【ホームポジションなど】タイピングが早くなる6つのコツ|無料でできる練習方法も解説

タイピング 早くなるコツ

「タイピングがなかなか早くならないな」

「タイピングの練習をして、入力作業をもっと早くできるようになりたい!」

Webライターなどパソコンを使った仕事をしている人の多くは、このように悩むことが多いです。

詳しくは後述しますが、タイピングが早くなるコツは主に6つあります。

  1. ホームポジションを覚える
  2. まずは母音の位置を覚える
  3. 正しい姿勢を身につける
  4. 1つ1つを正確に打つ
  5. 次に打つキーと単語を常に意識する
  6. 決められた指で打つ

これらをマスターすれば、誰でもタイピングが早くなります。

しかしそうなると「具体的にどうやって練習すればいいの? 無料でできる方法はあるの?」と疑問に思う人もいるハズ。

そこでこの記事ではタイピングスピードが速くなるコツだけでなく、練習方法・練習する際のポイント・パソコンの入力作業が更に早くなる方法を解説いたします。

この記事を読み終えるころには、タイピングが早くなるきっかけを掴むことが必ずできますよ。

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錦橋慶叡

SEOライター兼コンテンツディレクター。編集プロダクションでの勤務を経て独立→法人化。現在は事業拡大に伴い、TwitterにてWebライターを積極採用中。これまでに累計400人以上ものWebライターを指導。「文章でメシを食っていきたい!」と考えている人を最短最速でレベルアップさせるのが使命であり生きがい。

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【ホームポジションなど】タイピングが早くなるコツ

タイピングを早くするコツは以下の通りです。

  1. ホームポジションを覚える
  2. まずは母音の位置を覚える
  3. 正しい姿勢を身につける
  4. 1つ1つを正確に打つ
  5. 次に打つキーと単語を常に意識する
  6. 決められた指で打つ

ホームポジションを覚える

次にホームポジションを覚えましょう。

ホームポジションとは、最初にキーボード上に置く指の位置です。

下記にキーボード上のどこに指を置くか、ホームポジションの表を載せました。

(各指のホームポジションと担当)

指の名称ホームポジション担当キー
左の人差し指FS%RTFGVB
左の中指D#EDC
左の薬指S“WSX
左の小指A!QAZ
右の人差し指J67YUHJNM
右の中指K8IK<
右の薬指L9OL>
右の小指+0P+?

まずは人差し指に注目です

両手の人差し指をどこに置くか覚えれば、自然と他の指の位置もわかります。

初めにキーボードのFに左手の人差し指、Jに右手の人差し指を乗せます。

その後、左手は、Fの隣の「D」に中指、その隣の「S」に薬指、最後に「A」に小指を乗せ、右手は、Jの隣の「K」に中指、その隣の「L」に薬指、その隣の「;」に小指を乗せます。

以上の基本位置がホームポジションであり、この位置を体に染み込ませることが重要です。

もし両手人差し指の位置を忘れても、FとJのキーには凹凸があるキーボードが多くあるので、探して見て下さい。

このホームポジションを覚えることによって、タイプミスが減り、作業効率が上がります。

同じ文書を打つにしても、短時間で終わらせることが出来るので、その分自由な時間が増えますよ。

また、一文字打ったらすぐにホームポジションに指を戻すことを、忘れないようにしましょう。

まずは母音の位置を覚える

次に、母音の位置を覚えましょう。

なぜなら、日本語ローマ字入力では「子音+母音」ですべての文字が打てるからです。

下記の表に例を載せました。

【母音+子音の例】

母音カ行サ行タ行
AK+A(か)S+A(さ)T+A(た)
IK+I(き)S+I(し)T+I(ち)
UK+U(く)S+U(す)T+U(つ)
EK+E(け)S+E(せ)T+E(て)
OK+O(こ)S+O(そ)T+O(と)

