大学生にブログがおすすめできない理由とできるワケ|初心者ブロガーでも始められる方法を解説

大学生 ブログ

「ブログって大学生にもできるのかな?」

「『大学生にブログはおすすめできない』って聞いたことあるけど、実際のところはどうなのかな?」

このようにお悩みかもしれません。

難しいところなのですが、おすすめできない理由とできるワケを統括しますとブログは大学生にはおすすめできない『ビジネス』と個人的には感じます。

理由はいくつかありますが、やはり稼げるようになるまでの時間がかかりすぎるのが要因です。

詳しくは後述しますが、ブログでの収入はアクセス数に比例します。

そしてジャンルにもよりますが、アクセスは発生するのに3か月~半年かかります。

アクセスを発生させるだけでも最低3か月かかるわけですからそれを収益化させるのには、それ以上の時間がかかることは想像に難くありません。

逆に言いますと「稼げるようになるまでに時間がかかってもいいから、ブログをやりたい!」のであれば、初心者大学生でもブログにチャレンジするのは全然アリです。

ブログであれば、始めるのに必要なコストや参入障壁が圧倒的に低いからです。

そのため資本力やビジネス経験が社会人に比べてどうしても劣りがちな大学生にも、ブログはおすすめの選択肢となります。

そもそも大学生に限った話ではありませんが、ブログにはおすすめできる理由とできない理由の両方があります。

詳しくは以下の通り。

【おすすめできない理由とできるワケ】

おすすめできない理由おすすめできる理由
稼ぐまでに時間がかかる
執筆内容によっては黒歴史になる
発信力が磨かれるわけではない
ライティングスキルが身につく
SEOスキルが身につく
リスクが低い

このように両方の理由があるために、『できる・できない論争』が巻き起こっているわけですね。

そうなると、各理由の詳細が気になりますよね。

そこでこの記事では、当メディアを運営中の現役SEOライティング講師が以下のことを客観的立ち位置から解説します。

  1. 大学生にブログがおすすめできない理由
  2. おすすめできる理由
  3. ブログが向いている人の特徴
  4. ブログの始め方

この記事を読み終えるころには、あなたの中に『ブログをすべきか否か』の答えが出ていますよ。

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錦橋慶叡

SEOライター兼コンテンツディレクター。編集プロダクションでの勤務を経て独立→法人化。現在は事業拡大に伴い、TwitterにてWebライターを積極採用中。これまでに累計400人以上ものWebライターを指導。「文章でメシを食っていきたい!」と考えている人を最短最速でレベルアップさせるのが使命であり生きがい。

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大学生にブログをおすすめできない理由を解説

  1. 稼ぐまでに時間がかかる
  2. 執筆内容によっては黒歴史になる
  3. 発信力が磨かれるわけではない

稼ぐまでに時間がかかる

大学生にブログをおすすめできない理由は、稼ぐまでに時間がかかるからです。

なぜなら「人が集まる場所に、お金が集まる」とよく言われるように、ブログもアクセス(=人)を集めないと稼げないからです。

例えば「Googleアドセンスで15,000円、アフィリエイトで月150,000円稼ごう!」と思ったのであれば単価等をある程度仮定した場合、必要月間アクセスは以下のようになります。

【Googleアドセンスで稼ぐ場合】

重要指標具体例
目標月間報酬15,000円
クリック単価3円
CTR(クリック率)10%
必要月間アクセス数50,000
※訪問者がサイト内に設置した広告をクリックすることで得られる報酬システムのこと。

【アフィリエイトで稼ぐ場合】

重要指標具体例
目標月間報酬150,000円
アフィリエイト単価1,000円
CVR(成約率)1%
必要月間アクセス数15,000
※自分のブログで商品を紹介し、そのブログから商品へのリンクを通して商品の購入が行われたときに報酬が発生する仕組みのこと。

