漢字とひらがなを使い分ける際にルールがある理由|接続詞や副詞は要注意!

漢字 ひらがな 使い分け

「漢字を開くって書いてあるけど、開くってどういうこと?」

「漢字とひらがなは上手く使い分けた方がいいのかな」

あなたはこのように悩んでいませんか。

ズバリ、漢字を開くとは『漢字をひらがなに変換すること』をいいます。

文章を書くときは、漢字とひらがなのバランスを考えて使い分けることがおすすめですよ。

漢字とひらがなを使い分けることで文章が読みやすくなるからです。

実際に、新聞・Web記事は漢字だけの文章やひらがなばかりの文章は存在しないですよね。

このことから文章を書くときは漢字とひらがなを使い分けることがおすすめですよ。

そこでこの記事では、漢字とひらがなの目安となる比率や使い分けのポイントを解説します。

漢字とひらがなをうまく使い分けて読みやすい文章を書きたいという人は、この記事をチェックしてくださいね。

Webライター募集
法人化・事業拡大に伴いWebライター積極採用中
錦橋慶叡
編集した人
錦橋慶叡

SEOライター兼コンテンツディレクター。編集プロダクションでの勤務を経て独立→法人化。現在は事業拡大に伴い、TwitterにてWebライターを積極採用中。これまでに累計400人以上ものWebライターを指導。「文章でメシを食っていきたい!」と考えている人を最短最速でレベルアップさせるのが使命であり生きがい。

錦橋慶叡をフォローする

漢字の基本ルール|『開く』『閉じる』の意味

『開く』『閉じる』とは、ある言葉を漢字で書くのかひらがなで書くのかを表しています。

例えば、『たくさん』という言葉で解説しますね。

  • 『沢山』のように漢字で表記すること→『閉じる』
  • 『たくさん』のようにひらがなで表記すること→『開く』

上記のように、漢字でも表現できる言葉をひらがなであらわすことを「漢字を開く」といいます。

その逆で、漢字を使うことを『閉じる』と表現するのです。

紙媒体やWeb記事など文章を書く業界ではこのような表現を使いますよ。

文章で漢字とひらがなを使い分ける2つの理由

漢字とひらがなを使い分ける理由は2つあります。

  1. 印象が変わるから
  2. 読みやすい文章になるから

印象が変わるから

漢字が多い文章とひらがなが多い文章では、読んだときの印象が違います。

次の2種類の例文で比べてみましょう。

〈漢字が多い文章〉
先日は、お忙しい所有難う御座いました。
ご依頼頂きました資料を郵送にてお送り致します。
到着しましたら、確認をお願い致します。

〈ひらがなが多い文章〉
先日は、お忙しいところありがとうございました。
ご依頼いただきました資料を郵送にてお送りいたします。
到着しましたら、確認をおねがいいたします。

