文章中に誤字脱字があると、必ずseo順位が低下します。Googleは『書かれている文字しか認識できない』ために、文章の内容が正しく伝わらない確率が高まるからです。そのため校正は必ず行い、誤字脱字を必ずゼロにしなければなりません。
そして、校正(添削のこと)方法は大きく分けて3つあります。『自分で校正(推敲)する・自分でツールを使って校正する・誰かに校正してもらう』の3つです。このうちのどれか一つを実行し、文章の校正をしてください。
そうすることで『誤字脱字の訂正・記事として成り立っているかのチェック・自分では思いつかないアイデアの注入』の3つができるからです。そのため、seoライティングを終えたあとは必ず文章を校正してくださいね。
そこでこの記事ではseoライティングを終えたあとに行う、文章の校正方法を3つご紹介します。校正の仕方がわからない人にはこの記事が役立ちますよ。
文章校正はなぜ必要なのか?
校正とは文章の誤字脱字を添削する作業を指します。一通り書いた文章には、必ずと言っていいほど誤字脱字があります。これはライター歴がどれだけ長い人でも例外ではありません。
実際にプロ(文章執筆で生計を立てている)のseoライターであるボク(宮鶴桜懿)も、書いたばかりの文章には必ず誤字脱字があります。そして誤字脱字があると、コンテンツの質(seo順位)が下がります。
そのため、誤字脱字はなんとしても防がなくてはなりません。
誤字脱字があるとなぜコンテンツの質(seo順位)が下がるのか?
その答えは、『Googleが文章中に書かれている単語しか認識できないから』です。意外と盲点なのですが、そもそもGoogleは文章中に書かれていることしか認識できません。
例えば、ヒトが『ウ○コ』という文字を読むと、多くの場合で『ウロコ』と(勝手に頭の中で)予測変換します。
しかしその一方で、Googleが『ウ○コ』という文字を確認すると、必ず『ウ○コ』と認識します。なぜなら記事には『ウ○コ』と書かれているがために、そのように認識するしかないからです。
もしもですね、Googleがヒトのように『記事の内容を勝手に予測変換しながら読む』ようになりますと、記事に対する過大評価・過小評価が必ず生まれます。文章を勝手に予測変換するということは、記事に書かれていない情報をGoogleが勝手に補足することと同意義だからです。
そうなると、Googleは記事に対する正当な評価ができなくなります。要するに、不平等な評価が当たり前の世界になってしまうわけですね。
そのような事態を防ぐために、Googleは『書かれていることしか認識できない仕様』になっています。このことから文章中に誤字脱字がありますと、以下の図式が成り立ちます。
文章中に誤字脱字がある
↓
しかし、Googleは書かれていることしか認識できない
↓
つまり、文章の内容がGoogleに正しく伝わらない
↓
文章の内容が理解できないために、コンテンツの質が低いと判断するしかなくなる
↓
seo順位が下がる
この図式が成り立つわけです。そのため、文章を書いたあとは何かしらの方法で校正をし、誤字脱字(seo順位の低下)を防がなければなりません。
ちなみに、『文章校正』と似た言葉に『推敲』というものがあります。どちらも似たような意味合いを持ちますが、どちらかというと『校正』は誤字脱字を、『推敲』は話の内容・順序・表現を確認する要素が強いです。
要するに、『校正』は記事の表面上を、『推敲』は記事の本質部分を添削するということですね。豆知識として覚えておきましょう。
校正方法1:ツールを使って自分で文章を校正する
校正をする方法は大きく分けて3つあります。
- ツールを使って自分で文章を校正する
- ツールを使わずに自分で文章を校正する
- 人に文章を校正してもらう
この3つですね。ここでは『ツールを使って自分で文章を校正する』をご紹介しますね。
ツールを使って校正する方法は主に以下の8つです。
- Microsoft Word(無料)
- Tomarigi(無料)
- 漢字使用率チェッカー(無料)
- Enno(無料)
- 日本語校正サポート(無料)
- 文賢(有料:1,980円/月)
- ATOKクラウドチェッカー(有料:550円/月)
- Just Right!6 Pro(有料:47,000円)
Microsoft Word(無料)
Microsoft Wordでも校正をすることが可能です。その方法は以下のとおりです。
1.画面上段の『校閲』タブをクリック
2.『言語』の▼をクリック
3.『言語の設定』をクリック
