SEO対策の基本!E-A-Tの意味や使い方を熱血解説|専門性がさらに重要となる分野も理解しておこう

E-A-T

「E-A-Tって聞いたことがあるけどよくわからないな」

「E-A-Tってどんな意味があるのかな」

「どうやったらE-A-Tが高まるんだろう」

Webサイトを運営していると『E-A-T』という言葉を聞いたことがある人もいますよね。

しかし、その意味や重要性をきちんと理解していないと感じたことはありませんか?

Webサイトを運営するうえでE-A-Tの考えはとても重要になっています。

可能ならE-A-Tの意味を理解して自分のサイト運営に役立てたいですよね。

もしあなたがE-A-Tを高めたいなら、もっとも大切なのはユーザーファーストを徹底することです。

なぜならユーザーファーストを第一に考えると、結果的にE-A-Tの中身である3つの性質も高められるからです。

この記事ではE-A-Tの意味やそれぞれを高める具体的な方法、ユーザーファーストの重要性について解説しています。

あなたが、E-A-Tを理解してサイト運営をよりよいものにしたいならこの記事をチェックしてくださいね。

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錦橋慶叡

SEOライター兼コンテンツディレクター。編集プロダクションでの勤務を経て独立→法人化。現在は事業拡大に伴い、TwitterにてWebライターを積極採用中。これまでに累計400人以上ものWebライターを指導。「文章でメシを食っていきたい!」と考えている人を最短最速でレベルアップさせるのが使命であり生きがい。

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SEO対策の王道であるE-A-Tの意味とは

E-A-TとはWebサイトの品質を計るために、近年Googleが重視している内容の頭文字をとった造語です。

  1. 専門性(Expertise)
  2. 権威性(Authoritativeness)
  3. 信頼性(Trustworthiness)

近年ではこの3つを満たしたコンテンツ作成が求められるようになっています。

専門性(Expertise)

GoogleはそのWebサイトがどれだけ専門性のあるコンテンツかを重視しています。

その理由として、専門性の高くない記事を上位表示してしまうとユーザーの悩みが解決できず、満足度が下がります。

そうするとGoogleの利用価値が下がるので、結果的にユーザーが離れてしまうからです。

それを防ぐためにもGoogleは公式ホームページ上で、Webサイトの専門性が確認できる質問を掲載しています。

・コンテンツは、トピックに関して明らかに充分な知識を持つ専門家や愛好家によって書かれているか?
・コンテンツは、独自の情報、レポート、研究、分析を提供しているか?
・コンテンツは、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか?
・コンテンツが他の情報源から得られたものである場合、単なるコピーや書き換えでなく、付加価値とオリジナリティを十分に提供しているか?

Googleウェブマスター向け公式ブログ|Google のコア アップデートについてウェブマスターの皆様が知っておくべきこと(最終閲覧日2021年7月13日)

これらの質問に対して自分たちのWebサイトがどれだけ該当するか、客観的にみることが重要だと述べられています。

専門性を備えた文章の具体例

専門性を備えた文章を書くには、その分野で欠かせない専門用語を使用しましょう。

(専門性のある文章例)
WebライティングではSEO対策をした文章の作成が重要になります。
なぜならSEO対策をしていないと、Googleの検索エンジンに評価されず上位表示されにくいからです。

この文章では『SEO対策』『Googleの検索エンジン』という言葉を使用し、Webライティングの知識があることをアピールしています。

このような特定の分野でよく使われる言葉を使用することで、専門性のある文章になりますよ。

権威性(Authoritativeness)

権威性とは情報の発信者がその分野においてどれだけ権威があるかということを示したものです。

権威性が重視される理由として、Googleは発信者が不明な情報よりも、他者からの評価が高い人物が発する言葉のほうが有益だと考えているからです。

たとえば体調を崩したときには、誰が執筆したかわからない記事ではなく名のある医師によって書かれたものを参考にしますよね。

このように誰によって書かれたかをGoogleは重視して、サイトの検索ランキング決定に役立てています。

権威性に関してGoogleは下記の内容を確認するように求めています。

・コンテンツを制作しているサイトを調査した場合、そのトピックに関する権威者としてそのサイトが信頼されている、または広く認識されているという印象を受けるか?
・お金や人生を左右するような問題について、このコンテンツを安心して信頼できるか?
・ブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるようなページか?
・コンテンツは、雑誌、百科事典、書籍に掲載または引用されるような価値があるか?
・検索結果の他のページと比較した場合、コンテンツは十分な価値を提供しているか?