Googleアドセンスで稼ごうがアフィリエイトで稼ごうが、月間アクセス数はこのように相当数必要になります。

Googleアドセンスであれば、なんと50,000アクセスも必要です。

1日換算で考えますと、約1,700人も集客しなければならないわけですね。

ブログ運営やコンテンツ制作経験のない大学生がこれだけの集客を1か月や半年そこらで成功させるのは、どう考えても難しいです。

仮に自社で製作した商品、つまり単価が何十万円もの製品を売るのであれば、アクセス数は1,000~10,000でもさほど問題ありません。

アクセス数の少なさを単価が補ってくれるからです。

しかしGoogleアドセンスやアフィリエイトなど単価が数千円しかないものを用いてブログで数万円稼ぐのであれば、上記の表のように相当なアクセス数が必要です。

このアクセスを初心者大学生が稼ごうとするのであれば、少なくとも1年前後はかかると見ましょう。

そのように心構えておくことで、結果がすぐに出なくとも焦ることなく作業に取り組めます。

執筆内容によっては黒歴史になる

大学生にブログがおすすめできない理由は執筆内容によっては黒歴史になるからです。

なぜなら、文章を書くことに熱中してしまい客観的な視点を失うことで、思わずイタイ系の記事を書いてしまうからです。

よくやってしまう例が、日記感覚で書いてしまうことですね。

誰も興味がないようなこと(幼少期の思い出やトラウマなど)をブログなどといった大勢の人が目を通しやすい場で、何千字にもわたって熱く語ってしまうのは黒歴史になる確率が大です。

それに加えて、こういった黒歴史系の記事はニーズ(Googleなどで検索される回数)がかなり低いです。

つまりノウハウを提供するような記事に比べて、集客を期待できないわけですね。

そのため執筆内容によっては、踏んだり蹴ったりな結末を迎えてしまいます。

こういった事態を回避するためにも執筆内容は自分語りではなく、ニーズのある情報(人々の悩みを解決するノウハウや知恵など)に限定させるのが良いでしょう。

そうすることで黒歴史の創作を避けられます。

発信力が磨かれるわけではない

大学生にブログをおすすめできない理由は発信力が磨かれるわけではないからです。

なぜなら、「発信力=SNSのフォロワー数」と認識し、発信力が高い人がユーチューバー・インフルエンサーと想像する人も少なくないが、発信力とはSNSではなく、話し方の部分だからです。

そもそも発信力とは自分の意見を相手に対してわかりやすく伝える力のことなので、コミュニケーションを取る際のテクニックであるとも言えます。

つまりコミュニケーションは必ず相手がいます。

しかしブログというものは、一方的に自分が言いたいことだけの場です。

双方コミュニケーションを図る場ではありません。

言うなれば、ただの「発信」です。

「発信力」は自分の発信が相手に及ぼす影響力のことなので、自分の意見や考えを相手にわかりやすく伝えるための能力が不可欠となります。

発信力がある人の共通点は次のようなことが備わっています。

  • 徹底的に調べて根拠を明らかにしたりする下準備が出来る
  • 相手の声に耳を傾ける傾聴力
  • 何を伝えればいけないのか、どのように伝えるかを考えられる
  • 人前で堂々と話すことが出来る

以上のようなものが挙げられます。

これらのスキルを磨くためには、コミュニケーションを図る相手が必要となります。

つまり、ブログで「発信」するだけでは「発信力」は磨けないと言えます。

ブログでは徹底的に調べることや、何を伝えればいけないのか、どのように伝えるかなどは磨くことが出来ます。

しかし、発信力を磨くことを目的とするならば、ブログをおすすめとは言えないでしょう。

発信力を磨くために、たくさんの人とコミュニケーションを図り、経験を積んでいくことが大切です。

大学生にブログがおすすめな理由を解説

大学生でブログに興味があるけれど一歩踏み出せない方、多いのではないでしょうか?

