「Webライターきついな」
「収入が一向に増えない」
「もうやめようかな」
このように感じている人はいませんか?
詳しくは後述しますが、その原因は4つあります。
- 単価が安い
- Webライターの数が多く競争率が高い
- 記事を書くのに時間がかかる
- 納期管理が大変
しかし逆に言えば、これらを解決することでライティング、しいて言えば稼ぐことが嘘のようにラクになります。
そこでこの記事では、これらの解決法を具体的にご紹介いたします。
ライティングを効率化したい・Webライターで稼ぎたいという人はこの記事をチェックしてくださいね。
単価が安い|Webライターがぶっちゃけきつい理由
Webライターが一般的にきついといわれる理由は大きくわけて4つあります。
- 単価が安い
- Webライターの数が多く競争率が高い
- 記事を書くのに時間がかかる
- 納期管理が大変
単価が安い
Webライターは1文字あたりの単価が安いため、専業で食べていくのがきついといわれます。
なぜなら、Webライターはある程度経験を積まないと、記事執筆のスピードとクオリティが高まらず、高単価の案件で採用してもらえません。
クライアントから認められて文字単価が上がるまでは、アルバイトをした方が稼げます。
文字単価が上がらないと、Webライターだけでは食べていけないので続けるのがきついといわれます。
実際にクラウドワークスでWebライターの文字単価を調べてみました。
カテゴリー『Webライター(記事・Webコンテンツ作成)』
文字単価 | 案件数 |
---|---|
下限なし~1円以下 | 22,192件 |
1円超~上限なし | 13,682件 |
このカテゴリーの総案件数が約5万件だったので、全体のおおよそ45%が文字単価1円に満たない仕事だとわかります。
そして、初心者が応募可能な案件はほぼ0.1円~0.5円のものがほとんどです。
たとえば5,000文字の記事を0.5円で20本書いても5万円にしかなりません。
これでは、生活していかれませんよね。
Webライターは全体的に文字単価の相場が安く、初心者が応募できるものはさらに低報酬なものが多いです。
単価の安い仕事は、生活できる水準まで稼ぐのが大変です。
そのため、かけた時間に見合わなくてWebライターはきついと考えられています。
Webライターの数が多く競争率が高い
Webライターとして活動する方が多く、案件ごとの競争率が高いためきついといわれます。
なぜなら、Webライターはエンジニアやプログラマーのような専門的な知識を必要とする仕事とは異なります。
日本語が書ければ、とりあえず仕事を受注できる職業です。
そのため参入障壁が低いので、副業や在宅ワークを始めるときにまずはWebライターをやろうとする方が多いのです。
実際に業種によるワーカー数をクラウドワークスで比較してみました。
今回はWebライターと同様に在宅ワークが可能な『Web制作、ITエンジニア』と比べています。
各業種の登録者数はこのように出ました。
【職業種別登録者数】
職業種 | 登録者数 |
---|---|
Web制作 | 約3万人以上 |
ITエンジニア | 約6万人以上 |
Webライター | 約10万人以上 |
単純な比較ですが、Web制作で仕事を受注するよりもWebライターは3倍以上ライバルがいることになります。
Webライターが多い理由は、日本語の読み書きは基本的に誰でもできるからです。
そのため、専門スキルがなければ「まずはWebライターだ!」と目指す人が多くなり、競争が激しくなります。
競争が激しくなれば案件を取れる可能性も低くなるので、一般的にWebライターはきついといわれます。
記事を書くのに時間がかかる
1つの記事を書くのに時間がかかるので、Webライターはきついといわれます。
Webライターは基本的にクライアントが求める内容で記事を作成します。
そのため、専門外のことについても記事を書くことがあり、そのときは指定された内容について1から調べる必要があります。
正しい内容を吟味するのに時間がかかるため、時給に換算すると驚くほど稼げない場合があります。
実際に私も、まったく知らない分野のライティングをしたときは記事作成にとても時間がかかってしまいました。
2,000文字の記事1本で報酬は1,500円でしたが、執筆に2日かかったので時給は100円以下です。
しかし、クライアントからの評価を下げないためには、適当な記事作成はできません。
私の場合は指定されたキーワードを検索し、内容の検証をしているうちにどうしても時間がかかってしまいました。
Webライターは基本的に成果報酬なので、記事の内容によってはかけた時間に見合わないときがあります。
最初のうちは最低賃金を下回ることも珍しくないため、Webライターはきついといわれているかもしれません。
納期管理が大変
Webライターは納期を厳守するための自己管理能力が求められます。
理由としてWebライターはフリーランスで働くことが多く、仕事の納期はすべて自分で管理して執筆のスケジュールを調整する必要です。
執筆活動に加え、自分自身のマネジメントも求められるのでWebライターはきついといわれます。
会社員であれば、万が一納期に間に合わなそうであれば周りに助けを求められます。