Googleウェブマスター向け公式ブログ|Google のコア アップデートについてウェブマスターの皆様が知っておくべきこと(最終閲覧日2021年7月13日)

さらに権威性を計る指標としてGoogleは、他者からの被リンク数や他サイトでどれだけ話題に出されているといった第三者からの評価を重視しています。

これについては後述の『権威性を高める方法』にも詳しく記載していますので、ご確認ください。

権威性を備えた文章の具体例

文章の権威性を備えるには数字や著名人の言葉、取得資格を示しましょう。

(権威性のある文章:例1)
私は弁護士資格を保有しており、これまでに50件以上の相続に関する依頼を解決してきました。

この文章では『弁護士資格』という資格名と『50件以上』という数字をもちいて権威性をアピールしています。

このような具体的な資格や数字があると、一気に社会的信用が高そうに思えますよね。

(権威性のある文章:例2)
私は顧客から苦情をいただくととても嬉しくなります。
なぜならその意見には私たちのビジネスで不足していることがつまっているからです。
あのMicrosoftの創設者ビル・ゲイツ氏も「あなたの顧客の中で一番不満をもっている客こそ、あなたにとって一番の学習源になのだ」と語っています。

この文章では世界的な著名人である『ビル・ゲイツ』という名前を出して、自分の意見を裏付ける根拠にしています。

このように文章に権威性を持たせるには、相手が思わず納得してしまうような情報を盛り込むことが大切です。

信頼性(Trustworthiness)

信頼性とは、そのWebサイトは安全性が高いものか、ユーザーにとって使いやすいコンテンツづくりに取り組んでいるかといったことを表しています。

もしも誤字脱字だらけのWebサイトやセキュリティ対策がされていないコンテンツばかり表示されていたら誰もGoogle検索を利用しなくなりますよね。

それを防ぐためにGoogleはWebサイトの信頼性を高く評価しているのです。

Webサイトの信頼性については次の質問によって確認してみましょう。

・コンテンツに誤字やスタイルに関する問題がないか?
・コンテンツは適切に制作されているか?急いで制作されたような印象を与えていない
か?
・コンテンツは、モバイル デバイスでも適切に表示されるか?
・見出しやページタイトルは、内容を説明する有用なものになっているか?
・見出しやページタイトルは、コンテンツを誇張したり、読者に強いショックや不快感を与
えたりするものでないか?
・コンテンツに明らかな誤情報がないか?
・コンテンツに、主要なコンテンツを妨害したり注意をそらしたりするほどの大量の広告が
掲載されていないか?
・コンテンツは、モバイル デバイスでも適切に表示されるか?

Googleウェブマスター向け公式ブログ|Google のコア アップデートについてウェブマスターの皆様が知っておくべきこと(最終閲覧日2021年7月13日)

信頼性は誤字脱字をなくし、サイトの安全性を確保することで高まりやすくなります。

そのため、E-A-Tの3つではもっとも取り組みやすい内容だといえます。

信頼性の高め方も後述してありますので、あわせてご確認くださいね。

信頼性を備えた文章の具体例

文章の信頼性を高めるには相手にとって納得できる根拠を明記しましょう。

(信頼性を備えた文章例)
世界の年平均気温は少しずつ上昇しています。
事実2018年に気象庁や環境省らがまとめた報告によると、この100年で0.72℃上昇していることがわかっています。

この文章では気象庁と環境省らがまとめたデータを根拠にしています。

このように信頼できる機関のデータを用いると読み手も安心して読めますよね。

E-A-TがGoogle対策に重要な理由

Webサイトの運営でE-A-Tが必要とされる理由は次の2点があります。

  1. Googleがユーザーファーストを重視
  2. 検索品質評価ガイドラインへの記載

順番に解説していきます。

Googleがユーザーファーストを重視

1つめの理由はGoogleがユーザーファーストを重視しているからです。

そもそもなぜユーザーファーストを重視しているかというと、Googleは検索エンジンに表示される広告料を収入源にしています。

そのためできるだけ多くのユーザーに利用してもらい、広告を見てもらわなければいけません。

だから表示されるWebサイトがユーザーにとって有益な情報やコンテンツであるかを重要視しているのです。

実際にGoogleの公式ホームページでは下記のとおり書かれています。

Google はいつでも、有益で関連性の高い情報をユーザーに提供することを目指しています。

Google検索|『緻密に精査する』(最終閲覧日2021年7月13日)

