Webライティングをしている方、効率よく稼ぐために執筆スピードをあげたいと思うことはありませんか?
執筆スピードはちょっとしたコツを掴めばすぐにあがります。
ライティングが遅いと感じるには、必ず理由があるのです。
たとえば、細かいことは決めずとりあえず書き始めたり、何度も書き直しならがら進めたりしていませんか?
初心者のうちはこのやり方で進めてしまいがちですが、これは執筆のスピードをあげられない原因のひとつです。
道しるべの通りにまっすぐ進んだ方が、速く目的地に到着しますよね。
ライティングも同じなのです。
このように、少しのコツを掴むことで、スピードというのが劇的にあがります。
この記事ではライティングのスピードをあげる方法を紹介していますので、ぜひチェックしてくださいね。
執筆スピードを上げるコツ!記事の構成を決める
ライティングのスピードを上げるためには、記事の構成を決めてから書き始めましょう。
記事構成を考えずに文章を書き始めると、内容に一貫性がなかったたり、結論がズレてしまったりする場合があるからです。
例えば、まったく知らない土地に出かけるとします。
この時になんとなく進み始めるのと、地図やカーナビでしっかり道順を調べてから出発するのでは、どちらが速く目的地に着くでしょうか。
地図やカーナビがあった方が、迷う確率も少ないですよね。
ライティングも同じように道筋がしっかりしていれば、「なにを書いたら良いかわからない」と途中で止まることはありません。
そう、構成とはライティングの地図のようなものなのです。
したがって、しっかり構成を決めてから書きだしましょう。
そうすれば文章が迷子になる(ふらふらする)ことはなくなり、しっかりと目的地(結論)にたどり着けるようになります。
なお、構成の決め方は以下を参考にして下さいね。
- キーワードから、読者は何を知りたがっているのか考える
- 上位サイトを参考に情報をまとめる
- 読者が知りたがっている問題の答えを書くように全体の流れを決める
- タイトル、見出しを決める
難しいと感じる場合は『箇条書き』をおすすめします。
書きたいことを箇条書きにし、あとから本文を足していくようなイメージを持ってやってみましょう。
Webライティングを早くしたいなら時間を計ろう
スピードを上げるためには、時間を意識してみましょう。
時間を意識することで、自分のライティングのスピードを把握することはもちろんですが、明確な目標設定がでます。
目標設定をすることにより、明確な道しるべができるのです。
例えば、「1時間で1000文字を書く!」という時間と目標を決めたとします。
そうすると、自然とその目標を達成しようと意識と集中力が高まりスピードもあがりますよね。
ライティングは集中力を高め、一気に書き上げることで効率よく執筆できます。
したがって、時間管理はスピードをあげるテクニックのひとつですので、ぜひ試してみましょう。
Webライターの基本|情報収集スピードを上げる
キーワードの情報を効率よく集めると、ライティングのスピードを上げることにもつながります。
ライターは記事を書くことが仕事です。
稼ぐためにはたくさんの記事を完成させなければなりませんが、時間には限りがあります。
そのために、執筆だけでなく情報収集のスピードも上げる必要があるのです。
レストランはおいしいご飯を作ることが目的ですよね。
良い食材をそろえることも必要ですが、こだわりすぎて肝心の調理時間や営業時間が短くなっては本末転倒。
ライティングも同じように、質の良い情報収集ばかりに気をとられ、1週間に1記事納品では、満足に稼げませんよね。
したがって、情報収集のスピードを上げ、記事作成にかかる時間を削減することは大切なのです。
スピードアップテクニック!PREP法で書く
ライティングのスピードを上げたいのならPREP法を使いましょう。
PREP法とは文章を書くテンプレートのようなものです。
P(結論)・R(理由)・E(具体例)・P(結論)の頭文字をとってPREP法といいます。
PREP法を使うことで、最初から文章の構成を考える必要がなくなり、スピードがあがるのです。
型があるというのは初心者でも安心できますね。
実は、初心者の手が止まってしまう原因のひとつに「方向性がわからない」ということがあります。
『構成を決める』でもお伝えしたとおり、目的地が定まっていないとふらふらしてしまうのです。
したがって、スピードをあげるためには道すじを決めるように、ライティングの型であるPREP法に情報を当てはめて書きましょう。
ライティングスピードを上げたいならシンプルに書く
文章をシンプルに書くことでもスピードはあがります。
なせなら、うまい言い回しを使おうと何度も修正しながら文章を書くといった無駄を省けるからです。
回りくどく、伝わりにくいというデメリットも回避できますね。
実は、相対性理論で有名なアインシュタインは「6歳の子供に説明できなければ、理解したとは言えない」という名言を残しているのです。
子供にも伝わるようなシンプルな書き方は、自分の落とし込みが足りているかの確認にもなりますね。
現に、アインシュタインは子供に対して、わかりやすい例題を出し相対性理論を説明したそうです。
難しい言葉を使うことは、かっこいいことではありません。
ビジネスの成功者ほど、シンプルな思考の方が多いのです。
ですので、難しいことばを使用せずに、シンプルに書くことをおすすめします。
単語登録でWebライティングスピードアップ!
