オウンドメディアのライター募集方法5選|記事は自社作成と執筆代行への依頼どっちがいい?

オウンドメディア ライター

オウンドメディアへの集客にお悩みではありませんか?

自社メディアを運営する以上は、多くの人にサービスや製品を知ってほしいですよね。

できることなら、自社の顧客をもっと増やしたいはず。

そんなときは、スキルを持ったライターに記事執筆を依頼するのがおすすめ!

実際に、オウンドメディアの成功を左右するのはコンテンツの質です。

専門知識を持ったライターが確保できれば、記事のクオリティを維持することができます。

しかし、そのようにスキルを持ったライターは、どのように探せばよいのでしょうか。

そこでこの記事では、ライターの探し方について解説します。

オウンドメディア運用を成功へと導くために、ぜひ参考にしてくださいね!

Webライター募集
法人化・事業拡大に伴いWebライター積極採用中
錦橋慶叡
編集した人
錦橋慶叡

SEOライター兼コンテンツディレクター。編集プロダクションでの勤務を経て独立→法人化。現在は事業拡大に伴い、TwitterにてWebライターを積極採用中。これまでに累計400人以上ものWebライターを指導。「文章でメシを食っていきたい!」と考えている人を最短最速でレベルアップさせるのが使命であり生きがい。

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オウンドメディア運営者必見!ライターの探し方

オウンドメディアのライターの探し方5つと、費用の相場をご紹介します。

  1. 自社のオウンドメディアで募集
  2. クラウドソーシング
  3. indeedなどの求人サイトで募集をかける
  4. 編集プロダクション
  5. 番外編|SNSで募集をする

自社のオウンドメディアで募集

自社のオウンドメディアでの募集は、そのメディアへの関心を持ったライターが集まりやすいといったメリットがあります。

すでにサイトは確認済みの場合が多く、コンセプトやテーマについて共感を得られている可能性が高いからです。

そのため、記事内容のすり合わせもスムーズに行えるでしょう。

また直接契約を結ぶため、広告料や仲介料など、募集にかかる費用を抑えられるのもメリットです。

かかると言ったら、Wordpressの運営(維持)費用ぐらいです。

【Wordpressの運営費用例】

費用内訳初期費用月々の利用料金
ドメイン料金(JP)4,600円/年※0円
エックスサーバー3,300円1,100円(1年契約)
cocoon(Wordpressテーマ)0円0円
それぞれの合計費用7,900円1,100円(13,200円/年)
Googleドメインの場合

このようにWordpressの運営費は年間20,000円前後と、ほとんどかかりません。

これは最大のメリットといえます。

ただしオウンドメディアでライターを募集をする場合だと、自社サイトがある程度の確立、つまりは検索結果で上位表示もしくはSNSで多くのフォロワーを獲得していなければ、多くの応募は来ないでしょう。

オウンドメディアが確立されていなければ、多くの人の目に触れさせることすら難しいからです。

それに付け加えて立ち上げ当初のオウンドメディアの場合、軌道に乗るまでには数年かかることもあります。

そもそもオウンドメディアそのものを確立させるのにライターが必要なため、他の募集方法と並行して進めていくのが効率的です。

クラウドソーシング

クラウドソーシングサイトは、初心者からプロレベルまで、多くのライターが利用しています。

そのため、短期間で多くの応募を集めることが可能。

以下に実際の募集案件の例をご紹介します。

とくに登録者数の多いサービス、クラウドワークスとランサーズの募集案件です。

【クラウドワークスでの求人例】

オウンドメディア例文字単価記事数記事ジャンル
香水関連0.6円1記事美容コスメ
コンサルティング1.3円30記事ビジネス
動画関連2.6円3記事ビジネス
2021年4月30日時点

【ランサーズでの求人例】

オウンドメディア例文字単価記事数記事ジャンル
美容関連0.33円8記事美容・健康
インターネット関連1.5円1記事ビジネス
住宅メーカー2.5円1記事住宅・不動産
2021年4月30日時点

両サイトとも、幅広いジャンルで募集がされています。

また記事数も、1記事から30記事までとさまざま。

単価についても同様で、低いもので1文字0.33円から、高いものでは2.6円の案件もあります。

このような文字単価の低い案件では『初心者歓迎』というコメントがあり、それほど高いスキルは求めていないといえます。

反対に文字単価の高い案件では、専門的な知識や経験が必要なものもあり、質を求めるコメントが見られます。

自社のメディアジャンルや希望するレベルに合わせて、報酬を決定しましょう。

indeedなどの求人サイトで募集をかける

求人サイトでもライターの募集ができます。

こちらはとくに働く意欲があり、転職者の多い20代〜30代の若年層が多いのも特徴。

例として、以下に実際の求人内容をご紹介します。

【indeedでの求人例】

業務内容雇用形態勤務形態報酬
Webディレクター正社員リモート勤務年収400~600万
コンテンツ設計・記事執筆正社員オフィス勤務年収360~600万
コンテンツ企画・制作正社員オフィス勤務年収300~500万
ライティングディレクター業務委託リモート勤務月収8~15万
オウンドメディアライター業務委託リモート勤務時給1,500~7,000円
編集ライター業務委託オフィス勤務時給1,000~1,500円