上の表からわかるように、文字の半分は母音です。

母音を覚えただけで、文字の約半分を覚えたことになります。

まずはひたすら「あいうえお」を打ち込み、ホームポジションから指がどう動くのか、体に覚え込ませましょう。

日本語の半分を覚えただけでも、タイピングのミスが減り、効率が上がるのが実感できます。

あとは子音の「K、S、T、N、H、M、Y、R、W」の位置を覚えれば、日本語はほぼ打てるようになるので、頑張りましょう。

正しい姿勢を身につける

正しい姿勢を身につけるとタイピングのミスが減り、頭痛や肩こり、腰痛が減ります。

正しい姿勢とは、どんなものなのかを次の表にまとめました。

【正しいタイピングの姿勢】

概要ポイント
画面から40cm以上離す
ディスプレイ目線よりやや下に置くようにする
肘の角度は90℃以上にする
椅子背もたれは使わず、背筋を伸ばした状態で座る

実際に、上記の表の状態を守ったまま作業をしてみました。

画面から目を離すことによって視野が広がりミスが探しやすくなるとともに、ディスプレイを目線のやや下にすることによって疲れ目防止に役立ちました。

腕の角度に注意しつつ、背もたれを使わず背筋を伸ばした状態でタイピングすると、心地よい緊張感の中でタイピングできミスも減りました。

疲れもいつもと比較して、タイピング作業が終わった後、軽減された感じがあります。

頭痛や肩こり、腰痛などに悩んでいる方は、よりわかりやすい体感を得ることが出来ると思います。

そして、パソコンに長時間向き合う人ほど、健康に対する効果を実感できるはずです。

以上、3つの要点が、タイピングを早くするために必要である基本的なことです。

まず、この3つのことを守ってタイピングの練習をしていきましょう。

1つ1つを正確に打つ

タイピングが早くなるコツは、1つ1つを正確に打つことです。

なぜなら、正確に打てるため修正の必要がなく、キーを探す手間も省けるため、テンポ良く入力することができるからです。

例えば、入力ミスをしてしまうと、以下のような作業が発生し、修正にかなりの時間を要します。

  • ・入力ミスを認識する
  • ・入力ミスした場所まで戻す
  • ・入力ミスした文字を削除する
  • ・打ち直す

このように、入力ミスの修正はとても時間のロスとなります。

簡単な作業なのですが、入力ミスの時間と修正の時間の間に、もっと先の入力ができるため、確実に打数には違いがでるでしょう。

なので、ミスをしないように入力を1つ1つ正確に打つことが大切なのです。

そのためには、キーボードの正確な位置を覚えることが重要となります。

その際ホームポジションを覚えることが重要になるのですが、それの覚え方に関しましては後述しますね。

次に打つキーと単語を常に意識する

タイピングが早くなるコツは、次に打つキーと単語を常に意識することです。

なぜなら、タイピングを早くするためには、次に打つキーや単語を意識していないと、そこが時間のロスとなるからです。

タイピングの早さが上がっても、次に打つキーや単語を考える時間でロスになってしまっては、意味がないでしょう。

次に打つキーを意識するということは、キーボードの正確な位置を覚える必要があります。

そして、次に打つ単語を常に意識することで、次の動作がスムーズに行えるのです。

このように、次に打つキーと単語を常に意識することは、タイピングが早くなるコツと言えます。

次に打つ単語を常に意識して頭に思い浮かべることも、タイピングの早さを上達させるためには大切なことですね。

決められた指で打つ