そこで、大学生がブログ運営をするメリット3つをご紹介します。

  1. ライティングスキルが身につく
  2. SEOスキルが身につく
  3. リスクが低い

ライティングスキルが身につく

ブログではライティングスキルを身につけることができます。

一記事あたり、約1500〜2000字書くことになります。

そのため、ブログを始めて記事をたくさん書くことによってライティングスキルを向上させることができるでしょう。

また、記事を書く上で「読みやすさ」も重要です。

常に「読みやすさ」を意識して文章を書くため、論理的思考も鍛えることができます。

論理的思考は、大学での課題ではもちろんのこと、社会人になってからも絶対に役に立つスキルとなるでしょう。

大学のレポートや卒業論文などで長い文章を書かなければならない時にも非常に役立てることができます。

SEOスキルが身につく

SEOとはGoogleの検索エンジンに上位表示させることです。

よりかみ砕いて説明すると「いかに記事を上位表示させるのか」と言うことです。

SEOスキルがあることによって、多くのアクセスを集めることができます。

そもそもGoogleは以下に該当する記事を評価する傾向にあります

記事に掲載されている情報は信頼できるものであるか。
記事は、トピックに関して明らかに充分な知識を持つ専門家や愛好家によって書かれているか。あるいは、内容の薄いものであるか。
サイトに、同じトピックや類似のトピックに対してキーワードのバリエーションをわずかに変えただけの、重複している記事や冗長な記事が含まれているか。
サイトにクレジット カード情報を登録することに抵抗はないか。
スペルや文体の間違い、事実誤認がないか。
トピックは、サイトの訪問者が本当に求めるものを提供しているか。あるいは、検索エンジンで上位に表示されることだけを狙って作成されているか。
記事は、独自のコンテンツや情報、独自のレポート、独自の調査、独自の分析を提供しているか。
ページは、検索結果の他のページと比較して実質的な価値を提供しているか。
コンテンツの品質管理はどの程度行われているか。
記事は公平に書かれているか。
サイトは、そのトピックの専門家として認知された機関が運営しているか。
コンテンツが多数のクリエイターへの外部委託によって大量に制作されていたり、複数のサイトの大規模なネットワークに拡散されており、個々のページまたはサイトのプレゼンスが低下していないか。
記事は適切に編集されているか。急いで制作されたような印象を与えていないか。
医療関連のクエリの場合、サイトの情報が信用できるものであるか。
サイトの名前を見て、信頼できるソースから提供されていると認識できるか。
記事は、特定のトピックに対して包括的または完全な説明を提供しているか。
記事は、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか。
自らブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるようなページか。
記事に、主要なコンテンツを妨害したり注意をそらしたりするほどの大量の広告が掲載されていないか。
記事は、雑誌、百科事典、書籍に掲載または引用されるような価値があるか。
記事は、長さが短くないか、不完全でないか、有用な詳細情報が不足していないか。
ページに、細部まで注意を払ったコンテンツと、注意を払っていないコンテンツが混在していないか。
サイトのページを閲覧するユーザーからの不満が想定されるか。

Google 検索セントラル ブログ|質の高いサイトの作成方法についてのガイダンス(2021年11月9日)

