかもこれらはすべてWordにて『顔文字』と入力し、変換させて入手しただけのものです。

つまり、多種多様な顔文字をだれでも簡単にGetおよび使うことができるわけです。

この他にも100~200種類以上のものがありますので、どんどん使ってみてくださいね。

【応用例2】強調記号アートを作れる

強調記号を使うことで顔文字だけではなく、実は『強調記号アート』なるものも創出できます。

強調記号アートとは強調記号と一般的な文字や記号を組み合わせた、とても独特な表現方法のこと。

Twitterやメルマガなどでよくみられる手法のことですね。

顔文字の作成に慣れてきた人は、以下のような強調アートを作ってみるとよいでしょう。

【コピペOK!強調記号アート一覧】

強調記号アート
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メルマガ素材(最終閲覧日2021年11月1日)

これらを文章に使うことで、他の人が書いたものとは一線を画す表現が可能になります。

実際に、これらが使われる文章と不使用のものを比べてみると、インパクトにかなりの差があります。

【強調記号アートがない例文】
本日よりセール開始

【強調記号アートを使った例文】
┌──[ News ]──┐
本日よりセール開始
└────────┘

どう見ても、前者の方が目を引きますよね。

同じ文章・情報内容でも強調記号アートの有無で、印象にこれだけの差があるわけです。

「文章だけでは味気ない」「この文章・情報を読者の印象に残したい!」というときは、表に記載したものをそのままコピペして使ってみてくださいね。

【2ステップ】強調記号アートを5秒で作る方法

ここまで『強調するために使用する記号』について、紹介してきました。

しかしフォーマルな場面では、強調記号を使用しなくても遊び心のある文章が書けます。

たとえば、以下の文章。

_人人人人人人人人人人_
> 強調記号を使おう <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

あなたもTwitterやブログで、一度は見かけたことがあるのではないでしょうか?

特別な記号はなく、『Y』『人』『_』『 ̄』『>』『<』『^』という文字でできています。

このように、一般的な文字を使用した場合でも、『強調記号を使おう』というメッセージが読み手に強く伝わりますよね。

そのため、一般的な文字も使い方によっては、強調記号として遊び心のある文章が書けるのです。

ちなみにこれは、『突然の死ジェネレーター』というサイトで簡単に作ることができます。

手順は以下のとおり。

  1. 突然の死ジェネレーターにアクセス
  2. 「なにか文字を入れてちょんまげ」のところに、強調したい文字を入れる
  3. できあがった文章が下に表示されるので、コピー
  4. 作成中の文章に貼り付ければ、完成

だれでも5秒あれば、上記のような強調文章を作ることができます。

ビジネスシーンなどのフォーマルNGの場合には使えませんが、場面によっては遊び心のある文章を作れますよ。

知ってる?イラスト版強調記号もある!

「白黒ではなく、カラフルな強調記号を使いたい!」というときは、イラスト素材を使ってみるとよいでしょう。

そうすることで、色覚的にも目立たせることができます。

PIXTA|強調記号のイラスト素材』であれば、色付けされた強調記号がたくさん出てきます。

PIXTAのイラストを利用するのであれば、以下の手順に沿って利用してくださいね。

  1. 希望するイラストをクリック
  2. 『単品購入』か『定額制』をクリック
  3. 希望するサイズをクリック
  4. 『カートに追加する』をクリック
  5. 『カートに移動する』をクリック
  6. 『会員登録して購入』をクリック
  7. 個人情報等を入力
  8. 支払いを済ませる

これでダウンロードできます。

ただしPIXTAの場合だと無断利用・転載が固く禁じられています。

詳しいことは『PIXTA|利用規約』に記載されていますので、利用する前にチェックしてみてください。

ちなみに、もしも「タダでカラフルな強調記号を使いたい!」のであれば、強調記号の文字色を変更するとよいでしょう。

WordPressであればHTMLコードの変更もしくは新たに記入をすることで、以下のように変えられます。

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いろいろと試してみてくださいね。

英語だと強調の目的で括弧を使わない

英語では強調することを目的に、括弧を使わないようにしましょう。

なぜなら基本的なルールとして、英文では『括弧』を含む記号を使わないから。

たとえば、「英語の文章では、括弧を使用しない」という文章。

【英文で鍵括弧を使った例文】
Do not use『parentheses』in English sentence.

改めて見ると、とても不自然ですよね。

そのため英文を記載するときは括弧は使わないようにしましょう。

もしも英文で協調をしたいのであれば既述したダブルクオーテーションを使うか、イタリック体を使用しましょう。

イタリック体とは斜体、つまり文字を斜めにさせる技法のこと。

具体例は、以下のとおり。

【例】
Write English sentence in Italics.

このように英文ではイタリック体にすることで、『Italics』を強調することができます。

Wordであれば以下の手順でイタリック体を利用できます。

  1. Wordで文章を打ち込む
  2. 強調したい部分を選択する
  3. ホームのフォント欄を開く
  4. 下段の左から2番目にある『I』をクリック
  5. 選択した文章が、イタリック体に変換される

5秒でできますので、試してみてくださいね。