4.左側に表示された『文章校正』
5.『文章スタイル』の▼をクリック
6.『通常の文(校正用)』をクリック
7.右側にある『設定』をクリック
8.クライアントもしくは所属部署が定めているルールを設定
コレでWordの校正設定は完了です。seoライティングに限らず、文章を書くときにWordを使う人は多いハズ。
もしもWordを使って文章作成しているのであれば、ぜひこの方法を使って校正してくださいね。
費用はかかりませんし、文章を書きながら校正も同時に行えるので、超おすすめですよ。
Tomarigi(無料)
Tomarigiは『文部科学省:大学教育の改革支援事業』のもと、青山学院大学で開発された校正ツールです。ソフトをダウンロードする手間がありますが、無料ツールにしては精度が高いのが特徴。無料ツールの中では一番おすすめです。
Tomarigiを利用したいときは、以下の手順を踏んでみてくださいね。
1.『青山学院大学|Tomarigi』にアクセスする
2.『Tomarigi v324』をインストールする
この手順で利用できるようになります。試してみてくださいね。ただしTomarigiはWindowsでしか使うことができません。Macでは利用できませんので気をつけてくださいね。
漢字使用率チェッカー(無料)
漢字使用率チェッカーとは、その文章の漢字の割合を瞬時にパーセンテージで示してくれる無料ツールのことです。
誤字脱字の指摘はできませんが、その文章の読みやすさを数字で提示してくれるのでなかなか使えるツールです。試してみてくださいね。
日本語・漢字難易度チェックツールの使用方法は以下のとおりです。
1.『漢字使用率チェッカー』にアクセスする
2.画面中央の枠組みにコピーしておいた文章を貼り付ける
3.『漢字率を算出』をクリック
この3ステップで漢字率を確認することができます。漢字の比率で読みやすさが断然変わりますので、一度使ってみてはいかがでしょうか。
Enno(無料)
Ennoとは明らかにおかしい誤字脱字・文法を指摘してくれるツールのことです。文章をコピペして使うだけなので、誰でもカンタンに利用できます。
1.『Enno』にアクセス
2.コピーした文章を画面右側の枠内に貼り付ける
3.『タイポ/変換ミス/誤字脱字エラーをチェックする』をクリック
この3ステップで校正をしてくれます。無料で利用できるので試してみてください。
日本語校正サポート(無料)
日本語校正サポートとは正しい日本語に修正してくれるツールのことです。Ennoと同様に文章をコピペして使うだけなので、難しい操作は一切ありません。
1.『日本語校正サポート』にアクセスする
2.コピーしておいた文章を画面中央の枠組みに貼り付ける
3.『日本語チェックをクリック』
日本語校正サポートも無料で使えるツールですのでおすすめですよ。一度に10,000文字までチェックできますので、使ってみてくださいね。
文賢(有料:1,980円/月)
文賢とはWebライダーが開発した校正ツール(文章作成アドバイスツール)のことです。有料ということもあり、無料ツールよりも正確な指摘を貰える確率が高いです。
またエラー表示されることも少ないので、ストレスフリーで文章をブラッシュアップできるのも魅力です。
文賢に申し込む際は以下の手順を踏んでくださいね。
1.『文賢』にアクセスする
2.ページ最下部に移動
3.氏名・連絡先等を入力
4.支払い方法を選択
5.『この内容で申し込む』をクリック
この方法で申し込むことができます。ただし初期費用が発生しますので、初月だけ12,780円かかります。校正に10,000円以上支払うのは正直ハードルが高いところですが……。
ライティングのプロであるボク(宮鶴桜懿)からしますと、文章を書くことに慣れていない人はこういったツールを使って、高いレベルの校正を何回かは受けるべきです。そうすればあなたのライティングレベルは間違いなく2〜3段階レベルアップします。
検討してみてくださいね。
ATOKクラウドチェッカー(有料:550円/月)
ATOKクラウドチェッカーとはディープラーニングを搭載した、最新の日本語にも対応可能な校正ツールのことです。有料ですが文賢の約1/4の費用ですので、利用しやすいかもしれません。
ATOKクラウドチェッカーを利用したいときは以下の手順を踏んでくださいね。
1.『ATOK Passport』にアクセスする
2.ページ最下部に移動する
3.希望するプランを選ぶ
4.『注意事項に同意しました』をチェック
5.『プランのお申込みに進む』をクリック