そしてこれらのスキルは、ブログを書くことで身につけられます。

そのためブログを書くことでSEOスキル、つまりは上位表示させるコツが身に付くのです

その結果、記事を読んでもらえる可能性が高まります

リスクが低い

ブログは大学生にとってリスクが低いです。

費用が圧倒的にかからないからです。

例えばブログ運営に必要な費用をまとめますと、以下のようになります。

  • サーバー費用:10,000円~15,000円/年
  • ドメイン費用:約1300円/年
  • PC代  

自分のPCを持っている場合、1年間で約2万円あれば始めることができます。

月で換算すると約1,500円内程度なので、飲み会や外食を1回減らすだけで始められるといえるでしょう。

また、ブログでは株やFXと異なり失敗しても大幅にマイナスになることがありません。

つまり、大学生にとっては初期投資が少なく、リスクを抑えて始めることができます。

ブログが向いている初心者の特徴

  1. 自分1人で稼ぐ力を身につけたい人
  2. スキルを身につけたい人
  3. ビジネス経験を積みたい人

自分1人で稼ぐ力を身につけたい人

ブログを書くのに向いている人は自分一人で稼ぐ力を身につけたい人です。

なぜならブログは自分1人でも作業が完結するからです。

例えばブログをする際、行う作業は具体的に以下のようになります。

  • kw調査
  • 構成の作成
  • 執筆
  • 推敲
  • WordPressへのアップ作業

どの作業も自分1人でできますよね。

誰かに協力を仰いだり、共同作業をする必要はまったくありません。

そのため「自分1人で稼ぎたい!」という人にはブログがおすすめなのです。

なお、ブログをするのであれば、アフィリエイトが必須です。

アフィリエイトとは自分のブログで商品を紹介し、そのブログから商品へのリンクを通して商品の購入が行われたときに報酬が発生する仕組みのこと。

簡単に言うと仲介手数料みたいなものですね。

このアフィリエイトを使うことで、ブログ初心者でも収入を得ることが可能です。

上手くいけばブログで有名なマナブさんのように月収何百万円も夢ではありません。

しかしそうはいっても、いきなり何万円も稼げるようになるほど甘い世界ではないのもまた事実。

まずはGoogle検索にて上位表示されるような記事を投稿し、ブログに人が集まるようにしましょう。

スキルを身につけたい人

ブログを書くのに向いている人はスキルを身につけたい人です。

なぜならブログで得られるスキルに目を向けると、非常に多くのメリットがあるからです。

全部挙げるとキリがありませんが、特に以下のメリットは非常に大きいです。

  • 様々なスキルが身につく
  • 様々なビジネスシーンで役に立つ
  • 就職先の選択肢を広げられる
  • 教えようとして記事を書くため、さらに学ぼうとする
  • 目的のバリューを高める手段としても使える