タイピングが早くなるコツは、決められた指で打つことです。

なぜなら、決められた指で打つ方が、デタラメに打つよりもずっと早く打てるからです。

例えば、右手の人差し指のホームポジションは「J」の位置にあり、左手の人差し指は「F」の位置に置きます。

なお、ホームポジションとは、タイピングをする際の最初に指を置いておく場所を意味します。

このホームポジションを基準として、位置関係を覚えるのです。

以下の表で各指のホームポジションと担当を見てみましょう。

このように、それぞれの指にはホームポジションというスタート地点と、担当するキーがあります。

上記の表が正解というわけではありません。

人によって指の長さなどが異なりますので、あくまで目安として覚えておくと良いでしょう。

つまり、この指はこのキーを担当するというように担当を決めることによって、時間のロスを抑えることができます。

このことから、タイピングが早くなるコツは、決められた指で打つということと言えます。

無料でできる!タイピングの練習方法

タイピングの練習をする際、以下の練習方法があります。

  1. Webサイト:寿司打
  2. スマホアプリ:タイピング練習~日本の名所~
  3. PCソフト:特打ヒーローズ名探偵コナン(最新)
  4. SNSで短文を打つ
  5. 慣れてきたらブログで長文を書く

Webサイト:寿司打

寿司打」とは、無料でWeb上でできる、ローマ字入力のタイピング練習ゲームです。

遊び方は、制限時間内に画面左端から流れてくるお皿に乗った文字を消えるまでに、どれだけタイピング出来るかでスコアが決まります。

ゲーム開始前に、難易度5種類・コース3種類から好きな組み合わせを選ぶ方式をとっていて、自分のスキルや遊ぶ時間によって選べます。

下の表に細かい仕様をまとめました。

【寿司打の難易度】

難易度詳細
練習ゆっくりお皿が流れてくる 残り時間0で終了
普通普通のスピードでお皿が流れてくる 残り時間0で終了
正確重視キーを打ち間違えたらお皿がリセットされる 残り時間0で終了
速度必須お皿が1枚でも画面外に流たら終了
一発勝負キーを1度でも打ち間違えたり、お皿が画面外に流れたら終了

【寿司打のコース】

コース詳細
お手軽 3,000円コース文字数:2~7文字 制限時間:60秒
お勧め 5,000円コース文字数:5~10文字 制限時間:90秒
高級 10,000円コース文字数:9~14文字以上 制限時間:120秒
引用元:寿司打WebGL版(2021年12月26日)

上の表からわかるように、個人のペースやスキルに合わせて組み合わせを変えていけるのが、特徴です。

長くても120秒設定なので、スキマ時間に練習するのにも、毎日の習慣にするのにも最適なタイピングゲームでしょう。

また、ミスをしなければ制限時間が伸びる仕様もあり、タイプミスを減らしていくのにも役立ちます。

次は、スマホアプリでタイピング練習する方法を紹介します。

スマホアプリ:タイピング練習~日本の名所~

「タイピング練習~日本の名所~」は、無料でダウンロード出来るスマホアプリです。

iOS・iPadOSAndroidに対応しています。

遊び方は、日本各地の名所の写真を見ながら、表示される文字をタイピングしていくかたちです。

制限時間の60秒以内で、どれだけ解答できるかチャレンジします。

結果はランキング形式になっているので、自分がどのくらいのタイピング能力なのか人と比べることができます。

次は、有料版PCソフトの紹介をしたいと思います。

PCソフト:特打ヒーローズ名探偵コナン(最新)