6.必要情報を入力
この手順で申し込むことができます。費用対効果の面で言えば、 ATOKクラウドチェッカーが一番おすすめです。「費用はかけたくないが、文章をレベルアップさせたい!」という人は利用してみてくださいね。
Just Right!6 Pro(有料:47,000円)
Just Right!6 Proとは文章中の誤字脱字・表記ゆれを素早く見つけてくれるツールのことです。しかも今なら体験版をダウンロードすることができます。
Just Right!6 Proの体験版をダウンロードする手順は以下のとおりです。
1.『Just Right!6 Pro|製品ページ』にアクセスする
2.『体験版ダウンロード』をクリック
3.必要情報を入力
この3ステップで体験版を利用することができますよ。「いきなり40,000円を投資するのはちょっと……」という人は、体験版を試してみてくださいね。
ただし、Just Right!6 ProはWindowsでのみ利用ができます。Macを使っている人は使用できませんのでご注意ください。
校正方法2:ツールを使わずに自分で文章を校正する
もしも校正を自分の目で行うのであれば、次の6つを意識してみてください。そうすれば自分で行った校正でも、自分の記事をレベルアップさせる事ができますよ。
- 時間を空けてから行う
- 一文の長さを75文字以内にする
- 一文に含まれる『ひらがな:カタカナ:漢字:数字:ローマ字』のバランスを意識する
- 文章にリズムをつける
- 文末の言葉をバラけさせる
- 最終的な仕上がりを『東京ウォ〇カー』のような雑誌系にする
校正の目的の1つは『文章を見やすくすること』です。seoライティングにおいては読者の滞在時間を伸ばすことが重要です。そのため、文章の読みやすさを意識して校正をしなければなりません。
文章を読みやすくしたいときは、次にご紹介する7点を意識して校正してみてくださいね。
時間を空けてから行う
時間をおいてから校正をすることで、客観的にその文章を添削することができます。仕上げてまもなく校正をすると、どうしても主観的に記事を読みがちなもの。
校正の精度を高めたいときは、時間をおいてから行うことを強くおすすめします。
一文の長さを75文字以内にする
校正するときは、1文の長さが最長でも75文字を超えないように調整しましょう。
1文の長さを最長でも75文字以内にすることで、文章がとたんに読みやすくなります。冗長的で意味を成さない無駄な文章を削ぎ落とすことになります。
〜ということ
〜といったことになります
などが冗長的な文章の最たる例ですね
このような文章は記事に『人間味』をプラスさせたいときは役に立ちます。しかし、こういった文章があまりにも多いと非常に読みづらくなります。回りくどい印象になってしまうからです。
実際にseoライティングにおいても、こういった回りくどい文章が多い記事の滞在時間は10秒を切る傾向があります。冗長的な文章が多い記事は、ひょっとすると読者をイラっとさせているのかもしれません(笑)
現代の読者は病的なまでに短気ですから、イラつかせることは当然NGです。
そのためこういった回りくどい文章が記事からなくなるよう文章を校正する際は、一文の長さを75文字以内と決めておいたほうが良いのです
ちなみになぜ75文字なのかというと、1つの記事において1文の最長が75文字以内だと、とたんに読者の滞在時間が伸びるとわかったからです。
1文の長さが75文字を超えると、読者は苦痛を感じるのかもしれませんね(笑)。そのため、ボク(宮鶴桜懿)は1文の長さは75文字以内にすることを推奨しています
また、75文字って以外と短いので、冗長的な文章を入れるスキはかなりなくなります。冗長的な表現を減らすことで、読者の滞在時間が10秒を切らないスマートな記事を量産できますよ。
ブログなどで冗長的な文章を使ってしまいがちな人は、75文字を意識して文章を校正してみてくださいね
一文に含まれる『ひらがな:カタカナ:漢字:数字:ローマ字』のバランスを意識する
『ひらがな:カタカナ:漢字:数字:ローマ字』のバランスを意識して校正するだけで、文章はとても読みやすくなります。
例えば以下の文章があるとします。
豊中市立第十一中学校林間学習覚書二十箇条が先程完成しました
これを見ると99%の人が『うわあ』となります。単純に読みにくいからです。
そこでですね、これを『ひらがな:カタカナ:漢字』のバランスを意識して書くと……。
豊中市立第十一中学校の林間学習におけるルールブック二十箇条がさっき完成しました
どうでしょうか?