専門性や権威性、信頼性の高いコンテンツならユーザーにとって有益なものである可能性が高いので、GoogleはE-A-Tを求めているのです。

なおE-A-Tを含めてGoogleから高評価を得られるライティングテクニックをSEOライティングと言います。

SEOライティングは『SEOライティングのコツ24選!初心者でも書き方次第で上位表示可能です』で解説していますので、参考にしてください。

検索品質評価ガイドラインへの記載

2つめの理由は2014年3月31日に更新されたGoogleの『検索品質評価ガイドライン*』にE-A-Tの項目が追加されたからです。

*『検索品質評価ガイドライン』とはGoogle検索アルゴリズムの傾向を示したガイドラインでSEO対策の基礎となるもの

これまでもユーザーファーストを掲げていたGoogleですが、検索アルゴリズムが未熟なうちは品質の低い記事や内容が上位表示されることもありました。

しかしアルゴリズムが発達するにしたがって、品質の高いコンテンツを上位表示できるようになったので、わかりやすい指標として『E-A-T』がうまれたのです。

そしてガイドラインに記載することで、サイト運営には『専門性』『権威性』『信頼性』が
必要であると運営者側に示しました。

実際にGoogleはガイドラインの中で下記のように述べています。

the amount of expertise, authoritativeness, and trustworthiness (E-A-T)
is very important. Please consider:
・ The expertise of the creator of the MC.
・ The authoritativeness of the creator of the MC, the MC itself, and the website.
・ The trustworthiness of the creator of the MC, the MC itself, and the website

General Guidelines|3.2 Expertise, Authoritativeness, and Trustworthiness (E-A-T)(最終閲覧日2021年7月14日)

【日本語訳】
専門知識、権威と信頼性(E-A-T)の量は、非常に重要です。
以下を考慮してください:
・ MC(マルチチャネル)の創作者の専門知識。
・ MC、MC自体とウェブサイトの創作者の権威。
・ MC、MC自体とウェブサイトの創作者の信頼性

ガイドラインにもこのように書かれているので、サイトを運営するにはE-A-Tが求められるようになったのです。

E-A-Tが特に重要になる分野を解説

E-A-Tがとくに重要視されるのが『YMYL*』と呼ばれる分野のコンテンツです。

*YMYLとは『Your Money or Your Life』の略で健康や経済的安定、幸福といった人生に大きな影響を与えるカテゴリーのこと

YMYLに関する記事やコンテンツは、間違った情報が掲載されるとユーザーに与える影響が大きいので、とくにE-A-Tが求められます。

YMYLカテゴリーの記事

具体的にYMYLが何をさすのかGoogleの検索品質評価ガイドラインでは次の例があげられています。

YMYLに当てはまるもの(例)
次にあげたものは間違った情報が広まるとユーザーの損失が大きいので、Googleのページ評価も厳しいとされています。

  1. 【ニュースと時事問題】国際的なイベント、ビジネス、政治、科学、テクノロジー
  2. 【公民、政府、法律】投票、政府機関、公的機関、社会福祉、および法的な問題
  3. 【財務】投資、税金、退職後の計画、ローン、銀行、保険
  4. 【ショッピング】商品/サービスの調査または購入に関連する情報またはサービス
  5. 【健康と安全】医療問題、薬物、病院、緊急事態への備え
  6. 【人々のグループ】人種または民族、宗教、障害、年齢、国籍、退役軍人の地位、性的指向
  7. 【その他】フィットネスと栄養、住居情報、大学の選択、就職

たしかに誤った情報が掲載されていたら、ユーザーの人生に悪影響を及ぼしそうなものばかりですね。

実際のYMYL記事検索結果

では実際にこの分野の記事はどのようなサイトが検索上位に表示されているかをご紹介します。

【国際的イベントの検索上位記事(検索キーワード:オリンピック)】

検索順位検索結果情報源
1位東京2020オリンピック公式サイト公式サイト
2位JOC日本オリンピック委員会大会組織委員会
3位NHK 東京2020オリンピックサイトNHK
2021年7月13日確認時点

1位~3位ですが大会の公式ホームページやNHKがヒットしました。

4位以下も個人のサイトはヒットせず、公共性の高いサイトが上位表示されています。

【健康と安全の検索上位記事(検索キーワード:新型コロナウイルス)】

検索順位検索結果情報源
1位新型コロナウイルス特設サイトNHK
2位新型コロナウイルス感染症について厚生労働省
3位新型コロナウイルス感染 世界マップ日本経済新聞
2021年7月13日確認時点