記事執筆だけの案件から、コンテンツ企画・編集までを一任するものまで、さまざまな案件があります。

また雇用形態も、オフィス勤務の正社員から完全リモートの業務委託までと多様。

費用の相場は以下のとおりです。

  • 正社員:年収300万〜600万円
  • 業務委託、パートタイム:時給1,000〜7,000円

こちらも雇用形態や業務内容・求めるスキルに合わせて、報酬を決定しましょう。

編集プロダクション

自身で直接ライターを探すほかにも、編集プロダクションに依頼してライターを探す方法もあります。

この場合、多少費用はかかりますが、記事のクオリティは高いことが多いのが特徴。

専属のライターが在籍しているほかに、豊富なネットワークからさまざまなライターを探すことができるためです。

以下に料金表の例を紹介します。

記事作成代行ドットコム

コース名文字単価
おまかせコース1円
こだわりコース3円〜
2021年4月30日時点

株式会社YOSCA

プラン名文字単価
基本プラン5円/文字〜(2,500文字越えは6円/文字)
PRPプラン8円/文字〜
※全サービス共通初期費用:10,000円
2021年4月30日時点

記事作成代行屋

プラン名文字単価
基本プラン6.5円
※オプションは要問い合わせ
2021年4月30日時点

記事作成代行Pro

プラン名文字単価
シンプル3.5円
ブロンズ4.5円
シルバー5.5円
ゴールド6.5円
プラチナ7.5円
2021年4月30日時点

ダリコーポレーション

記事の種類文字単価
コンテンツ記事の作成5円
広告記事の作成17.5円
監修記事の作成0.75円
2021年4月30日時点

WITH TEAM

記事の種類文字単価
オリジナル記事の作成1円
バックリンク用記事の作成0.9円
大量発注(2,000記事以上)0.75円
2021年4月30日時点

プランやオプションはさまざまですが、1文字あたり0.75円が最安で、高価なプランだと17.5円になるものも。

予算に余裕がある場合は、編集プラダクションへの依頼も検討するとよいでしょう。

番外編|SNSで募集をする

「ライターの募集に、多くの費用は出せないな」

そんなときには、SNSで募集をする方法も。

SNSは、発信力の高いライターを募集できるといったメリットがあります。

そのため執筆記事の拡散に協力してもらえれば、オウンドメディアへの集客ルートが広がる可能性も。

自社でSNSを運用している場合は、採用情報を発信してみましょう。

またTwitterでは、目当てのライターを見つけて直接コンタクトを取る方法もあります。

『#ライター』と検索して、依頼できそうなライターを探してみましょう。

企業が自社で募集するときに採用すべきライターの特徴

以下で採用すべきライターの特徴を、5つご紹介します。

  1. プロフェッショナル精神を持っている
  2. 文章を書くことが好き
  3. 好奇心旺盛で情報収集が好き
  4. 視野が広く視点が多い

プロフェッショナル精神を持っている

どんなに小さな仕事に対しても全力で取り組み、責任感を持ってやり遂げられる人はプロフェッショナル精神を持っているといえるでしょう。

報連相を心がけ、十分なすり合わせを行ってから記事執筆に入るなど、事前の準備を周到にできるライターとは仕事がスムーズに進みます。

余計な手間がかからないからです。

逆に連絡もなく納期に遅れたり、キチンと推敲されていないような記事を納品したりするライターはプロフェッショナル精神を持っているとはいえません。

最悪の場合、途中で仕事を投げ出されたり連絡が取れなくなったりすることもあり得ます。

レスポンスが丁寧でやり取りがスムーズか、原稿は雑に仕上がっていないかなど、仕事に対する姿勢を確認しておきましょう。

文章を書くことが好き

記事執筆を楽しめる人も採用すべきライターの特徴といえます。

書くことを苦痛に感じるような人では長続きしないからです。

そもそもライターは文章を書く仕事。

書くことが好き=ライターの本質ともいえます。

採用する際の質問事項に『文章を書くことは好きですか?』と一言加えるだけでも、選考がはかどりますよ。

ぜひ試してみてください。

好奇心旺盛で情報収集が好き

何事にも好奇心旺盛で、常に『なぜ』の視点を持っていることは、ライターとして重要です。

なぜなら記事執筆は、情報収集も非常に大事だからです。