例文のように、漢字が多いと『難しい』『堅苦しい』『真面目』という印象を与えます。

逆に、ひらがなが多い文章は『やさしい』『やわらかい』というイメージを与えますよね。

このように、漢字が多い文章とひらがなが多い文章では読者に与える印象が変わるのです。

読みやすい文章になるから

漢字とひらがなを使い分けて、読みやすい文章を書きましょう。

なぜかというと、読みにくい文章は読者に嫌われるからです。

先ほどの例文のとおり、漢字が多いと読むのをためらってしまいますよね。

また、ひらがなが多すぎても言葉の意味を理解するのに時間がかかってしまいます。

このように、漢字とひらがなのバランスが悪いと文章が読みにくくなってしまうのです。

文章を書くときは、漢字とひらがなのバランスを考えて読みやすい文章を心がけましょう。

接続詞や副詞など|漢字・ひらがなの使い分け例

漢字とひらがなの使い分け例を解説しますね。

良い例は『OK』悪い例は『NG』と表記しています。

実際には、表記の公式ルールというものはありません。

そのため、新聞各社やWebサイト・メディアは独自のルールを設けています。

ここでは一般的な目安として以下のものの使用ルールを解説しますね。

  1. 形式名詞
  2. 補助動詞
  3. 接続詞
  4. 副詞・連体詞・形容動詞
  5. 副助詞
  6. 動詞・形容詞

形式名詞

形式名詞とは、抽象的な意味を表す名詞のことです。

『こと・もの・とき・ところ』などですね。

一般的に、形式名詞はひらがなで書きます。

【形式名詞の例】

OKNG
こと
もの
とき
ところ
はず
ほう
とおり通り

上記のような言葉のことです。

使い方を例文で解説します。

〈例文A〉
・私は走ることが好きだ。
・私より彼のほうが賢い。
・本に書いてあるとおりに勉強する。

例文Aのように、抽象的な意味を表すときはひらがなで表記しますよ。

しかし、形式名詞を漢字で表現する場合があります。

〈例文B〉
・あなたは事の重大さに気づいてない。
・私は、北の方を向いて歩いた。
・あの有名な店はこの通りにある。

例文Bのように実質的な意味があるときは漢字で表現することもありますよ。

補助動詞

補助動詞とは、本来の意味が薄れて付属的な意味を添える動詞のことです。

一般的に補助動詞はひらがなで書きます。

【補助動詞の例

OKNG
ある有る
いく行く
くる来る
みる見る
おく置く
もらう貰う
ください下さい

上記のような言葉がありますね。

使い方を例文で解説します。

〈例文A〉
・彼を公園に連れていく。
・この本を読んでみる。
・こちらで作業をしてもらう。

例文Aのように、補助動詞とは別の言葉に付属して補助的に使う言葉です。

このような使い方のときはひらがなで書きます。

しかし、同じ言葉でも本来の意味で動詞として使うときは漢字で書くことが多いです。

〈例文B〉
・彼と公園に行く。
・写真を見る。
・お菓子を貰う。

例文Bのように、本来の意味で使うときは漢字で書くと意味が伝わりやすくなりますね。

接続詞

接続詞とは、前後の言葉や文章をつなぐ言葉です。

接続詞はひらがなで書くほうが読みやすくなります。

その訳は、漢字で書くと言葉と言葉をつなぐときに漢字が連なってしまうからです。

〈例文A〉
図形を描くときは直線又は点線で描きましょう

〈例文B〉
図形を描くときは直線または点線で描きましょう。

例文Aのように、漢字が連なってしまうと読みにくくなります。

しかも、漢字の割合が多くなるため堅い文章になりますよね。

例文Bのように接続詞はひらがなで書くと読みやすくなりますよ。

接続詞の例

接続詞の例を表にまとめました。

【接続詞の例】

OKNG
たとえば例えば
なぜなら何故なら
したがって従って
または又は
しかし然し
そのうえその上
くわえて加えて

接続詞の使い方を例文で解説しますね。

〈例文A〉
・ケータイには種類があります。たとえばスマホやガラケーなどです。
・彼は背が高いです。そのうえ頭もいいですよ。
・Web記事を読めば勉強になります。くわえて本を読むことも大切です。