ですが、Webライターは個人で仕事を受注することが多く、困ったときに頼れる存在がほとんどいません。
あるWebライターの方は、風邪やインフルエンザが流行する冬場は外部との接触をほぼしないそうです。
とにかく家の中で過ごして、風邪をもらわないように心がけているとのことです。
体調を崩してしまうと納期に影響が出てしますので、徹底しているのですね。
Webライターは、納期に影響が出ないように自己管理能力が求められます。
一般的に自己管理は強い意思がないとできないと思われているので、Webライターはきついといわれています。
それでもWebライターを仕事や職業に選ぶ理由
きつい理由ばかり目に付きますが、それでもWebライターになるメリットはちゃんとあるので安心してください。
- 自由に好きな場所で働ける
- Webライティングスキルは応用が利く
- 無駄な人づきあいがなくなる
- ブログに活かせる
自由に好きな場所で働ける
Webライターになるメリットは自分の働きたい場所で自由に仕事ができる点です。
なぜなら、Webライターは基本的にパソコンやスマートフォンのようなモバイル機器とインターネット環境があればできる仕事だからです。
今やインターネット環境は世界中で多くの場所に完備されています。
そのため、Webライターはモバイル機器さえあれば自分の好きな場所で働くことができます。
実際に私も、クラウドソーシングを利用してライティングをしていますが、受注から納品までパソコン1台で仕事が完結しています。
だから、自宅だけでなくWi-Fi環境のあるカフェや図書館、宿泊施設にいながら仕事を受注した経験がありますよ。
Webライティングスキルは応用が利く
Webライターとして活動するとWebライティングのスキルが身に付きます。
そしてそのライティングスキルは幅広い場面で応用が利きます。
なぜならWebライターに求められるのは、わかりやすい論理的な文章です。
論理的な文章が書ければ、ビジネス文書全般に応用できるのでライターの仕事以外でも役に立ちます。
たとえばWebライティングでよく用いられる、文章構成法の一つに『PREP法』があります。
これは『結論→理由→根拠→結論』と、最初に結論がくるので、何がいいたい文章なのか分かりやすくなる文章構成法です。
たとえ会社員であってもメールや業務の報告書、会議資料の作成で文章とふれる機会は多々あります。
会社に入ってからまったく文章を書いたことがない人は、おそらくいませんよね。
そんなとき、Webライティングで学んだ『PREP法』を使えば、わかりやすい文章を書くことができます。
このようにWebライティングのスキルは日常生活で応用が利くもの。
そして仕事の場面で論理的な文章が書ければ、内容を頭で整理できていると見なしてもらえて評価も上がるかもしれませんよ。
無駄な人づきあいがなくなる
Webライターになるメリットの1つが無駄な人づきあいをしなくていいところです。
Webライターの仕事はクライアントと直接やり取りをすることが多いです。
実際にGoogleで『会社 人間関係』と検索すると、以下のようなこのようなサジェスト*が出てきました。
*サジェスト:キーワードと関連性の高いものを出してくれる予測変換のこと。

『孤立、しんどい、ストレス、めんどくさい、ドライ、改善』とネガティブなキーワードだらけです。
たくさんの方が会社での人間関係に悩んでいることがわかりますよね。
その点、Webライターは個人での活動が多くなるので、無駄な付き合いをしなくて済みます。
自分の時間を奪われることが減るので、その分勉強や余暇、家族との団らんを楽しめるようになりますよね。
ブログに活かせる
Webライターとして活動すると、ブログに活かせる能力が身に付きます。
なぜなら、Webライターの仕事で身に付く『ライティング力』『SEO知識』『記事の構成能力』はそのままブログの運営でも活かせるからです。
たとえばあなたが何か検索すると、専門機関の記事やニュースに混じってブロガーのブログ記事が表示されますよね。
一般人のブログが検索上位に入れるのは、その記事に『ライティング力』『SEO知識』『記事の構成能力』が詰め込まれているからです。
これらの能力はWebライターの仕事を通じて、自然と身に付くもの。
このようにWebライティングで得た能力は、ブログにて存分に活かせるのです。
ブログは広告掲載料やアフィリエイトでの収益が見込めるので、アクセス数が増えれば大金を稼ぐこともできます。
自分の仕事が、他の分野でも十分活かせるのはとても嬉しいですよね。
初心者と未経験必見!きつい時期の乗り越え方
Webライターをやっていると、きつい時期が出てきます。そのときは次の4つを試してみましょう。
- 好きなジャンルを執筆する
- 執筆スピードを上げる
- 単価を上げる
- Webライター仲間を作る
好きなジャンルを執筆する
Webライターを続けていてきつい時期は、好きなジャンルを執筆するようにしましょう。
なぜなら、好きなジャンルは元々の知識も豊富で、記事を書いていても自分が楽しく執筆できるからです。
たとえばあなたが次のAかBのどちらかについて話せといわれたらどちらを選びますか?