こちらも検索上位は情報源がたしかな組織が表示されています。

不確定要素の強い内容ではE-A-Tが高いサイトを表示しないと、ユーザーに不利益になってしまうからですね。

このように、コンテンツの中でも『YMYL』に関する分野はE-A-Tがとくに必要とされているのがわかります。

なお、YMYLに関しては『YMYLでSEO上位を目指せる革命的な対策|Googleは該当ジャンルにメチャ厳しい』で解説しています。

専門性など|E-A-Tを高める方法を解説

E-A-Tはどれも重要な要素なので後述の内容を参考に高めていきましょう。

  1. 専門性を高める方法
  2. 権威性を高める方法
  3. 信頼性を高める方法

まずは専門性を高める方法からご紹介しますね。

専門性を高める方法

専門性を高めるには次の4つの方法を試しましょう。

  • Webサイトを特化させる
  • 一次情報を掲載する
  • 専門家の意見を掲載する
  • 専門用語を使用する

これらをおこなうことでコンテンツの専門性が上がります。

サイトを特化させる

専門性を高めるためには、Webサイトの内容は特定のジャンルに特化させましょう。

特定のジャンルに特化することで、ユーザーの検索意図を満たす記事提供ができるようになります。

たとえば、ファミリーレストランのラーメンとラーメン専門店を比べると、後者のほうが美味しそうな気がしますよね。

あるジャンルに特化したお店のほうが知識、経験、ノウハウがあるので、お客さんに満足してもらえる確率が高いです。

Webサイトも同様で特定のジャンルに特化したほうが、ユーザーの検索意図を満たせる可能性が高くなります。

そのため、専門性を高めるにはサイトを特化させることが必要です。

一次情報を掲載する

専門性を高める2つめの方法は、一次情報を掲載することです。

一次情報を掲載することで、他サイトに比べディープな情報が掲載されている専門性の高いコンテンツと評価してもらえるからです。

一次情報とは実体験をもとにした自分自身が情報源となる内容のことを表しています。

例をあげると、自分が直接宿泊した施設とホームページをみただけのホテルでは、人におすすめしようとしても情報量がまったく違いますよね。

自分で宿泊すると、従業員の雰囲気や料理の味、温泉の温度のような文字では伝わらない情報を得られます。

簡単に得られない情報を載せるからこそ、他のサイトと比べて内容が深く専門性のあるサイトだと認識してもらえるようになります。

専門家の意見を掲載する

サイトの専門性を高める方法として専門家の意見を掲載するのも有効です。

専門家の意見を掲載すると、自分の専門性が高くなくてもサイト自体は特化した内容にできるからです。

たとえば、『ツアーコンダクターや旅行会社が選ぶおすすめ旅行先』といったサイトがあったらコアな情報もゲットできそうですよね。

この場合、運営者が旅行に詳しくなくてもサイト全体の専門性は高くなります。

このように専門家の意見を掲載することで、結果的に専門性を高めることができますよ。

専門用語を使用する

その分野で使用されている専門用語を使うようにしましょう。

なぜなら、専門性の高いサイトでまったく専門用語が出てこないことは考えにくいからです。

たとえば、WebライターのHow toをうたっているサイトで『SEO』や『Webライティング』といった単語が出てこないことはほぼありません。

その分野について詳しく掲載しようとすれば、一般的には使われない単語や文章が出てくるからです。

だから、特定の分野について書く場合には専門用語を必ず使いましょう。

そうすることでGoogleの検索エンジンも専門性の高いサイトだと認識するようになります。

注意ですが、専門用語を使用する場合にはそれを読んだ人が理解できるようにかみ砕いた表現も載せるようにしましょう。

そうすることで、サイトからの離脱率を下げられますよ。

専門性を高める方法を4つご紹介しました。

権威性を高める方法

権威性を高めるには下記の方法がおすすめです。

  • 権威性の高いサイトから被リンクされる
  • SNS上で認知度を高める
  • サイテーションを獲得する
  • 指名検索される

サイトを運営する場合はこれらの方法を試してみましょう。

権威性の高いサイトから被リンクされる

権威性を高める方法の1つめはすでにサイトの力(いわゆるドメインパワー)の高い相手から被リンクされるというものです。

ドメインパワーの高い相手から被リンクを獲得できると、それだけ自分のサイトも品質が高いとGoogleが見なしてくれるからです。

実際Googleは被リンクをかなり重要な指標としています。

2016年にGoogleスイスのサーチトレンド・アナリストのゲイリー・イリーズ氏は自身のTwitterで下記のように発言しています。

質問者
以前Googleは「リンクを評価しないでランク付けをするのは本当に難しい」といいました。
これは外部リンク?それとも外部リンク、内部リンクの両方を参照していましたか?