特打ヒーローズ名探偵コナンCollection」はソースネクスト株式会社から発売されている有料PCソフトです。

タイピング練習ソフト3本と、IQゲームソフトが1パッケージになって販売されています。

ダウンロード版、パッケージ版ともに本体価格4290円(送料別)です。

最新版の対応OSを以下に表記します。

  • Windows8.1(32bit/64bit)
  • Windows10(32bit/64bit)
  • Windows11

大人モードと子供モードの切り替えで、難易度が調整でき、家族で一緒に遊べます。

また、テレビオリジナル声優陣の声付きなので、アニメ名探偵コナンのファンなら一考の余地ありです。

タイピングゲームで単語を打つことに慣れてきたら、次の段階に進んでみましょう。

それは、SNSで短文を打つことです。

SNSで短文を打つ

本当に必要な能力は、頭で考えたことをタイピングできるようになることです。

しかし、ゲームのタイピング練習では、見た文字を打つことが出来るようになるだけです。

タイピングを必要とする場面は、長文を打つ場面が多く、長文を打てなければ意味がありません。

そこで、いきなり長文に挑戦せず、まずはSNSで短文を打つことに慣れましょう。

特に、Twitterは文字制限数が少ないため、気軽に打ち込めておすすめです。

TwitterはPCからも利用出来るので、1日に何ツイートすると数を決めて、PCからタイピング練習がてら投稿を続けましょう。

慣れてきたらブログで長文を書く

最終段階は、ブログで長文を書くことです。

会員登録さえすれば無料でブログを書けるサイトは多く、Amebaブログはてなブログなどが有名です。

他にも無料ブログを書けるサイトはたくさんあるので、気に入ったものを選んで書いてみましょう。

あくまでタイピング練習のためにブログを書くので、内容・文字数などは気にしません。

毎日書く、という習慣をつけることの方が重要です。

もし、ここまでやってもタイピングが速くならなかったら、タイピングの基礎が疎かになっているかもしれません。

普段のタイピング練習を見直してみましょう。

タイピングの練習をする際のポイント

タイピングの練習をする際、以下の3つがポイントになります。

  1. 短い文を繰り返し打つ
  2. 1日30分練習する
  3. スコアを計測する

短い文を繰り返し打つ

タイピングを練習する際は、短い文を繰り返し打つことを心掛けましょう。

そうすることでブラインドタッチ※を習得できるからです。

※ブラインドタッチとは、手元ではなく画面を見た状態でタイピングをするテクニックのこと。

ブラインドタッチを習得することで、タイピングスピードはかなり向上します。

例えばキーボードを逐一見ながらタイピングする場合と、画面を見ながら常に手を動かし続けるのとでは、スピードに雲泥の差が出るのは想像に難くありませんよね。

なぜこのようになるのかといいますと、タッチタイピングを習得するとキーボードとディスプレイを目で往復する必要がなくなり、ミスタッチも即座に修正できるからです。

したがってキーボードを早く打つうえでブラインドタッチを習得するのは、非常に重要になります。

そして上述しましたように、ブラインドタッチを習得するには『短文を繰り返し打つ』ことが有効なのです。

そうすることで手先にタイピングの動きをしみこませることができます。

ちなみに、短文で練習する際のポイントとしましては『キーボードを絶対に見ないこと』が挙げられます。

キーボードを見た状態で練習をしても意味がないからです。

練習をする際はまず、キーボードを見ないようにしましょう。

しかしそうはいっても、ついついキーボードを見てしまう人も多いハズ。

そんなときは手元の上からタオルを敷いて、見えない状態を強制的に作るのがおすすめです。

この状態であれば目で確認することは不可能ですので、イヤでもブラインドタッチの状態を再現できます。

これを繰り返すことで、ブラインドタッチの習熟度は確実に上がります。

目ではなく手で打てるようになるよう頑張りましょう。

1日30分練習する

タイピングを上達するためには、1日30分の練習を続けましょう。

ここでのポイントは練習時間の目安が10分では無く、30分であるという点です。

理由は2つあります。

1つ目の理由は、長い目で見たときに練習時間に差が生まれるからです。

ブラインドタッチの習得には、おおよそ2ヵ月必要だと言われています。

ここで、同じ2ヶ月でも1日10分の練習を続けた場合と30分の練習を続けた場合で考えてみましょう。

同じ毎日続けるでも、2ヶ月後には20時間の差が付いています。

これが、半年後になれば60時間の差になります。

塵も積もれば山となる、当たり前ですが、例え一日20分の差でも2ヶ月後にはその差は歴然となるわけです。

2つ目の理由は、こちらが重要なのですが、コツを掴むことがタイピング上達に重要だからです。

ブラインドタッチは、よくスポーツと似ていると言われます。

ここでは、サッカーのリフティングに例えてみましょう。

タイピングにおいてミスタッチを少なくし正確に文字を打つことは、リフティングをミスなく、長時間続けることに似ています。

どちらも、フォームが大切でブレると精度が落ち上手くいきません。

また、コツを掴みさえすれば途端に上達することが多くあります。

只、そのためにはある程度まとまった時間が必要となります。

上述の内容が毎日30分の練習時間が必要な理由です。

10分では短すぎるという訳です。

勿論、毎日1時間を作れるのであればそれに越した事はないのですが、仕事や家事の合間に1時間を作ることは非常に難しいです。。

以上のことから、毎日30分の練習時間を作ることを心掛けましょう。

次にどのように30分を作るのかについて、具体的に説明します。

只、前提として普段の日常に30分の時間を作るのですから、今までの過ごし方を少し変えなければなりません。

そのための努力は必要となります。

始めのうちはしんどいこともあるかと思いますが、頑張って乗り切って欲しいです。

この点が一番重要となります。

まとまった時間を作る上で、重要なことが意外と環境だったりします。

例えば、朝30分早く家を出て、喫茶店で30分の練習をするというのはどうでしょうか?