情報収集を面倒に感じるようでは十分なリサーチが行えません。

一つのことに対してさまざまな疑問を持ち、『なぜ』を繰り返してドンドン掘り下げていけるようなライターは採用すべきといえます。

記事が表面的な情報のみになっていないか、十分にリサーチして記事に落とし込まれているかなど、情報の質を確認してみましょう。

視野が広く視点が多い

第三者に向けてわかりやすく記事を書くには、広い視野と多くの視点を持っていることが前提条件です。

なぜならライターの文章は、多くの人の共感を得て、疑問を解決する必要があるから。

また視野が広いとは、他者の意見に耳を傾けるということでもあります。

自分の考えだけにこだわらず、反対の視点でも考えられるかが重要。
そのため情報をさまざまな角度から考え、複数の切り口から掘り下げていけるライターはとても貴重です。

一方で視点が多いとは、アイデアの切り口が豊富ということ。

競合の記事とは一味違った考察、つまりは独自性の強い記事を書いてくれる確率が高いわけですね。

コンテンツseoを上位表示させるには独自性が重要ですから、その素養を備えているライターは大変貴重です。

こういったライターに運よく出会ったときは、是が非でも契約をすべきでしょう。

なお、ライターに対してこの2点を確認したいのであれば、テストライティングをおこなうのがおすすめ。

テストライティングに関する詳細は後述しますね。

【記事の執筆にかかせない】Webライターのスキル

ライターとして持っていてほしいスキルを、4つ紹介します。

  1. ペルソナ設定ができる
  2. seoを理解している
  3. ロジカルな文章を書ける
  4. 『5W1H』を意識して具体的に書ける

ペルソナ設定ができる

オウンドメディアの記事作成では、ターゲットとなる人を明確にイメージする『ペルソナ設定』が大切。

万人受けするような記事では余計な情報が多く、ユーザーの心に残りにくいからです。

たとえばおすすめの住宅設備を紹介する場合、ユーザーが高齢世帯なのか子育て世帯なのかによって書くべき内容は大きく異なります。

さらには居住区や年収、家族構成などユーザーの生活スタイルによっても、読者の悩みは変わるでしょう。

そのため人物像を細かく設定、つまりはペルソナ設定によって読者の悩みを特定するスキルは、記事を書く上で欠かせないのです。

seoを理解している

オウンドメディアを成功させるには、コンテンツのseo対策が必須条件です。

Googleなどの検索エンジンに評価されていない記事では、集客が見込めないからです。

そのためキーワードの見極めや専門性・オリジナリティの高い記事の執筆など、質の高いコンテンツを作るスキルは非常に重要。

seo対策を意識しながら、ユーザーの悩みに沿った記事設計をおこなうスキルは絶対に欲しいです。

もしもそういったライターを雇うことができれば、あなたのオウンドメディアを力強くサポートしてくれることでしょう。

ロジカルな文章を書ける

ユーザーを惹きつけるには、論理的でわかりやすい文章であるべきです。

話があっちこっちに飛んでいたり、ダラダラと続いていたりする冗長な文章では、読者はすぐに離脱してしまうからです。

そうなると商品購入や申し込みといったCVにつながらず、オウンドメディアの成功はむずかしいでしょう。

とにかくわかりやすく、読まれる文章であることが重要。

そのため1ページに1テーマなど、伝えたいことが明確でロジカルな文章を書くスキルが必要です。

そこでおすすめなのがPREP法です。

PREP法とは?

PREP法とは、論理的な文章を書くためのフレームワークのこと。

  • 結論(Point)
  • 理由(Reason)
  • 具体例(Example)
  • 結論(Point)

PREP法で書かれた文章は要点がわかりやすいだけでなく、説得力を高めることもできます。

なぜなら『結論』から述べ最後にもう一度『結論』で締めくくることで、読者に主張したいことを明確に示せるから。

そうすることで読み手は「なるほど、たしかにそうだな」と納得しやすくなります。

このことから、PREP法を使いこなすことはライターの必須スキルといえます。

『5W1H』を意識して具体的に書ける

5W1Hとは以下のことを指します。

  • 誰が(Who)
  • いつ(When)
  • どこで(Where)
  • 何を(What)
  • なぜ(Why)
  • どのように(How)