私は外部リンクのものを評価対象にしていました。これらの外部リンクは他者からどれだけ人気や支持されているかといった指標になるからです。

Twitter|Gary Illyes(ゲイリー・イリェーシュ)(最終閲覧日2021年7月15日)

この発言からもGoogleは外部サイトにリンクされていることを評価対象にしていることがわかります。

そのため被リンクを獲得することで自分のサイトも権威性を高めることができます。

被リンクを獲得するには下記の方法を試してみてください。

1.質の高いコンテンツづくりをする

良質なコンテンツをつくるようにすると他者からも引用したいと思われるようになります。

2.拡散しやすいサイトデザインにする

コンテンツには簡単に他のSNSで拡散できるボタンを設置しましょう。

1クリックでTwitterやLineと共有できるとサイトの訪問者が自身のSNSでリンクしてくれる可能性が高まります。

eを登録し、自分が作成した記事にサイトのリンクを貼る方法もあります。

こうすることで外部サイトから被リンクされているとみなされ、Webサイト側の権威性が上がります。

ただし現時点では(2021年7月15日時点)Googleのペナルティ対象にはなりませんが今後のアップデートでは禁止される可能性もあります。

ご注意ください。

以上被リンクを獲得するための方法を3つお伝えしました。

被リンクに関しては『被リンク対策で大きなseo効果を獲得|初心者はツールも使ってチェック!』でも解説していますので、参考にしてください。

SNS上で認知度を高める

2つめの方法はSNSでの認知度を高めるという方法です。

SNS上で認知され、それにともなってフォロワーが多くなればGoogleからも影響力のある人物だとみなしてもらえるからです。

たとえば、「Twitterのフォロワー100万人います」と言われたら何となく「すごい人」だと思ってしまいますよね。

それはフォロワー数によってその人から権威性を感じるからです。

これと同様にSNSで認知されてフォロワー数が多くなると自分が運営しているコンテンツの権威性も上がるのです。

認知度を上げるには時間がかかりますが、フォロワーが多くなれば自身のポジションを獲得しやすいので少しずつでも発信していきましょう。

サイテーションを獲得する

3つめはサイテーション*を獲得するというやり方です。
*サイテーションとは他のサイトやSNSで話題にされること

なぜなら、「他者から話題にしてもらえるほどのサイトなら価値があるに違いない」とGoogleのアルゴリズムが判断してくれるからです。

実際私たちも周りが話題にしていたラーメン屋なら「きっとおいしいはずだ」と思うことがありますよね。

同じようにGoogleのアルゴリズムも話題に出されているものほど素晴らしいと考えてくれるのです。

他者から話題に出されるためには一次情報を積極的に発信しましょう。

他にはないオリジナルな情報はSNSでも話題にされやすく、他者が参考にしたくなるものです。

そのためコンテンツをつくる際には自分自身の検証、体験、取り組みを盛り込むようにしましょう。

指名検索される

最後にご紹介するのが指名検索されるという方法です。

指名検索されるにはおもにリピーターが必要になり、複数回ユーザーが訪れているのなら品質の高いサイトだとGoogleが認識してくれます。

たしかに私たちがインターネットで指名検索をするときも、よほどその人の発言やサイトの掲載内容を気に入っているときですよね。

Googleもこのように考え、指名検索されているサイトや人物は権威があるものだと認識してくれるのです。

指名検索を増やすには次の方法を試してみてください。
覚えやすいサイト名にする

外国語のサイトはかっこいいですが、記憶されにくくスペルが間違っているとページにたどり着けない可能性があります。

せっかく検索しようとしたのにサイト名が原因で訪問してもらえなければもったいないですよね。

おすすめはサイトの内容を含んだ短名のものです。

たとえば、飲食店のレビューを掲載している『食べログ』や料理のレシピを載せている『クックパッド』はどんな分野のサイトか推測できますよね。

できるだけサイト名はシンプルで誰にでもわかりやすいもののほうが指名検索はされやすくなります。

SNSで掲載内容を発信する

指名検索をされるにはSNSで掲載内容を発信しましょう。

そうすることで、まだ認知されていなかった相手にもサイトの存在を知ってもらうことができ指名検索される可能性が出ます。

フォロワー数が少ないと閲覧されにくいので、メジャーなハッシュタグを必ず付けたり、人に拡散したくなるような一次情報を発信しましょう。