家にいると、どうしても他のことが気になり、集中した30分を作れないといったこともあるでしょう。

そういった場合、外の環境を利用するのも一つの手です。

只、どうしても喫茶店を利用するのは出費がかさんで厳しいということもあります。

そういった場合は、コンビニのイートインスペースを利用するという方法もあります。

環境を整え、集中出来る30分の練習時間を作りましょう。

タイピングサイトのスコアを毎日計測する

さらにタイピングを上達するために、タイピングサイトで毎日スコアを計測しましょう。

スコア計測によって、今の習熟度を定量化することが出来ます。

英語学習を例に説明します。

英語学習には、英検やTOEIC等多くのテストが存在します。

仮にあなたが今英語学習をしていてそれらのテストを一切受けないとするとどうでしょう。

あなたは、自分が今どのレベルにいるのか、勉強していることがきちんと身に付いているのかが一切分からないのではないでしょうか。

これでは、自分が以前と比べてどれほど出来るようになったかが実感出来ず、モチベーションも上がりません。

一方で、定期的にテストを受け、スコアが返ってくる環境にいた場合はどうでしょうか。

今の自分の到達点が可視化され、次の目標を設定することが出来ます。
それだけではなく、次の目標に到達するためには何が必要なのか?自分に足りていない部分はどこなのか?というところまで考えることが出来ます。

何より自分の成長を実感出来、モチベーションの維持にも繋がります。

このように、スコア計測をすることは目標に到達する上で非常に有効な手段となります。

そのためタイピングサイトを利用する際は、点数を毎回計測しましょう。

なお、スコアを計測する際はGoogleスプレッドシートを使うのがおすすめです。

Googleスプレッドシートなら無料かつ簡単に表を作成できます。

おそらく3分ほどでスコア表を作成できますので、試してみてくださいね。

タイピングの入力スピードをもっと上げる方法

もしもタイピングをもっと早く打ちたいのであれば、以下5つを意識しましょう。

  1. ショートカットキーをマスターする
  2. ユーザー辞書を使う
  3. 音声で入力する
  4. すべてを速く打とうとあえてしない
  5. 変換のタイミングを意識する