A.10年間ずっとファンクラブに入っているアイドルの魅力。
B.その日初めて曲を聴いたロックバンドの魅力。
おそらくみなさんAのアイドルを選ばれると思います。
なぜなら、Aのアイドルについては自分自身がその魅力をよく知っていて、知識も豊富にあるからです。
これと同じように、Webライターの仕事がきついと感じた時期は、なるべく自分が好きな
ことやジャンルについて書くようにしましょう。
そうすれば、1記事あたりにかかる時間も短くて済みますし、仕事のテンポが上がれば収入も多くなります。
Webライティングがきつい時期は、自分が好きなジャンルを執筆するようにしましょう。
好きなジャンルを書くことによって、少ない労力での記事作成が可能になり実績も増やせ。
ますよ。
執筆スピードを上げる
ライティングがきつい時期を乗り越えるには、執筆スピードを上げましょう。
執筆スピードが上がると、こなせる仕事の量も増えます。
たとえば同じ文字数を書くのに、1時間と3時間では短い時間で仕上げられるライターの方がより多くの記事を書けますよね。
記事のクオリティは維持したまま、執筆スピードが上がればそれだけ多くの実績を積めます。
執筆スピードを上げるには、次の方法を試してみましょう。
過去の修正内容を一覧にしてまとめる。
今までにクライアントから受けた修正は一覧にして、すぐに確認できるようにしましょう。
自分の推敲に自信がなくなると、それだけ時間をロスしてしまいます。
クライアントが気にする部分を確実に押さえ、素早く納品できるようにしましょう。
キーボードのショートカットキーを使いこなす。
MicrosoftのWordやGoogleスプレッドシートを使って記事作成をする場合には、便利なショートカットキーを使いこなしましょう。
たとえば作成した記事を上書き保存する場合、Wordなら『Ctrl+S』で済みます。
よく使うショートカットキー一覧(Word)
入力キー | 操作内容 |
---|---|
Ctrl+C | 選択した範囲をコピーできる |
Ctrl+V | コピーしたものを貼り付ける |
Ctrl+S | 上書き保存する |
Ctrl+Z | ひとつ前の状態に戻す |
Ctrl+W | ウィンドウを閉じる |
わざわざマウスやタッチパッドを使って操作していると、一旦キーボードから指が離れ時間のロスです。
執筆スピードを上げるには、効率化できる部分を増やす必要があります。
ショートカットキーを多用して、わずかな時間のロスも減らすようにしましょう。
単価を上げる
Webライターをやっていてきついときは、単価を上げるようにしてみましょう。
単価が上がれば同じ仕事量でも収入がアップし、気持ちのゆとりにもつながるからです。
Webライターの収入はおもに『1文字あたりの単価×文字数×納品本数』によって決まります。
同じ5,000文字でも1文字単価が0.1円では500円にしかなりませんが、2.5円では12,500円になります。
同じことをしていても単価が違うだけで、25倍の差になってしまいますね。
では実際に単価を上げる方法をご紹介します。
既存のクライアントに単価アップを交渉する
何度か記事の作成を任されているクライアントに、思い切って単価アップを交渉してみましょう。
複数回記事を依頼されていれば、他のライターよりあなたの信頼度は高まっています。
クライアントは単価アップを渋って信頼できるライターに去られるよりも、安心して任せられる人材に記事を書いてもらいたいと考えているはずです。
そのため、思い切って交渉すれば単価アップが見込めます。
専門分野をつくる
単価をアップするには、自分の専門領域をつくりましょう。
この分野だったら誰にも負けないという強みをつくれば、それを求めているクライアントから評価され高単価で受注しやすくなりますよ。
その場合、新しく何かを勉強するよりも前職の仕事内容や、自分の興味のあることの方が深堀しやすいのでおすすめです。
Webライターの仕事がきつい時期は単価のアップをして、収入を増やしましょう。
Webライター仲間を作る
Webライターやフリーランスの仲間をつくり、きつい時期を乗り越えましょう。
Webライターは自由な反面、孤独になりやすい職業です。
同じように活動している仲間を見つけることで、悩みの共有や刺激をもらうことができます