例文Aのように、ひらがなで書くことで文章全体のバランスが良くなり読みやすくなりますよね。

しかし、接続詞でも本来の意味で使うときは漢字で書いたほうがわかりやすい場合があります。

〈例文B〉
・例をあげるとスマホやガラケーがあります。
・机の上に鉛筆が置いてあります。
・醤油を加えてください。

例文Bのように、接続詞ではなく本来の意味で名詞や動詞として使うときは漢字で書いたほうがわかりやすくなります。

副詞・連体詞・形容動詞

副詞・連体詞・形容動詞の役割は次のとおりです。

・副詞
文の中でほかの言葉の意味を詳しく説明する言葉
(例)
ゆっくり、かなり、しばらく

・連体詞
名詞に対して意味を詳しく説明する言葉
(例)
あらゆる、大きな、たいした

・形容動詞
物事の性質や状態を説明する語で言い切りの形が『〜だ』で終わる言葉
(例)
きれいだ、穏やかだ、静かだ

副詞・連体詞・形容動詞は、ひらがなで書くことが多いといえます。

そもそも、漢字だと読み方がむずかしくなる言葉が多いからです。

下は、一般的にひらがなで書く例を表にしています。

【ひらがなで書く副詞・連体詞・形容動詞】

OKNG
まったく全く
すべて全て
もっとも最も
ついに遂に
たびたび度々
さまざまな様々な
いろいろな色々な

表のとおり、漢字にすると読みにくい言葉がありますよね。

文章全体の読みやすさを考慮して開くか閉じるかの選択が必要です。

形容動詞は全体のバランスを考える

副詞・連体詞はひらがな表記のものが多いですが、形容動詞は開くか閉じるか悩みがちなポイントといえます。

その理由は、漢字でもひらがなでも意味が伝わるからです。

〈例文〉
A:静かな森の風景を見ているだけで心が穏やかになる
B:しずかな森の風景を見ているだけで心がおだやかになる

上記のように、漢字でもひらがなでも文章の意味が伝わります。

しかし、例文Aのほうがバランス良く書かれていて読みやすいですよね。

形容動詞の場合、文章全体のバランスで開くか閉じるか考えなくてはいけませんね。

副助詞

副助詞とは、強調・類推・並立・限定・程度・添加・例示などの意味を添える働きをする言葉です。

次のように使います。

〈例文〉
・これこそ芸術だ。(強調)
・食べることさえできない。(類推)
・右も左もわからない。(並立)
・喋ってばかりいる。(限定)
・3時間ほどかかる。(程度)
・雨が降り、風まで吹き出した。(添加)
・表やグラフなどの資料を用意する。(例示)