またSNSのアカウントでもサイト名と同じ名前を使用すると覚えてもらいやすくなりますよ。

指名検索は一朝一夕にしてもらえるものではありませんが、いいサイトづくりをして発信していけば少しずつでもリピーターが現れますよ。

権威性を高める4つの方法をお伝えしました。

信頼性を高める方法

信頼性を高めるには次の5つを試してみてください。

  • 記事を定期的にアップする
  • 記事の更新をおこなう
  • 誤字脱字をなくす
  • 引用は信頼できるサイトからおこなう
  • 運営者情報を充実させる

記事を定期的にアップする

信頼性を高めるには記事を定期的にアップしましょう。

定期的に記事をアップすることで、サイトの網羅性がうまれてユーザーから信頼されやすくなります。

なぜなら、記事が定期的にアップされるとそれだけ記事数が増えますよね。

そうするとカバーできる内容も増えるので一つのテーマに対しても網羅性が高くなりますよ。

『節約術』について書いているサイトで5記事だけのものと100記事載っているサイトなら記事数が多いほうを参考にしますよね。

それは記事数が多いほうが、情報量や多角的に検証がされていて信頼できそうだからです。

内容を網羅してサイトの信頼性を高めましょう。

記事の更新をおこなう

記事の更新も信頼性を高めるのに重要です。

なぜなら、掲載した記事を更新することで、内容を最新の状態にアップデートできるからです。

記事の更新がされていないとリンク切れや掲載した内容の変化に対応できませんよね。

だからこそ正しい最新の情報をユーザーに届けることで、サイトへの信頼感が増します。

サイトが更新されているとわかるように、定期的に点検して更新日を記載するようにしましょう。

誤字脱字をなくす

ユーザーから信頼してもらうためには誤字脱字をなくしましょう。

誤字脱字があるときちんと推敲されていないと思われ、サイト自体の内容も信頼してもらえなくなります。

たとえば、商品の金額が100,000円にすべきところを10,000円と掲載してしまったら、ユーザーはその値段で購入しようとしますよね。

しかし10分の1の値段で販売するのは不可能なので訂正やお詫びが必要になります。

ユーザーからすればきちんと確認がされていないサイトという印象をうけ、二度と訪問してくれなくなるかもしません。

誤字脱字を防ぐためには専用の誤字脱字チェックツールである『Enno』や『日本語校正サポート』を利用しましょう。

誤字脱字を防ぐだけでも信頼性はあがるので、便利ツールを使いながら気を付けたいですね。

引用は信頼できるサイトからおこなう

信頼性を高めるためには、引用先のサイトにも気を付けましょう。

なぜなら、よくわからないサイトの意見を引用してしまうと内容が十分に精査されていない可能性があるからです。

誤った情報を掲載するとユーザーからの信頼を損ねるので、引用先も信頼度の高いサイトを利用してきちんと検証されているものを選びましょう。

信頼できる引用先とは

引用先は下記のものからするのがおすすめです。

  • 上場企業の公式ホームページ
  • 官公庁、行政のホームページ
  • 公的機関のホームページ
  • 専門家の文献
  • 身元がたしかな専門家のSNS

引用は第三者からみても納得できる情報源のものを使用しましょう。

運営者情報を充実させる

運営者の情報をきちんと載せることも信頼性を高めるうえで重要です。

情報を充実させることで、ユーザーは安心してサイトを利用できるようになるからです。

たとえば、フリマアプリで物を購入する際何の情報もないアカウントと丁寧に自己紹介を載せている人では安心感が違いますよね。

これと同様に運営者のバックボーンがわかることで、訪れたユーザーも安心してサイトを利用できるようになります。

運営者情報とは

運営者の情報として下記のものは最低限掲載しましょう。

  • 運営者名(ペンネームでもOK)
  • 経歴
  • 実績
  • SNSアカウント
  • お問い合わせ先

法人の場合は、上記にプラスして電話番号や住所も掲載しましょう。

ユーザーの立場に立ってどんなサイトなら安心感があるか考えながら、コンテンツを運営するのが大切ですね。

以上信頼性を高める5つの方法をお伝えしました。

E-A-Tの高め方をもっと理解しよう

前述した方法以外でもE-A-Tを高めることができます。

  1. サイトを常時SSL化する
  2. Googleマイビジネスを活用する
  3. 構造化マークアップを設定する
  4. Whois情報を公開する

順番に説明していきます。

サイトを常時SSL化する

自身のサイトを常時SSL化することもE-A-Tを高めるのに効果的です。