文章を速く書くコツとしておすすめするのは良く使う言葉を単語登録することです。
こうすることによって、最初から文章を入力する手間が省けます。
そして、時間の短縮にもつながるのです。
ひとつの単語でたかだか数秒の節約、という方がいるかもしれません。
しかし、このたかだか5秒が100回続けば、8分ほどの時間になります。
執筆の速い方ならば、この8分間で見出しひとつのライティングが完了するかもしれません。
毎日積み重ねることによって多くの時間の短縮につながります。
ほんの数秒と思わずに、ぜひ単語登録をしてみましょう。
単語登録のやり方
ここではWindowsとMacにおける単語登録の手順を解説しますね。
Windowsの場合
1.右下に表示されている『あ』や『A』と表示されているアイコンを右クリック
2.『単語の追加』から単語・よみを入力し登録します
・単語→おはようございます
・よみ→おは
・ユーザーコメントは任意なので入力不要
・品詞は単語に合わせて、名詞、時短よみ、人物、地名、顔文字、その他から選択しましょう
Macの場合
1.アップルメニューから『システム環境設定』を選択
2.『キーボード』から『ユーザー辞書』をクリック
3.左下に表示されている『+』から、入力・変換によく使う単語を登録します
・入力→おは
・変換→おはようございます
長い名称や、あいさつ、専門用語などは単語登録することで、時短になりますのでぜひ試してみましょう。
ショートカットキーを使いこなす
ショートカットキーを使いこなすことでもライティングのスピードはあがります。
なぜなら、マウスを使った作業がなくなりライティングに集中できるからです。
ある文書をコピーして貼り付けしたいとき、まずマウスを持ちますよね。
そして文字を選択し、右クリックからコピーをクリック。
貼り付けたい場所まで持ってきて、再度右クリックをしますよね。
ショートカットキーならば、そういった一連の作業はCtrl+C、貼り付けならCtrl+Vだけで済みます。
ショートカットキーに使える操作は他にも数多くあります。
具体的には以下の通り
【ショートカットキーの種類と内容(Windows)】
ショートカットキー | 操作内容 |
---|---|
ctrl + A | 全選択 |
ctrl + Z | ひとつ前の作業を戻す |
ctrl + S | 上書き保存 |
ctrl + shift + S | 名前をつけて保存 |
F6 | ひらがなに変換する |
F7 | カタカナに変換する |
これらのショートカットキーを使うことで、マウスをいちいち持つ手間が省け時短につながるのです。
1分1秒と、時間にすれば少しの節約ですが、塵も積もれば山となるということわざもあります。
便利なものも多いので、ショートカットキーを駆使して高速ライティングを目指しましょう。
スピードアップさせる方法|ツールを使う
できることすべてにおいて、最大限に努力したら、次はツールも駆使して更にスピードをあげてみましょう。
ツールとは、インターネットを効率よく使用したり、プログラミングなど特定の分野を支援したりするためのソフトウェアのこと。
ライティングにとってのツールは、キーワード選定や推敲を手助けをしてくれる相棒のような存在なのです。
例えば、ラッコキーワードというツールサイトは、上位20サイトの使用している文章データを分析し表示してくれます。
ライティングと入力した場合、他にどのような単語と一緒に検索されているか表示されるのです。
これを自分自身で考えるのは、大変ですし時間もかかります。
このようにチェックの一部をツールに頼ることで時間を節約し、ライティングスピードの向上にもつながるのです。
それでも執筆に時間がかかる理由
ライティングでスピードをあげるコツを8つ紹介しましたが、それでも時間がかかる場合は以下の6つが原因と考えられます。
- 経験不足
- 知識不足
- 集中力不足
- タイピングが遅い
- 推敲が遅い
- 執筆環境が整っていない
経験不足