例文のように、副助詞とは前の言葉にさまざまな意味を添える言葉です。

副助詞はひらがなで書く

副助詞はひらがなで書くことが一般的といわれています。

なぜなら、漢字で書くと漢字が連続して読みにくくなるからです。

〈漢字で書いた例文〉
・この会社で10年位働いている。

〈ひらがなで書いた例文〉
・この会社で10年くらい働いている。

例文を見てわかるように、漢字が連続すると読みにくいですよね。

副助詞はひらがなで書いたほうが読みやすいといえます。

動詞・形容詞

動詞・形容詞とは次のような言葉です。

  • 動詞→物事の動作・作用・存在などを表す言葉
  • 形容詞→性質や状態などを詳しく説明する言葉

動詞・形容詞は漢字で書くことで意味がわかる言葉もありますが、ひらがなで書いたほうが読者に伝わりやすい言葉もあります。

その理由は、文章の内容によって使い分けることが一番だからです。

『つくる』という動詞を例にします。

『つくる』は漢字で書くと、『作る』『造る』『創る』と3種類ありますよね。

〈例文〉
・お菓子を作る。
・本棚を造る。
・会社を創る。
・〇〇をつくる。

例文のように、『つくる』は『つくるもの』によって使う漢字が変わります。

どの漢字を当てはめたらいいのかわからないときは、ひらがなで書いたほうが間違えないしわかりやすいといえますよね。

このように、文章の内容によって漢字かひらがなを選択する場合があるのです。

ひらがなで書く動詞・形容詞

ひらがな表記のほうがわかりやすい動詞・形容詞を紹介します。

【動詞の例】

OKNG
わかる分かる/判る/解る
できる出来る
つける付ける/着ける
すぎる過ぎる
つながる繋がる

【形容詞の例】

OKNG
ない無い
おもしろい面白い
むずかしい難しい
ぬるい温い
まぎらわしい紛らわしい

例のように、ひらがなで書いたほうが読みやすいしわかりやすいですよね。

動詞・形容詞は、言葉によってはひらがなで書くと読者に伝わりやすくなりますよ。

文章で漢字とひらがなを使い分ける際の注意点

漢字とひらがなを使い分けるときは、次の3つのポイントに注意しましょう。

  1. 何でも漢字に変換するのを避ける
  2. 表記ゆれに注意
  3. 目安になる比率

何でも漢字に変換するのを避ける

どのような言葉でも漢字に変換するのは避けましょう。

読者に「何も考えずに適当に変換している」と思われてしまうからです。

〈例文A〉
漢字と平仮名の使い分けをして、読み易くて分かり易い文章を心掛ける。

〈例文B〉
漢字とひらがなの使い分けをして、読みやすくてわかりやすい文章を心がける。

例文Aは、漢字に変換できる言葉を全て漢字にしています。

まるで古文を読んでいるかのようで、文章の内容を理解するのに時間がかかりますよね。

例文Bは、漢字とひらがなのバランスを考えることで読みやすくてわかりやすい文章になっています。

2つの文章を読み比べれば、例文Aは読者の気持ちを何にも考えてないように感じますよね。

このように、漢字とひらがなのバランスを考えて読者に対して親切な文章を心がけましょう。

表記ゆれに注意

表記ゆれとは、1つの意味をあらわす言葉が同じ文章内で2つ以上の異なる表記で書かれていることです。

表記ゆれを起こさないように注意しましょう。

表記ゆれを起こすと、文章の意味がわかりにくくなるからです。

〈例文〉
私はネコが好きです。あなたは猫が好きですか?

上記の例文は、『ネコ』と『猫』で表記ゆれが起きています。

表記ゆれが起きている文章を読むと、「どうして表記を変えているのかな」と文章の意味とは別に表記を変えた意図を考えてしまいますよね。

そうすると表記ゆれが起きている理由を考えることで頭がいっぱいになり、文章の意味が頭に入りにくくなります。

同じ言葉の表記は統一するようにしましょう。

目安になる比率

漢字とひらがなを使い分けるときは、目安となる比率があります。

それは、漢字『3割』ひらがな『7割』です。

僕の経験上、この比率がもっとも読みやすい文章になるからです。

例としてこの記事のはじめに紹介した例文を参考に解説します。

〈漢字が多い文章〉
先日は、お忙しい所有難う御座いました。
ご依頼頂きました資料を郵送にてお送り致します。
到着しましたら、確認をお願い致します。

〈ひらがなが多い文章〉
先日は、お忙しいところありがとうございました。
ご依頼いただきました資料を郵送にてお送りいたします。
到着しましたら、確認をおねがいいたします。

〈漢字3割・ひらがな7割の文章〉
先日は、お忙しいところ有難うございました。
ご依頼いただきました資料を郵送にてお送りいたします。
到着しましたら、確認をお願いいたします。

例文3は、漢字使用率チェッカーというツールで漢字率25.37%です。

3つの文章を見比べると、例文3は1番バランスがよく読みやすいといえますね。

このように、漢字とひらがなの比率は漢字3割・ひらがな7割がおすすめですよ。

文章で漢字とひらがなを使い分ける3つの方法

漢字とひらがなの使い分けをチェックするポイントは次の3つです。

  1. 表記のルールを作る
  2. ツールを活用する
  3. 最後は目視でチェック

表記のルールを作る

記事を作成する前に独自の表記ルールを作る必要があります。

なぜなら、漢字とひらがなの使い分けについての公式ルールはないからです。

事実、新聞・雑誌・Web記事などを作成している会社は独自の表記ルールを作って記事を書いています。

記事を作成するときは、Webサイトや参考書をもとに独自の表記ルールを決めてから書くようにしましょう。

表記ルールを作るときの参考資料

表記ルールを作るときのおすすめ資料を紹介します。

常用漢字表(文化庁)