Webライターは煩わしい人間関係がない分、孤独な職業といわれています。
仕事がインターネット上で完結するので、一人暮らしのライターだと1日誰とも会話をしないこともあります。
その結果、どうしても憂鬱な気分になりがち。
こんなのはイヤですよね。
そのため、孤独になりやすいWebライターは仲間を作っておく必要があるのです。
なお、Webライター仲間を作る方法はおもに2つあります。
SNSを使う
最も手軽なのはSNSを通じて同じように働いている方と知り合うことです。
実際にTwitterで『#Webライターとつながりたい』と検索すると、ライターとして活動している方のツイートが大量に出てきます。
そのようなライターは仲間を求めているので、相互フォローをすればコメントや『いいね』をしてくれる可能性が高いです。
他のライターの成長をみると自分自身も刺激になるので、まずはSNSを試してみましょう。
地元のフリーランス仲間と交流会をする。
フリーランスはまだまだ少数派ですが、少しずつ数は増えています。
交流会を企画してみれば、思っている以上にたくさんのフリーランスと知り合えるかもしれません。
面識のあるフリーランス仲間ができれば、そこから仕事が舞い込む可能性もありますよね。
Webライターの仕事は孤独になりやすいです。
便利なSNSを活用して、仲間を見つけましょう。
文章術を磨く必要あり|収入をもっと増やすコツ
Webライターとして、より稼げるコツをお伝えします。
誰でもできることばかりなので、一度試してみてください。
- 本で文章術を学ぶ
- SEOスキルを身に着ける
- 修正依頼が来ないよう常に丁寧に書く
- 実績を積んで仕事が舞い込むようにする
本で文章術を学ぶ
より稼げるWebライターになるには、書籍で文章術を学びましょう。
なぜなら、ライティングを学ぶと、読みやすい文章が書けるのでクライアントから喜ばれます。
クライアントから評価されれば、単価アップがしやすくなります。
実際私も本で文章術を学び、文章力を高めた1人です。
最初Webライターになったばかりの頃は、文章の書き方がめちゃくちゃで、クラウドソーシングの案件に応募しても不合格ばかりでした。
しかし、ライティングの本を買って勉強したことで、文章力が付いたので案件に採用されるようになりました。
そもそも人が読みやすく、きれいな文章にはある程度の『型』があります。
最初はその型がわからないので、自己流で書いてもめちゃくちゃな文章になってしまいます。
だけどライティングの本を読むことで、その型を効率よく学べます。
ライティングを学ぶのにおすすめの書籍を2冊ご紹介します。
ロジカル・ライティング―論理的にわかりやすく書くスキル
【書籍の詳細情報一覧】
項目 | 詳細 |
---|---|
著者名 | 照屋華子(著) |
出版社 | 東洋経済新報社 (2006年出版) |
価格 | 2,420円 |
Amazonレビュー | 3.9 |
著者はコミュニケーション・スペシャリストとして活動する照屋華子氏です。
ロジカルな文章をつくる技術がふんだんに紹介されているので、記事作成だけでなくメールやクライアントとのやり取りでも活かせます。
ノウハウだけでなく例題とその改善点も載っているので、実際に文章を書く場面がイメージしやすいのもポイントです。
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉
【書籍の詳細情報一覧】
項目 | 詳細 |
---|---|
著者名 | 松尾茂起 |
出版社 | エムディエヌコーポレーション(2016年出版) |
価格 | 2,200円 |
Amazonレビュー | 4.4 |
著者は株式会社ウェブライダーの代表である松尾茂起氏です。
ストーリー形式で内容が進み、対話文も多くて読みやすいのが特徴です。
成果を出すライティング術が実例とともに紹介されているので、すぐに実践しやすい点も支持されています。
より稼げるWebライターになるには、書籍でライティングを学んでスキルを高めましょう。
スキルが高くなることで、クライアントから評価され単価がアップしやすくなります。
SEOスキルを身に付ける
より稼げるWebライターになるには、SEO*スキルを身に付けましょう。