これらを意識的に活用することで今よりもタイピングスピードが上がり作業効率が格段に上がります。

作業効率が上がれば同じ時間でより多い作業量をこなせるようになるので余った時間を他の事に使うことができるのです。

また、これら一つ一つの短縮時間は短くても複合的に組み合わさることで大幅な時間短縮に繋がります。

ですので、これからご紹介する5つの事を是非覚えて活用してみましょう。

ショートカットキーをマスターする

まずはショートカットキーを覚えましょう。

ショートカットキーを覚える事でクリックおよびいくつかの手順を踏まなければできなかったこと(保存など)を、キー操作一つで行うことができます。

その結果、作業の時間短縮に繋がります。

例えば、パソコン作業でコピーや貼り付けはよく使う機能の一つです。

文章のコピーと貼り付けをマウスで操作する場合は以下のような手順を踏みます。

  • 文章をドラッグする
  • 右クリックをする
  • 「コピー」を選択する
  • 貼り付けたい場所で右クリックをする
  • 「貼り付け」を選択する

ですが、ショートカットキーを使うとこのような手順になります。

  • 文章をドラッグする
  • CTRL+Cを押してコピーする
  • 貼り付けたい場所でCTRL+Vを押して貼り付けする

このようにコピーから貼り付けまでの手順が減ります。

ちなみに頻繁に使えるショートカットキーはこのようなものがあります。

ショートカットキー操作内容
Ctrl+Cコピー
Ctrl+X切り取り
Ctrl+V貼り付け
Ctrl+A全て選択
Ctrl+Z一つ前に戻す
Ctrl+Y戻した操作をやり直す
Ctrl+Sファイルの保存
Ctrl+Oファイルを開く
Ctrl+Pファイルの印刷
Ctrl+Wウィンドウを閉じる
Ctrl+N新しいファイルの作成
F2 ファイル名の変更
Alt+Spaceメニュー表示
PrintScreen スクリーンショット撮影
Ctrl+Shift+Escタスクマネージャーの起動
Alt+Tabアプリやウィンドウの切替
Alt+F4ウィンドウを閉じる
Alt+Enterプロパティの表示
Ctrl+F検索ボックスの表示
Ctrl+Shift+N新しいフォルダの作成
Shift+Deletファイルやフォルダの完全削除

ショートカットキーを覚えて、作業時間を短縮させましょう。

ユーザー辞書を使う

ユーザー辞書を上手く使うことでタイピングスピードが上がります。

ユーザー辞書とは、自分が指定した言葉で単語がすぐに変換できる機能です。

例えば、「ありがとうございます。」という言葉は普段から頻繁に使う単語かと思います。

これをユーザー辞書で読みを「あり」にして単語を「ありがとうございます。」と登録します。

そうすることで、「あり」と2文字入力するだけで「ありがとうございます。」と変換できるようになるのです。

普通にタイピングするなら11文字入力しなければいけない文字が2文字で済みます。

このように入力する字数を減らすことでタイピングスピードを上げることができるということです。

ユーザー辞書の登録は右下にある「あ」や「A」と表示されているアイコンを右クリックします。

そうしましたら「単語の追加」という項目をクリックします。

次に表示された画面の「よみ」と「単語」に登録したい単語を入力して「登録」をクリックすれば完了です。

音声で入力する

文字を音声入力するということも作業効率を上げる事に繋がります。

昨今、各デバイスの音声の聞き取り機能が格段に向上しています。
その為、音声で入力しても誤字や聞き間違えなどの数が減ってきているのです。

また、かなりのタイピング速度の人でも音声入力をすると普段の1.5倍ほどの速度で入力することができると言われています。

身近な音声入力だとGoogleドキュメントを使う方法があります。

やり方はスマホでGoogleドキュメントを開き、音声入力をタップします。
そうしましたら、自分が文章にしたい言葉をマイクに向かって喋るだけです。

それだけで自動で文字として入力してくれるのです。

ですが、多少の誤字や聞き間違えなどもありますので、最終的には自分で修正する作業が必要となります。

もしも、音声入力が上手く行かない場合は以下の点を確認してみましょう。

  • アプリや機器の設定でマイクの許可がされているか
  • マイク自体が壊れていないか
  • マイクを指などで隠してしまっていないか

これらの事象を解消することで音声入力がしっかりとできるようになります。

すべてを速く打とうとあえてしない
意外かもしれませんがタイピング速度を上げる為に全てを速く入力しなければいけないというわけではないのです。

タイピング速度を上げる為にはミスを減らすことが大事だからです。

例えば、長い単語を素早くタイピングしたとしても、ミスがあると打ち直しをしなければいけません。

そうしますと修正する時間がかかってしまうので、本末転倒になってしまうのです。

長い単語などは無理に速く打とうとせずに確実にミスのない速度で入力した方が結果的には効率がよくなります。

変換のタイミングを意識する

入力をする際は変換をするタイミングも重要になってきます。

区切る場所によっては誤変換を起こしやすくなるからです。

例えば「今日はいいお天気です」という文章を打つとします。

これを「今日」で区切ってしまうとその後に続く「は」という言葉が誤変換しやすくなってしまいます。

「は」と入力して変換を押してしまうと以下のような単語が出てくる可能性があります。

ここでついエンターを押してしまい確定させてしまいがちです。

そうするとミスタイプですので、消して打ち直しをしなければいけなくなります。

変換をするタイミングは文節で区切ると誤変換は少なくなります。

文節とは区切っても不自然でない文章のことです。

ですので、この場合は「今日は」で区切ることで間違った変換を防ぐことができます。

変換をするタイミングを工夫することで、修正する必要がなくなるので作業効率がよくなります。

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