このフレームワークを意識することで、文章の具体性がよりUP。

そのため読み手はイメージしやすく、スムーズに読み進められます。

5W1Hを意識して具体的に書くスキルも、オウンドメディアのライターには必要です。

なお、この『5W1H』に数字を組み込むことで、情報の具体性がさらにパワーアップします。

簡単にできるテクニックですので、ぜひ試してみてださいね。

自社に応募してきたWebライターを判断する方法

応募してきたライターの特徴やスキルは、どのように判断すればよいのでしょうか。

ポイントは以下の4つです。

  1. 経歴書を提出してもらう
  2. ポートフォリオをチェック
  3. テストライティングを実施する
  4. 面談時の受け答えを確認

経歴書を提出してもらう

職務経歴書は重要な判断材料です。

経歴の不明なライターに仕事を任せるのは、不安があるもの。

これまでに経験した業務、関わった媒体など、どのようなジャンルでどのくらいの実績があるのかを確認しましょう。

できればライターになる前の経歴もわかるといいですね。

その人の人となりがわかれば、コミュニケーションも取りやすくなります。

できるだけ詳細な経歴書を提出してもらいましょう。

ポートフォリオをチェック

ポートフォリオも大切な判断材料です。

実際に過去に執筆した記事をチェックすることで、だいたいの文章力や知識量がわかるからです。

もしも相手方に公開できるポートフォリオがない場合は、次に説明するテストライティングで判断しましょう。

テストライティングを実施する

事前にテストライティングを行うことで、さらに具体的なライターの実力を知ることができます。

以下のようなポイントがわかるからです。

  • マニュアルはしっかりと読んでいるか
  • 納期を守って提出できるか
  • 報連相はスムーズか
  • 専門性はあるか

これらのポイントを確認して、採用するか否かの判断材料にしましょう。

なお、テストライティングの時は、質だけでなく納期や執筆スピードも確認するとよいです。

多角的な面でどんどん確認しましょう。

面談時の受け答えを確認

実際に面談をしてみて、受け答えの確認をおこないます。

これから一緒に仕事をするなら、その人の雰囲気や人柄など、人物像を知ることは重要です。

受け答えがあいまいだったり、反対に自己主張が強すぎたりすると、後々トラブルに発展することも。

円滑なコミュニケーションが取れそうかどうか、事前に面談で確認しましょう。

ライターの自社育成と記事の執筆代行|どちらがいい?

最終的には雇用と外注のどちらがいいのか、3つの視点で比較してみます。

  1. 費用面で比較
  2. 記事のクオリティ面で比較
  3. 教育および連絡の手間で比較

費用面で比較

どのくらいの費用がかけられるかで判断する場合、結果は以下です。

  • 多くの費用は出せない:自社オウンドメディア、クラウドソーシング、SNSで外注
  • 費用は出せる:自社でライターを雇用。または編集プロダクションに外注

コストを抑える場合は、自社のオウンドメディアやクラウドソーシング、SNSで外注するのがよいでしょう。

ただしその場合、ライターのスキルにはバラつきがあります。

継続して費用が出せる場合、自社で雇用すれば社内完結でスムーズに作業が進むでしょう。

また編集プロダクションへの外注も費用がかかるため、資金がある場合は選択肢に入ります。

記事のクオリティ面で比較

記事のクオリティを重視するなら、編集プロダクションに外注するといいでしょう。

編集プロダクションのライターはスキルを持っているため、高い確率で記事の質は担保されます。

いっぽう番外編として、クラウドソーシングやSNSでスキルの高い人に外注する方法も。

ただしその場合、探すのに時間と労力を要することもあります。

場合によっては法外な料金を請求されることもあります。

スキルの高い人に依頼するときは、事前にそのライターの人となりや普段の言動を確認しておくとよいでしょう。

教育および連絡の手間で比較

教育が必要ないのは間違いなく編集プロダクションへの外注です。

依頼するだけでOKだからです。

事前に打ち合わせや見積もりをおこなう必要はあるものの、連絡の手間はさほどかかりません。

また社内で雇用する場合も、自社で完結するので連絡の手間が少ないほか、教育をおこなう場合もスムーズです。

いっぽうクラウドソーシングやSNSで外注する場合は、こまめな連絡が必要となります。

加えてライターのスキルもさまざまなため、教育が必要な場合もあります。

まとめ|オウンドメディアの運営にライターは必須

この記事では、オウンドメディアのライターの探し方、費用について解説しました。

自社メディアを成功させたい場合は、ぜひ紹介した方法で探してみてくださいね。

いいライターに記事を書いてもらえば、コンテンツへの集客が期待できるからです。

その結果、コンバージョンにつながり売り上げもUP。

実際に成功しているメディアでは、ユーザーに役立つコンテンツが豊富にあります。

このことから、オウンドメディアで結果を出したい場合は、ライター探しに注力しましょう。

ぜひ参考にしてくださいね。

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