常時SSL化に関しては、GMOグローバルサインの公式ホームページで下記のとおり説明がありますのでご紹介します。

SSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネット上におけるウェブブラウザとウェブサーバ間でのデータの通信を暗号化し、送受信させる仕組みのことです。
インターネット上で頻繁に送受信される氏名・住所・メールアドレスなどの個人情報や、ショッピングの決済に必要なクレジットカード情報、ログインに必要なID・パスワードといった情報は、常に悪意ある第三者から狙われております。
SSLは、これらの重要な情報を、悪意ある第三者による盗聴を防いだり、送信される重要な情報の改ざんを防ぐ役割を持っています。

GlobalSignbyGMO|SSLとは?httpsとは?簡単説明(最終閲覧日2021年7月16日)

自分のWebサイトを常時SSL化することで安心してユーザーに利用してもらえるようになるんですね。

Googleが常時SSL化を重視する理由

Googleはユーザーにとって、より安全で有益なサイトの上位表示を第一に目指しています。

そのため常時SSL化してきちんとセキュリティ対策がされているサイトかどうかを重要視しているのです。

実際にGoogleの公式ホームページで下記のような内容がアップされました。

2017 年 10 月からは、新たに 2 つの状況(ユーザーが HTTP ページにデータを入力した場合と、HTTP ページにシークレット モードでアクセスした場合)において「Not secure」の警告が表示されるようになります。
HTTP サイトを安全でないと明示するという Google の計画は、段階的により幅広い基準に基づいて進められる予定です。

Googleウェブマスター向け公式ブログ|Chrome の HTTP 接続におけるセキュリティ強化に向けて(最終閲覧日2021年7月16日)

つまり常時SSL化(https化)していないサイトは『安全ではない』と表示されるようになるということです。

安全でないと表示されるサイトをわざわざ利用する人は少ないですよね。

Googleはこの取り組みによって各サイトの常時SSL化を加速させようとしているのです。

常時SSL化(https化)のメリット

常時SSL化するメリットは次のものがあります。

ユーザーに安心感を与えられる

常時SSL化すると個人情報やクレジットカード番号といった情報も暗号化され、他者に盗みとられる心配がなくなります。

そのためサイトを利用してくれるユーザーに安心して利用してもらえるようになりますよ。

サイトが上位表示されやすくなる

前述したとおり、Googleは常時SSL化したサイトを評価する流れになっています。

そのため、常時SSL化をしてセキュリティ対策を行っていると有益なサイトとみなされ検索上位に表示されやすくなります。

通信速度が速くなる

常時SSL化することでサイトの表示速度があがります。

これは常時SSL化をすると次世代プロトコル(コンピューター同士が通信をする際のルールのこと)である『HTTP/2』を利用できるようになるからです。

『HTTP/2』は今までの『HTTP/1.1』よりもWebの表示速度やレスポンスが速くなるとされています。

ユーザー目線でもサイトの表示速度が速いと嬉しいですよね。

常時SSL化する方法

では実際にSSL化する方法をお伝えします。

自分のサイトを常時SSL化するには専門業者にSSL証明書の発行をお願いする必要があります。

SSL証明書の取り扱い業者3選

おすすめ業者を3社紹介しますので参考にしてくださいね。

1.GMOグローバルサイン

1つめにご紹介するのはSSLの国内シェアNo.1の『GMOグローバルサイン』です。

MicrosoftやBOOK・OFFといった有名企業にも商品を提供しています。

【利用金額】

サービス名契約料(1年契約)
企業認証SSL byGMO(スタンダードなタイプ)65,780円
EV SSL byGMO(世界最高水準の厳格な認証)140,800円
クイック認証SSL byGMO(手軽さ№1)38,280円
2021年7月16日時点

GMOのSSL証明書は大手企業も利用しているので安心して利用できますよね。

2.SECOM(セコム)

建物のセキュリティでおなじみ『セコム』も、SSL証明書の発行をおこなっています。

【利用金額】

サービス名契約料(1年契約)
セコムパスポート for Web SR3.055,000円
セコムパスポート for Web EV2.0(より安全性が高い)130,000円
2021年7月16日時点