少し読みやすくなったと思います。ここからさらに『数字:ローマ字』のバランスを意識すると、以下のようになります。
豊中市立第11中学校の林間学習におけるルールBOOK20カ条が5分前に完成しました
さらに読みやすくなりましたよね。また、『さっき』を数字で表現することで、情報内容がより具体的になっています。
そもそも『良い文章』とは相手に状況を想像させることを指します。
この例文では徐々に場面が想像しやすくなっていますから、文章を良い方向に校正できていることがわかります。
さらにですね、このバランスに付け加えて『文章をデザイン』しますと……。
豊中市立第11中学校の『林間学習におけるルールBook~20の守るべきこと~』が5分前に完成しました
どうでしょうか。もっと読みやすくなったと思います。
ここでちょっと振り返ってみましょう。最初の例文から完成形までの流れを見てみると、以下のようになります。
豊中市立第十一中学校林間学習覚書二十箇条が先程完成しました
⇩
豊中市立第十一中学校の林間学習におけるルールブック二十箇条がさっき完成しました
⇩
豊中市立第11中学校の林間学習におけるルールBOOK20カ条が5分前に完成しました
⇩
豊中市立第11中学校の『林間学習におけるルールBook~20の守るべきこと~』が5分前に完成しました
いかがでしょうか。最初と最後の文章を見比べてみると、とても同じものだとは思えませんよね。
このようにバランスとデザインを意識するだけで、文章は劇的に読みやすくなるのです。ただこのテクニックは正直、難易度が高いです。
多くの人は文章を書くこと自体にとらわれて、表面上のバランスやデザインにまで注意がおよばないからです。
そのため、最初は無理をせず『ひらがな:カタカナ:漢字』のバランスだけ意識してみてください。そうするだけであなたの文章はウソのように見やすくなります。
文章を校正する際の参考にしてみてくださいね。
文章にリズムをつける
校正をするときは、文章にリズムをつけて読みやすくしましょう。文章にリズムをつけるとは、気の利いた短文をはさむことで、行のボリュームを意図的にコントロールすることです。
例えば以下のような文章があるとします。
あまりにもひどい文章だとキチンと校正をしてもらえないおそれが出てくるんですよね。
相手も人間ですから、読みたくないものに対してエネルギーは使いたくないわけです。
その結果、あなたが手渡した記事はテキトーに読まれて、無難な意見を言われて『ハイ、終了』となります。
この3つの文章はそれぞれ39文字・38文字・48文字で書かれています。つまり、似た文章量(リズム)が続いているわけです。そのためこの文は単調な(なんとなくつまらなく見える)印象を読者に与えています。
単調な印象を与えてしまうと、読み手は記事に集中できません。そして、同じリズム(行数)が延々と続くと、読者はだんだん苦痛を感じだします。
『単調なルーティン』を繰り返している感覚に陥るわけですね。
同じ文字数(単調なリズム)が続く文章は、読み手に不快感を与えやすいのです。不快感が続くのは誰だって嫌なもの。
つまり、リズムが単調な文章は読者に苦痛を与えるがために、離脱率が高い文章になるおそれがあるのです。
ましてや、現代人は読み物に対して恐ろしいほど短期です。一瞬でも『なんだかなあ』と思わせたら、ほぼアウト(離脱)なんですよね。
そのため刺激を与えるという意味でも、文章には抑揚のあるリズムをつけるべきなのです
ではどうするのか?
文章間に気の利く短文をはさみ、行数をコントロールすればよいのです。
先程の例でいえば……。
あまりにもひどい文章だとキチンと校正をしてもらえないかもしれません。
そもそも、読み手は書き手と同じ人間です。
そのため正直なところ、読みたくないものに対してエネルギーは使いたくないんですよね。
それにも関わらずあなたが手渡した記事がグチャグチャであれば……。
テキトーに読まれます(笑)。
そして無難な意見を言われて『ハイ、終了』となります。
いかがでしょうか?