*SEOとは『search engine optimization』の略称。日本語では検索エンジン最適化と訳される。
なお、seoに関するスキルはおもに2つあります。
- SEOスキルは検索エンジンの傾向をふまえた文章構成ができる力。
- SEO対策は、自分の記事やブログが検索エンジンで上位に表示されるように工夫すること。
こういったSEOスキルを身に付けることで、Webライティングよりもはるかに稼ぎやすくなります。
実際に、ランサーズでのWebライティング案件とSEOライティング案件の報酬内容を比較すると、以下のようになりました。
ランサーズの相場比較(円/文字)
ライティング名 | 文字単価 |
---|---|
Webライティング | 0.5円~2.0円 |
SEOライティング | 1.2円~5.0円 |
このように、SEOライティングの報酬が明らかに高いことがわかります。
したがって、SEOスキルやSEOライティングを身に付けることで、はるかに稼ぎやすくなると断言できるのです。
なお、SEOスキルを身に付けたいのであれば、以下の方法を試してみてくださいね。
書籍で学ぶ
Amazonの書籍で『SEO』と検索すると、約5,000件以上ヒットします。
多くのノウハウ本が出版されていますので、自分にとって読みやすく実績のある著者のものを読んでみましょう。
有名ブロガーのブログを参考にする
ブログもSEO対策をしてなければ、検索上位に表示されにくいです。
そんな中でもブログ収益だけで食べているような一流ブロガーは、SEO対策に優れた記事を書いています。
構成やキーワード選定、文の書き方を参考にしてみましょう。
プロのSEOライターに添削してもらう
費用はかかりますが、自分の文章を添削してもらえるので成長スピードが速いです。
アウトプットの量が増えるので、学んだことを実践できる点もおすすめです。
修正依頼が来ないよう常に丁寧に書く
より稼げるWebライターになるには、最初の提出段階から丁寧に書いて修正依頼がこないようにしましょう。
修正が多くなると、それだけクライアントの時間を奪います。
きちんとした推敲ができないWebライターは信頼されないので、契約更新や単価アップも難しくなります。
より稼げるWebライターになるには、修正依頼がこないように丁寧に記事を書いて信頼性を高めることが必要です。
実際私も身をもって体験したことがあります。
以前、新人の教育を担当しましたが、教えていたA君はとにかく仕事が雑でした。
仕事を振ると、ある程度のスピードで提出をしてくれます。
ですが、内容のチェックがきちんとされていません。
誤字脱字はもちろんのこと、数字のズレや書いてある文章も支離滅裂です。
何度も赤ペンを入れますが、そのたびに自分の仕事はストップしてしまいます。
新人なので難しいことは求めていないはずです。
実際、きちんと推敲すれば防げる問題がほとんどです。
途中から「こんなに修正ばかりならA君に頼まないで、自分でやった方が速いな。」と思ってしまったほどです。
これをWebライターに置き換えたらどうでしょうか。
修正依頼が多くなればなるほど、クライアントの時間を奪います。
このライターにお願いしても、仕事が雑だと思われてしまえば単価のアップや契約の継続は難しくなりますよね。
それを防ぐために記事が完成しても、一旦間をおいて客観的に推敲しましょう。
その一手間を惜しまなければ、記事の修正も減りクライアントからの信頼度が増すはずです。
より稼げるWebライターになるには、修正依頼がこないように丁寧な記事作成を心がけましょう。
提出される記事の完成度が高まれば、それだけクライアントに信頼されるWebライターになれるはずです。
実績を積んで仕事が舞い込むようにする
稼げるWebライターになるには、たくさん実績を積んで信頼度を高めましょう。
たくさん仕事を積むことで、自分の経験値が増えます。
経験値が増えれば、作成済みの記事をポートフォリオとして提示できるようになります。
執筆を依頼する側もポートフォリオをみれば、ライティングのレベルがわかるので、安心して依頼できますね。
結果的にクライアントからの信頼度が高まるので、より稼げるWebライターになれます。
もしあなたが仕事を頼むとしたらどちらのWebライターに依頼しますか?