常用漢字表とは文科庁が国語施策として一般的公開している表のことです。

日本で使われている漢字の読み方や使い方が書かれています。

表記ルールを作るときは参考になりますよ。

記者ハンドブック第13版新聞用字用語集

記者ハンドブック第13版新聞用字用語集とは共同通信社が発行した日本語用字用語集です。

詳細は以下の通り。

【記者ハンドブック第13版新聞用字用語集】

著者価格(税込)Amazonでの評価
一般社団法人 共同通信社¥2,0904.4
2021年6月10日時点

この本は『正しい日本語で伝わる文章を』をテーマに、漢字とひらがなの使い分けや送り仮名の付け方などを用例とともに解説しています。

多くの新聞記者やライターが参考にしている本です。

この本を基本にルールを作っても問題ないといえる1冊ですよ。

NHKことばのハンドブック第2版

NHKことばのハンドブック第2版とはNHK放送文化研究所発行の用語集です。

詳しくは以下の通りです。

【NHKことばのハンドブック第2版】

著者価格(税込)Amazonでの評価
NHK放送文化研究所¥2,0904.3
2021年6月10日時点

第2版は50音順に配列され、より充実した内容になっています。

一般に広く使われている用語を基準とした助数詞の用例集や放送の言葉の基本などを解説したコラムも掲載。

表記ルールの作成に活用してくださいね。

ツールを活用する

漢字とひらがなの使い分けをするときはツールを使いましょう。

ツールをうまく活用することで作業を効率化することができるからです。

次の3つの便利ツールを紹介しますね。

  • 文賢
  • 漢字使用率チェッカー
  • 文字列一括置換え

文賢

文賢はWebコンサルティング会社のウェブライダーが開発した文章校正ツールです。

文章をフォームに貼りつけるだけで、ひらがなに直したほうがいい漢字を自動でチェックしてくれます。

有料ですが、高機能で便利なツールです。

通常プランの料金を紹介します。

【料金プラン

料金内訳通常プラン(税込)
初期費用¥11,880
月額費用¥2,178
2021年6月10日時点 

記事作成に追われて作業の効率化を測りたい人にはおすすめのツールといえますね。

そして文賢の使い方は以下の通り

  1. 公式サイトの専用フォームから登録
  2. 作成した文章を入力フォームに丸ごとコピペする。
  3. 漢字の開きは『推敲支援』タブに表示される。
  4. 指摘に合わせて修正する。

上記の作業で、開いたほうがよい漢字を開くことができますよ。

また、『開いたほうがよい漢字』を独自で追加することも可能です。

自由にカスタマイズして有効活用しましょう。

漢字使用率チェッカー

漢字使用率チェッカーは、コピペした文章の漢字使用率を教えてくれるツールです。

無料で簡単に計測できて、とても便利ですよ。

ちなみに、この記事を漢字使用率チェッカーで計測したら漢字率28.83%でした。

7,000字を超える文章を一瞬で計測できます。

漢字とひらがなの比率が一瞬でわかるので、比率チェックをするときにはおすすめですよ。

漢字使用率チェッカーの使い方は以下の通り。

  1. 漢字使用率チェッカーにアクセス
  2. 『入力欄 』に計測したい文章をコピペする
  3. 入力欄の下『漢字率を算出』をクリック

上記の作業で、一瞬で漢字使用率がわかりますよ。

文字列一括置換え

文字列一括置換えは、あらかじめ表記ルールを入力しておけば文章を丸ごと一括で変換してくれるツールです。

表記ルールは20個までしか登録できませんが、一括置換えをしてくれるツールは有料ツールでもなかなかありません。

無料でこの機能を試せるのでありがたいツールといえますね。

使い方も簡単です。

  1. 文字列一括置換えにアクセス
  2. 『置換え法則』欄にルールを入力(20個まで登録可能)
  3. テキスト入力蘭にチェックしたい文章をコピペ
  4. 1番下の『置換え』をクリック

上記の作業で、数秒でルールどおりに変換できますよ。

最後は目視でチェック

漢字とひらがなの使い分けは、目視でチェックすることが大切になります。

なぜかというと、最終的に漢字を開くかどうかの判断は自分で決めることだからです。

そもそも漢字とひらがなの使い分けに公式ルールはありません。

文章を書く上で、読者にどのように伝えたいかは自分で決めることですよね。

「この部分は漢字を閉じたままのほうがわかりやすい」と思うのであれば自分の判断を優先したほうがいいです。

漢字とひらがなの使い分けの確認は、表記ルールや便利ツールを活用して作業を効率化させることがおすすめです。

そして、最後は自分の目で確認して『自分の判断』で使い分けをしましょう。

まとめ|漢字とひらがなは使い分けよう!

この記事を読んで漢字とひらがなの目安となる比率がわかりましたね。

もしも漢字を開くべきかどうか迷ったときは、『漢字3割:ひらがな7割』を参考にして変換するといいですよ。

記事で解説したように、『漢字3割:ひらがな7割』で文章を書くと読みやすくなるからです。

実際に、多くの参考書やWeb記事でこの比率を推奨していますし、『漢字使用率チェッカー』というツールでもこの比率で設定されています。

このことから文章を書くときは『漢字3割:ひらがな7割』で書くことがおすすめですよ。

参考にしてくださいね。

タイトルとURLをコピーしました