各行の文章量に波があり、リズムが生まれていますよね。そのことにより最初の状態に比べて不思議と読みやすくなっています。
ここでは『そもそも』『テキトーに読まれます(笑)』の2つを入れることで、各行の文章量を意図的にコントロールしています。
ちょっとした短文をはさむことで、各行の文章量がバラけて、最終的なバランスが良くなるのです。いわゆる『全体最適』ってやつですね。
『個々のバランスをあえて崩すことで組織全体を整える』というのは、リアルの世界でもよくある話です(笑)。
校正をする際も同じことで、記事全体のバランス(リズム)を優先するべきです。
そうすれば、同じ意味の文章でも段違いで読みやすくなります。試してみてくださいね。
文末の言葉をバラけさせる
seoライティング後に校正をする際は、文末が同じにならないようバラけさせましょう。同じ文末が続くと、稚拙な見た目になり、不思議と記事の内容を軽視されるようになるからです。
悪い例だと以下のようになります。
そしてその手法の1つが『改行』を使いこなすことです。
使いこなすと言っても、難しいことは一切ないです。
1文ごとに改行をすればよいからです。
イメージとしてはメルマガみたいな感じです
メルマガのように改行をするか否かで、読みやすさに決定的な違いが生まれるのです
どうでしょうか?
『ですですですです』うるさいですよね(笑)。まるで某日曜アニメのタ○ちゃんみたいになっています。
現代の読者は目が肥えていますから、こういった文章を見ますと『ですをメッチャ連呼してるやん。ボキャブラリー(笑)』このように笑われてしまいます。
するとですね、その記事は離脱率が高くなるんですよね。おそらく「こんな書き方をしている記事に有益な情報なんてないだろうな」と判断されるのでしょう。
離脱率が高くなりますとseo順位に悪影響があります。そのため、このような自体は避けなければなりません。ではどうすればよいのか?
答えはカンタンで、文末をバラけさせればよいのです。先程の例で言いますと……。
そしてその手法の1つが『改行』を使いこなすことです。
使いこなすと言っても、難しいことは一切ありません。
1文ごとに改行をすればよいからです。
イメージとしてはメルマガみたいな感じですね。
メルマガのように改行をするか否かで、読みやすさに決定的な違いが生まれます。
そのいっぽうで、『です』が連発する文章は〜。
いかがでしょうか。文末の表現をバラけさせただけで、印象がまるで違いますよね。このように、文末をバラけさせることは非常に重要なのです。気をつけてくださいね。
そしてですね、文末をバラけさせるのはとてもカンタンです。以下のようなレパートリーを持っているだけで、問題はチャチャっと解決できます。参考にしてみてください。
- 過去形に直す
- 断定形に直す
- 促進形に直す
- 命令形に直す
- 体言止めを使う
- 最後に『ね』をつける
具体的には以下の通り。
です
でした
ます
ました
ありません
しましょう
してください
こと
もの
することも
ですね
ますね
ありませんね
しましょうね
してくださいね
こともね
ですものね
こんな感じです。いま思いつくだけでも17個出てきました。これらを使えば、同じ文末が続くことはそうそうありません。
SEOライティングのあとに校正をするときは、これらを使って、文末をバラけさせてくださいね。そうすれば、キチンと最後まで読んでもらえる確率がググンと上がりますよ。
誤字脱字を意識するのはもちろんですが、これからは文末も意識してみてくださいね。
最終的な仕上がりを『東京ウォ〇カー』のような雑誌系にする
SEOライティング後に校正をする際は、東京ウ〇ーカーを意識して仕上げましょう。
現代社会は絶望的なまでに『活字』を読まない時代です。新聞各社の凄絶なる売上がそれを端的に表しています。
読者にキチンと最後まで読んでもらえるよう、校正をするときはその時代にあった形に整形しなければなりません。そこで注目してほしいのが東京ウ〇ーカー。
ボク(宮鶴桜懿)の経験上、相手が知りたがっているであろう情報を東京ウ〇ーカーのノリで掲載すれば、読者の滞在時間は少なくとも200%アップします。
そもそもですね、相手が探している情報を東京ウ〇ーカーのように
- 端的にリズムよく
- 一文一意を徹底