上記のメリットは、あなたの市場価値を高めます。

将来の年収を高めることにも繋がる可能性がありますね。

そのため「スキルを身につけたい!」という人にはブログがおすすめなのです。

なお、ブログは前述したとおり、いきなり何万円も稼げるようになるほど甘い世界ではないことをお伝えしましたよね。

大切なのは「稼ぐ以外の目的でブログを始めること」

つまりは「スキルを身につけるために始める!」ということです。

お金だけを目的にしてしまうと、「理想と稼げないギャップ」に挫折してしまい、取り組む過程で得られる貴重な経験やスキルさえも取り逃がしてしまいます・・・

「ビジネスシーンで役立つスキルを得るため」など、お金以外を目的にブログを始めてみてください。

とはいえ、「稼ぐことを目的にブログを始めたい!」という人を否定はしません。

何度も言いますが、いきなり稼げるようになるほど甘い世界ではありません。

稼ぐためにはスキルが必要です。

スキルを身につけたい人はブログを始めることで、同時に稼げる力も養えるので、まさにブログが向いている人と言えます。

ビジネス経験を積みたい人

ブログを書くのに向いている人はビジネス経験を積みたい人です。

なぜなら、ブログを書くことでビジネスの基本を学べるからです。

例えばブログを書く際は戦略が必要になります。

細かいことを挙げればキリがないのですが、基本は以下の2つです。

  • 読者を決める
  • SEOを意識したタイトル、内容にする

ただ書けばいいというわけではありません。

どのような読者に対して記事を書くかを決めておかないと、読み手とのミスマッチが起きてしまいます。

これをビジネスに置き換えれば次のようになります。

  • お客様の層を決める
  • 購入までの導線を整える

ブログもビジネスも商品が異なるだけで基本的な部分は同じと言えます。

つまり、「ビジネス経験を積みたい!」という人にはブログがおすすめなのです。

なお、読者(お客様の層)を決めることは次のようなことが言えます。

ブログではターゲットが曖昧だと発信するメッセージもアバウトになり、結局誰にも届かなくなります。

ビジネスではターゲットを絞ることで、本当に届けたい人に商品やサービスが届くようになります。

SEOを意識したタイトル内容にする、購入までの導線を整えるに関しても同様のことが言えます。

SEOに例えれば、どんなキーワードで検索してもGoogle検索で上位に来ない状態であれば、人が集まらない。

ビジネスを始めても、認知されなければ購入してもらえる可能性はゼロです。

このように試行錯誤しながら何かを伸ばす経験はブログもビジネスも同じです。

つまり、ビジネス経験を積みたい人はブログが向いている人とも言えます。

初心者大学生でも実行可能!ブログの始め方

この記事では、WordPressを使ってブログを始める流れを5つのステップで解説しています。

初めてのブログ作成にはいくつか契約が必要なものもありますが臆することはありません。

2~3時間もあればブログを始められます。

以下の5点に沿って始めましょう。

  1. ドメインを取得する
  2. サーバーと契約を結ぶ
  3. WordPressをインストールする
  4. 執筆ジャンルを決める
  5. 記事を書く

ドメインを取得する

ドメインは個々のコンピュータやネットワークを識別するためのものです。

ブログを自分の家に例えると、ドメインは表札だと思ってください。

取得方法については次のサーバーを契約するの流れに含まれているのでそちらをご確認ください。

独自ドメインのみの取得は以下の手順になります。

  1. お申し込みページにアクセス
  2. 空きドメイン検索
  3. ドメインの末尾を選択
  4. Xserverアカウントの登録
  5. SMS/電話認証
  6. 支払い方法の設定
  7. 最終確認

1度決めたドメインは変更できないので、申し込みまでにある程度決めておきましょう。

末尾は好みのものを選択すれば問題ありませんが、それぞれ値段が違うことを確認してください。

登録情報を入力する際の注意点として、契約者種別は「個人」を選択、契約法人名は入力不要です。

また、WHOIS代理公開サービスについてはコチラで確認してください。

メールで届いた認証コードを入力するとSMS/電話認証の画面になります。

支払い方法はクレジットカードがおすすめです。

クレジットカードなら即時登録が完了します。

ドメイン名を独自に取得した方が良い理由

ドメインには2つのルールがあります。

  • 同じドメインは存在しない。
  • webサイト1つにつき、1つのドメインが必要。

年間1000円程で取得でき、自分の好きなドメイン名を作成できます。

無料のドメインもありますが、お金をかけて独自ドメインを取得しましょう。

これには2つのメリットがあります。

  • ブログサイトが消える可能性がない
  • ブログサイトの引継ぎができる

1ヶ月で考えれば100円もかからないのに安心材料になります。

自分のブログを表すものなので、ブログのタイトルや内容に関連したドメイン名を考えましょう。

そうすることで、読者に認知してもらいやすくなり、信頼感の向上にもつながります。

ドメインの取得には【お名前.com】や【Xserver】などを利用しましょう。

【Xserver】ならドメイン取得もサーバー契約も、この後説明するWordPressもまとめてできるのでおすすめです。

サーバーと契約を結ぶ

サーバーは、ネットワーク上でデータを提供している企業側のコンピュータのことで、データの保存やファイルの保管機能があります。

少し難しいですが、自分の家(=ブログ)が建っている土地のようなイメージです。

ブログを始める際は、以下の手順に沿ってサーバーと契約を済ませましょう。

  1. Xserverにアクセス
  2. 「サーバーお申し込みフォーム」をクリック
  3. プランを選択
  4. 契約期間を選択
  5. ドメインを選択
  6. WordPressの情報を入力
  7. Xserverのアカウント情報を入力
  8. SMS/電話認証
  9. メールを確認

サーバーIDはそのままで、プランは「スタンダードプラン」を選択しましょう。

契約期間は12ヶ月がおすすめです。

長く契約するほどコスパが良いので、しっかり続ける人は24ヶ月や36ヶ月の方がお得になります。

このときWordPressクイックスタートを「利用する」にチェックを入れておきましょう。

サーバー契約と一緒にドメイン取得ができるので、ここで独自ドメインを決めます。

ドメイン名は取得後に変更できないので、よく考えてから決めてください!