A.Webライターになりたてで、まだ記事作成をしたことがない。
B.Webライター歴3年で、作成記事数は300本以上。
おそらくみなさん『B』のWebライターに依頼しますよね。
それだけ実績という言葉には、相手を説得する『魔の力』が秘められているのです。
したがって、実績をドンドン積み上げてくださいね。
そうすれば仕事の受注率が劇的にアップしますよ。
なお、実績を積むにはこのような方法があります。
低単価でも初心者歓迎の案件に申し込む。
クラウドソーシングでは『1文字あたり0.1円~』という案件が数多く存在します。
そのような案件は求めるレベル感も初心者歓迎となっていることが多いです。
たとえば2,000文字書いても200円の収入にしかなりませんが、1件の実績を積めますね。
同じような記事を20本こなせば、十分実績として認められます。
実績を積めば、初心者から経験ありにレベルアップできるので高単価の案件に採用される確率も高まります。
自分のブログを書く
ブログ記事の作成も十分実績として評価されます。
なぜなら、ブログの運営は次のように見なしてもらえるからです。
- 投稿数=記事作成の実績
- 記事の構成能力=SEOライティング力
- 記事の投稿内容=その方の専門領域
いかがでしょうか。
ブログを書くだけで、これだけのことがアピールできます。
実際私が知っているブロガーも、ブログからライティングの仕事が舞い込んでいます。
自分が営業しなくても向こうから依頼がくれば、それだけいい条件で受注できますよね。
実際に個人がブログを始めるのにおすすめなのがWordPress*です。
*WordPressとはWebサイトやブログ、アプリの作成に使用できるオープンソースのこと。
インターネットにあるWebサイトの約40%がWordPressを利用している。
『アメブロ』や『はてなブログ』のような無料ブログだと、運営側の意向で突然アカウントを停止される可能性があります。
今まで積み上げたものがなくなってしまうのはつらいですよね。
その点WordPressは使用するのにお金がかかりますが、自分のブログが奪われることはありません。
この話でWordpressの興味を持ったときは、以下の手順で解説してくださいね。
レンタルサーバーを選ぶ
WordPressを始めるには、レンタルサーバーの契約が必要です。
一般的にKDDIのグループ会社やGMO系列といった通信会社の商品が有名です。
おすすめなのは、処理スピードと国内シェアが日本一の『エックスサーバー』です。
月額料金も990円と安いので、安心して使えます。
WordPressの設定をする
ブログの名前やブログデザインを決める。
自分が書きたいブログの内容にそって名前を決めましょう。
デザインを決める
ブログを見やすくするためにデザイン(通称ブログテーマ)を整えます。
ブログテーマには無料と有料のものがありますが、最初は無料のもので大丈夫です。
ブログは見た目ももちろん大事ですが、一番は内容です。
デザインをいじるのは楽しいですが、肝心の記事がなければ閲覧者は増えませんよね。
最初はブログのデザインにこだわりすぎないで、記事をたくさん書く方を優先しましょう。
無料でも素敵なデザインにしてくれるテーマもあります。
その代表格が『Cocoon』。
無料ですが、シンプルなデザインで使いやすくおすすめです。
注意点として、クライアントがコンタクトを取れるようにSNSのアカウントや問い合わせ先は必ず載せておきましょう。
ブログを始めるのは大変と思われがちですが、1日もかからず完了できます。
最初は地道な作業ですが、実績を積んでクライアントからの信頼度を高めましょう。
信頼度が高まれば、向こうから仕事が舞い込むようになります。
仕事を選ぶ立場になり、より稼げるWebライターになりましょう。
まとめ|Webライターはきついけどやりがいアリ
この記事を読んで『Webライターがきつい』といわれる理由がわかりましたね。
そして、その乗り越え方もご紹介しました。
おすすめなのは初心者歓迎の案件に応募して実績を積むのと、ブログ運営です。
記事で解説したように、初心者歓迎の案件なら実績がなくても仕事を受注できる可能性が高いです。
また、ブログは記事作成やSEOのスキルが身に付く上に、そのまま実績と見なしてもらえるといったメリットがあります。
ブログの内容から仕事が舞い込む可能性も広がりますし、自分が得意なジャンルについて書けるので、続けやすいですよね。
このことからWebライターをやっていてきついときは、初心者歓迎の案件に応募しつつ、ブログ運営を一緒にやるのがおすすめですよ。