- 難しい言葉は一切使わない
- 一文のバランス・デザインを突き詰める
- 結論を辞書のように2~3行でパパっと伝える
これらを意識して記載すれば、離脱なんかされるわけがないんですよね。
ボク(宮鶴桜懿)は東京ウ〇ーカーを読むたびに『あー、これ書いた人はスゲー頭が良いんだろうなー』と、いつも感心しています。
東京ウ〇ーカーのような雑誌系メディアほど、洗練された文章を創造する人たちはいないでしょう。
そもそも彼らは本が読まれないこの時代で以下のことを考えています。
『どうやったら手に取ってもらえるのか?』
『どうやったら最後まで読んでもらえるのか?』
『どうやったらリピートしてくれるのか?』
これらを命懸けで、それこそ死ぬ気で四六時中考えています。
極端なまでに読みやすくしなければ、今は売れない。
⇩
廃刊になるかもしれない。
この図式が成り立つからです。
そういった事情もあり『文章の読みやすさ』に関しては、彼らの右に出るものはいないでしょう。そうなれば……。
当然ボクのインスパイア対象となります(笑)。SEOライティングをしているとですね。
『どういったイメージで文章を書けばよいですか?』
しょっちゅうこのように質問されます。
seoライターさんを指導し始めた頃は『東京ウ〇ーカーと大学のレポートを足して2で割ったイメージかな』と答えていましたが……。
『はぁ?』みたいな表情を毎回されるので、今は東京ウ〇ーカーだけをイメージするよう伝えています(笑)
あなたも文章を書くときは、東京ウ〇ーカーを意識して書いてみてくださいね。そうすれば読者の滞在時間が劇的に伸びますよ。
校正方法3:人に文章の校正をしてもらう
誰かに校正をしてもらえるのであれば、是非お願いしましょう。
自分一人で校正をするよりも、誰かに校正をしてもらった方が記事をブラッシュアップできます。
より客観的に記事をチェックできるからです。
そのため、記事の校正は極力誰かにしてもらうことをおすすめします。
するとですね、必ずこのように聞かれます。
「なら校正業者に依頼したほうがいいですよね」
そんな事は全くありません。
校正をするときに業者に依頼する必要は全くないんですよね。
あのような業者が行う校正と素人が行う添削の質は、それほど変わらないからです(笑)。
業者に文章の校正を依頼する必要はなし!
もしも誰かに校正してもらうことが可能なのであれば、それはあなたの身近にいる人でも十分です。
- 友人
- 家族
- 恋人
こういった類の人でOKです。
「プロではなく、素人に校正をお願いしても大丈夫なの?」
こういった意見が聞こえてきますが、大丈夫です。
なぜか?
その記事を読む人も、結局は素人だからです。細かい点はそれほど気にしません。そのため、校正にプロを雇う必要はありません。
それに付け加えてですね、おそらく文章の校正であれば、素人(執筆を仕事にしていない人)とプロ(執筆を仕事にしている人)の間に、それほど差はありません。
『記事を書く』であれば流石に質に差が出ます。経験が物を言うからです。
しかし『文章を校正する(批評する・意見を言う)』だけであれば、誰にでもできます。感想を言うだけでOKだからです。
最近ではネットに『ブログの添削します!』というサービスもありますが……。誰にでもできることに対してお金を支払う意味が、ボクにはわかりません(笑)(協力者がいないのであれば話は別です)
seoに特化した校正(要するにリライト)なら専門性が必要ですので、お金を支払う価値は十分にあると思います
しかし、『誤字脱字を見つけるため・記事として成り立っているかを確認するため・自分では思いつかないアイデア(視点)の獲得』この3点が校正の目的なのであれば、業者にわざわざ依頼をする必要はないでしょう。
誤字脱字を見つけるだけなら素人でもできます。
記事として成立しているかを判断するだけなら素人でもできます。
自分では思いつかないアイデア(視点)は素人からでもゲットできます。
(あのような校正サービスから天啓の閃きレベルの視点が手に入るとは考えにくいですしね笑)
実際にボク(宮鶴桜懿)が過去に専属契約を結んでいた上場企業が校正をするときは、校正においては素人であるライター同士で行っていました。校正に対してお金をかける必要はないことが、この例からわかります。