ドメイン名の末尾部分は「.com.」「.net」「.info」などを選べば問題ないです。

WordPressの情報入力で「ブログ名」が必要ですが、後で変更可能なので仮名でもOKです。

ここで入力したユーザー名とパスワードはログイン時に必要なのでメモしておきましょう。

続いてXserver の情報登録です。

Xserverのパスワードも忘れないようメモしておいてください。

最後に本人確認のためSMS/電話認証を行います。

テキストメッセージで取得を選ぶとSMSで5桁の数字が送られてきます。自動音声通話を選ぶと電話で5桁の数字が読み上げられます。

ここまでの作業が終了後、1~24時間でサイトにアクセスできます。

メールが届かない、1日経ってもアクセスができない場合はサポートセンターに問い合わせてみてください。

WordPressをインストールする

Webサイトを構築するのにおすすめなのがWordPressです。

WordPressとは、ブログやホームページを簡単に作成できるソフトウエアのことです。

WordPressへのインストール手順は以下の通り。

  1. Xserverにログイン
  2. 「サーバー管理」をクリック
  3. 「WordPress簡単インストール」を選択
  4. 独自ドメインを選択
  5. 「WordPressインストール」をクリック
  6. 自動インストール開始
  7. インストール完了
  8. WordPressログイン

ログイン時はメモしておいたログイン情報を確認しましょう。

ドメイン選択画面になると独自ドメインと○○○○.xsrv.jpが表示されますが、独自ドメインの方を選択してください。

ここでもブログ名の記入がありますが、後で変更できます。

インストール完了後に表示されたリンク(管理画面URL)をクリックするとログイン画面が開きます。

「ダッシュボード」という画面になればログイン成功です。

するとXserverからメールが届きます。

送られてきたメールからアクセスする方法は以下の通り。

  1. 「【Xserverアカウント】■重要■サーバーアカウント設定完了のお知らせ」というメールを開く
  2. 「◆クイックスタート」機能で設置されたWordPressのログイン情報」」を探す
  3. 「管理画面URL」をクリック
  4. ログイン画面が出たらWordPress情報に入力したユーザー名とパスワードを入力してログイン
  5. 「ダッシュボード」という画面が出たらログイン成功
  6. 「Xserverアカウント」のログイン情報
  7. 「サーバーパネル」のログイン情報
  8. 「クイックスタート機能」で設置されたWordPressのログイン情報

この手順に従って操作してくださいね。

WordPressを使うメリット

WordPressをおすすめしたいのは、以下のようなメリットがあるからです。

  • 全世界で最も使われていて参考サイトが充実
  • カスタマイズ次第でデザイン性アップ
  • 収益化できる
  • 独自ドメインが使える
  • 検索エンジンとの親和性が高い
  • HTML/CSSの知識がほぼ不要

ブログで稼ぎたい人は迷わずWordPressを使いましょう。

無料ブログサービス(はてなブログ、Amebaブログ、FC2ブログなど)は運営の自由度が低く、もしサービス自体が終了した場合は書いた記事が全て消えてしまいます。

ソフトを使わずオリジナルブログを作ろうとすると、自由度の高さが魅力ですがかなりの知識が必要です。

WordPressはブログサービスとオリジナルの中間的な存在といえるでしょう。

最低限のサーバー管理の知識があればWebサイトが手早く作成できるのです。

執筆ジャンルを決める

収益化するなら日記のようなブログにせず執筆ジャンルは絞るが吉です。

1つのジャンルに特化することで専門性が高まり、上位表示される可能性にもつながるからです。

実際に上位10サイトを「調べてみると、各サイトの執筆ジャンルは以下のようになっていました。

「SEO」で検索

順位サイト名/URLジャンル数
1位Medi Palette1
2位DR.CI:LABO12
3位All About 20th Beauty7
4位All About 20th Beauty7
5位exciteニュース10

このように、上位サイトは執筆ジャンルを明確に絞っていますよね。

そのため上位表示を目指すのであればあれもこれも書くのではなく、ジャンルを絞りましょう。

そうすることでサイトの専門性が向上し、上位表示される確率をグッと上げられます。

なお、ジャンルを絞る際は以下5つのことを基準にしてみてください。

  • 自分が興味・関心のあるもの
  • 自分が体験・経験したもの
  • 自分に役立つ知識だと感じるもの
  • 自分で積極的に調べて学んでいけるもの
  • 自分が利用してみて誰かに薦めたいと思った物・サービス