記事の内容に対して経験が不足していることが原因かもしれません。
やったことのないことは時間がかかるものです。
例えばみじんぎりも始めてならば、大きさもバラバラで、時間はかかり、ケガもするかもしれません。
ライティングも同様に始めたばかりならば、遅くて当たり前なのです。
何度も間違え、それをひとつずつ改善していけばおのずのスピードはあがります。
書けば書くほど、速くなる傾向があります。
失敗を怖がらず、どんどん書いていきましょう。
知識不足
スピードが上がらない原因として、知識が不足しているという点があるかもしれません。
知っていることと知らないことでは、圧倒的に知っていることの方がスピードは速くなりますよね。
何を書いていいのか、わからなくなり手がとまってしまう場合は、知識不足の可能性があります。
十分なリサーチを行ってから執筆を始めましょう。
集中力不足
ライティングには集中力が必要です。
書くということに集中することでスピードがあがるからです。
人間の集中力はそんなな長く持ちません。
90分・45分・15分などの説がありますが、どれも決して長時間とは言えないですよね。
疲れたな、なんだか集中できないな、と思ったならおもいきって休むことも大切です。
集中・休憩を繰り返す事で、効率の良い仕事ができるというデータもありますので、最大限の集中力を出すために、適度に休憩をしましょう。
タイピングが遅い
タピングが遅いのも原因かもしれません。
速く書く事で効率的に記事が完成し、収入アップにもつながります。
1分間に100文字打てる人と、50文字しか打てない人では、明らかに前者の方が速く書きあがりますよね。
ですので、タイピングが遅い場合は改善しましょう。
なお、おすすめは以下のサイトは『Benesse マイナビジョン | タイピング練習』です。
このサイトであれば自分自身の苦手な部分が目に見えるので、どこに気を付ければ良いのか明確になります。
結果は印刷したり、TwitterとFacebookに投稿もできるのでモチベーションアップにもなりますね。
ぜひ、活用してみてください。
推敲が遅い
推敲が遅いとライティングのスピードも遅くなってしまいます。
推敲とは、詩文の字句や文章を十分に吟味して練りなおすこと。
goo辞書|推敲(すいこう) の意味(最終閲覧日2021年8月16日)
執筆中に「どんな言い回しにしようかな」を必要以上に考える事はスピードアップの妨げになります。
『シンプルに書く』という項目でも説明したとおり、すっきりとしたわかりやすい文章は読者に好まれる傾向にあります。
したがって、こだわりすぎず推敲もシンプルにしてみましょう。
難しすぎて何をいっているのかわからない、ということにならないために必要以上の時間はかけるべきではありません。
執筆環境が整っていない
執筆環境を整えることで、スピードはあがります。
ライティングは間違っても良いので、手を止めず一気に書き上げることが大切だからです。
テレビのついた部屋だったり、スマートフォンが近くにあったりすると、つい見てしまうので集中できませんよね。
ながら作業は当然、時間がかかっていまいます。
したがって、執筆環境を整えることはスピードアップにも繋がります。
まとめ|Webライティングスピードを上げよう
この記事ではライティングのスピードをあげる方法をお伝えしました。
執筆に時間がかかると悩みもっと効率的に速く書けるようになりたいならば、これら全ての方法をチェックし自分に足りない部分を改善しましょう。
自分自身の弱点や苦手に気づくことができ、成長にもつながりますね。
しかし何より、ライティングでスピードをあげることは収入アップにつながります。
もし、1時間で1,000文字が書ければ時給1,000円ですよね。
2時間かかると時給は500円になってしまい割に合わない、とモチベーションを下げる原因にもなります。
本業であっても副業であっても、効率的な執筆作業は稼ぎに直結するので非常に重要です。
ぜひ、スピードをあげるために参考にしてくださいね。