これらのことから、記事の校正はあなたの友人・家族・恋人にお願いをしても問題ありません。
そもそも校正の目的は、あなたが進化するために必要な『あなたとは異なるアイデア(視点)を得るため』です。
殻を破るためのヒントである『自分と異なるアイデア(視点)』を手にすることができるのであれば、相手が素人だろうがゴリラだろうがゴブリンだろうが何でもよいのです。
つまり校正の専門家なんかわざわざ用意しなくてもOKということ。
だって、その記事を読む人も結局は素人なんですから。そのため記事を完成させるのに、何でもかんでもプロを用意する必要はないのです。
以上のことから、校正をしてもらうときはあなたの身近にいる友人・家族・恋人で十分です
どうせお金をかけるのであれば、もっと有意義な部分(ライターを雇う・ツールを買うなど)にお金をかけましょう。そっちのほうがどう考えても、クオリティの高い記事を仕上げられます。
3つの中で最もおすすめな校正方法は『人にしてもらうこと』
これまでにご紹介した3つの方法の中でも特におすすめなのが『誰かに校正をしてもらう』です。その理由は『自分では思いつかない要素をカンタンにプラスできる』から。
自分と他人の視点は必ず異なっていますから、毛色の異なる情報をカンタンに付与できるのは大きいです。また、人に校正をしてもらうことで、成長スピードが何十倍にもなります。
seoライティングにおいては、よほど意識が高くない限り(ライティング本を読み漁る・ライティング講座に参加するなど)、自分で自分の殻を破るのは容易ではありません。
seoライティングを1人で続けていくと、『自分のスタイル』という名の怠惰に必ず取り憑かれるからです。
Googleは定期的にアルゴリズムをアップデートしています。そのため、我々も絶えず殻をブチ破らなければなりません。
そうしなければ、Googleのアップデートが発生するたびに、ヤツが要求するレベルについていけなくなるおそれがあるからです。
その一方で、ライティングスタイルを磨くことには大いに意味があります。『ストロングポイント=差別化』に直結するからです。
しかし、1つのスタイル・やり方に固執すれば、必ずカベにぶち当たります。1つのスタイルのみではすぐに限界を迎えるからです。
そのため絶えず自分の殻をブチ破りつづけ、スタイル(仕事の引き出し・必勝パターン)をどんどん確立すべきなのです。そしてSEOライティングにおいては、その代表的な手段が『誰かに校正してもらうこと』なのです。
ボク(宮鶴桜懿)の経験上、他人からの校正・意見が新たなトビラ(スタイル)を啓く『キッカケ』となる確率は9割を超えます。
校正をしてもらうたびに、ほぼ確実に新たな引き出しを得ました。『十人十色』という言葉があるように、1つの物事に対して抱く感情・意見は大小あれど、必ず違うからです。
そのため、新たなスタイルを確立したいときは、他人から『自分とは異なる視点に基づく批評』をもらったほうが手っ取り早いんですよね。
つまり、校正をしてもらう真の目的は
- 記事のクオリティを上げること
- あなた自身を進化させること
この2つになるわけです。そして、自分1人でこの2つをパパっと得ることは99%不可能です。1つの視点では得られる気づきの数が非常に少ないからです。
このことから.SEOライティングをしたあとは必ず他人に校正をしてもらってくださいね。そうすれば、自分のスタイルに自己満足することなく、自分の能力に自惚れることなく、神速で成長することができます。
まとめ|seoライティングのあとは必ず文章を校正しよう
seoライティングをしたあとは必ず校正をしてくださいね。そうすれば読みやすくて、読者の滞在時間が長い記事が100%できます。
そして校正の方法は大きく分けて3つあることもわかりました。ツールを使うか・使わないか・誰かに校正をしてもらうか。どの方法で校正をしても確実に文章をブラッシュアップができます。試してみてくださいね。
また、この3つの方法の中でも特におすすめなのが『誰かに校正をしてもらうこと』です。自分以外の目で校正をすることで、誤字脱字の発見だけではなく、自分とは異なるアイデア(視点)を用意に手に入れられます。
手っ取り早くライティングレベルを上げたいときは、誰かに校正してもらうことを強くおすすめします。