これらであれば、ブログを続けるのが苦になりません。

ジャンルを絞りつつ、自分の好き・得意な分野に関する記事をどんどん投稿していきましょう。

ジャンルを決める際リーチも重要

しかしながら、自分が楽しいだけのジャンルでブログを書いても読者を集められません。
そこで、以下の2つの視点も含めてジャンルを決めましょう。

そもそも検索されているジャンルか
競合のレベルはどれくらいか

ある程度、検索されている(需要がある)ジャンルでないと少ない読者の取り合いに陥り収益化も難しくなります。

逆に、高い需要があっても競合するサイトが強い(質が高い、企業サイト等)場合も上位表示が難しく読者が遠退いてしまいます。

検索ボリュームを調べるには【Ubersuggest】【Googleトレンド】【aramakijake.jp】などを利用しましょう。

人はなぜ検索するのかを知っておこう

人が何かを検索するとき、そこには4つの意図があると言われています。

KNOW知りたい
GO行きたい
DOやってみたい
BUY買いたい

これらの検索意図に応える内容になれば読者も集まるようになります。

まずは自分が継続的に書けそうだなと思うジャンルをいくつか書き出して、上記のポイントに照らし合わせて絞っていきましょう。

記事を書く

執筆ジャンルが決まったらいよいよ記事を書いていきます。

記事を書く際は構成を決めましょう。

そうすることで内容や結論がブレにくくなり、読者に分かりやすい内容になります。

その結果、サイトに再び訪れてくれる確率を上げることができます。

なおWeb記事の場合ですと、記事構成に役立つテンプレートが2つあります。

  • PREP法
  • SDS法

PREP法

PREP法とは、文章をPoint( 結論)Reason(理由)Example(具体例)Point(結論)で構成する方法で、PREPはその頭文字を取ったものです。

PREP法のメリットは、はじめに結論を伝えるので「何が言いたいのかわからない」と相手にストレスを与えることなく、かつ要点が相手の記憶に残りやすいことです。
また、説得力がある構成なので、「何かを主張したい」という時に適しています。

  • P:歯磨きをするときは粉タイプの歯磨き粉を使いましょう。
  • R:ペーストタイプに比べて粒子が細かいので、歯の細かな溝にも入り込んで汚れを落としてくれるからです。
  • E:粉タイプの粒子が5μm(ペーストは20~30μm)であることを考えますと、納得がいく理由ですよね。
  • P:よって歯磨きには粉タイプの歯磨き粉を使いましょう。

上記の例文を見ると、最も伝えたいこと=結論は「粉タイプの歯磨きを使うこと」だと最初にわかります。

もし、はじめの一文がなかったらどうでしょう?

多くの読者は記事の要点が理解できず、最後まで読むのが嫌になってしまうでしょう。

記事構成において、まずは読者が知りたい内容に答えることの重要性が伝わりますよね。

例えば物語の構成(起承転結)は最後まで結末がわからないのが良いところですが、ブログ記事では前述の4つの検索意図にズバリ解答する内容が受け入れられるのです。

記事を書く時は結論から述べることを習慣にしていきましょう。

SDS法

SDS法とは、文章をSummary(要点)Details( 詳細)Summary(要点)で構成する方法で、SDSはその頭文字をとったものです。

PREP法と似ていますが、こちらの方が記事の全体を読んでほしい時に適した構成です。

  • S:ダイエットが続かない人の多くは無理をしすぎていることが挙げられます。
  • D:ダイエットが続かない人の特徴として「食事を我慢する」「無理な目標を立てる」「過度な運動をする」ことが挙げられます。短期間で大きな成果を得ようとして、現実に即していない取り組みがダイエットの継続を困難にしているのです。
  • S:自分の現状の改善から取り組めば、ダイエットの継続は難しくないのです。

最も伝えたい部分(結論や要点)を先に述べるという点はPREP法と共通しています。

違いは「理由づけ」があるかどうかで、「理由づけ」が入るPREP法は高い説得力を持ち、SDS法は平易な文章という印象になります。

主張のあとに「なぜなら~」という「理由付け」があると少し硬い文章になり、内容によってはマイナスの印象を与えてしまうおそれがあります。

SDS法は「説得」よりも「説明」の性質が高いので、よほど強い主張がある場合以外は、基本的にSDS法を使うと良いでしょう。

この特徴を理解し、自分が書きたい内容に合う構成で記事を書いてみてください。

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