セコムはセキュリティ会社として高い知名度を誇りますので、そこのSSL証明書を利用しているのはユーザーに対してもアピール材料になりますよね。

3.Symantec(シマンテック)

最後にご紹介するのは多くの有名企業で利用されているシマンテックです。

オレンジの丸にチェックが入ったロゴは、インターネットを利用していると度々目にするぐらいメジャーな企業です。

【利用料金】

サービス名契約料(1年契約)
セキュアサーバーID55,810円
グローバルサーバーID131,190円
セキュアサーバーID EV154,000円
グローバルサーバーID EV198,000円
2021年7月16日時点

シマンテックはSSL証明書を発行する際の審査も厳格なので、企業だけでなく学校関係でも導入するほど高い安全性を売りにしています。

以上SSL証明書の購入が可能な3社をご紹介しました。

常時SSL化は費用がかかりますが、メリットも大きいのでぜひ導入しましょう。

Googleマイビジネスを活用する

2つめの方法はGoogleマイビジネスを活用するというものです。

店舗経営者がGoogleマイビジネスを利用すれば店舗の情報や運営者の詳細、口コミといった内容を公表できるのでE-A-Tを高めるのに役立ちます。

Googleマイビジネスとは
Googleマイビジネスとは無料で利用できる情報管理に役立つツールのことです。

Googleマイビジネスを利用することでGoogleマップやGoogle検索に自身の店舗情報や口コミを掲載できるようになります。

Googleマイビジネスについて公式ホームページでは下記のように説明がありますのでご紹介いたしますね。

Google マイビジネスは、さまざまな Google サービス(Google 検索や Google マップなど)上にローカル ビジネス情報を表示し、管理することができる無料ツールです。実店舗に顧客を迎え入れてサービスを提供するビジネスや、エリア限定でサービスを提供するビジネスを営んでいる方は、このツールを活用すればユーザーにビジネスをアピールすることができます。Google でのオーナー確認を済ませているビジネスは、ユーザーからの信頼度が倍増する傾向があります。

Googleマイビジネスヘルプ|Googleマイビジネスへようこそ(最終閲覧日2021年7月16日)

ここに記載されているように、Googleマイビジネスを活用することでユーザーへの情報提供がより簡単におこなえますよ。

Googleマイビジネスでできること

Googleマイビジネスを活用すると、とくに次の3つができるようになります。

1.店舗情報をわかりやすく伝えられる

Googleマップでお店を選択すると営業時間、混雑情報、電話番号、公式ホームページのURLといった情報が一覧で表示されますよね。

お店の情報をユーザーに見てもらいやすくなるので気軽に利用してもらえるようになります。

2.ユーザーとのやりとりができる

Googleマイビジネスを利用すると店舗写真や口コミの投稿を、店側ユーザー側の両方が簡単におこなえるようになります。

このような情報は来店したことのない人からするととても参考になるので、安心感がうまれ新規顧客の獲得に役立ちますよね。

3.インサイト機能でユーザーの分析ができる

Googleマイビジネスではインサイト機能を使って、自分の店舗情報にアクセスしたユーザーの分析ができます。

ユーザーの傾向がわかればより適したビジネスプランや商品設計ができるので、とても便利ですよね。

このようにGoogleマイビジネスを活用するとユーザーに情報を提供するだけでなく、相手側についても把握できるようになりますよ。

Googleマイビジネスのメリット・デメリット

とても便利なGoogleマイビジネスですが、メリットとあわせてデメリットもご紹介します。

Googleマイビジネスのメリット

メリットはおもに下記の3点があります。

1.登録すれば宣伝効果が高い

Googleマップは利用者数が他の地図アプリと比べ多いのでGoogleマイビジネスを利用し、そこに表示されるようになると宣伝効果が高くなります。

実際に集客支援サービスの株式会社エフェクチュアルがおこなった調査では下記の結果となりました。

1位は「Googleマップ」、2位は「Yahoo!MAP」となりました。その差は50ポイント以上も開き、2019年より「Googleマップ」が5.2ポイント増加していることから、使用率が高くなっていることが分かります。
「Googleマップ」は多機能、且つオフラインでも利用が可能なため、利用しているユーザーが多いことが考えられます。

Effectual|【2021年版 定点調査】地図アプリ利用率1位はGoogleマップ!エフェクチュアルが地図アプリの利用トレンドをレポート(最終閲覧日2021年7月16日)

この調査からもわかるようにGoogleマップの利用率は国内の地図アプリでは断トツです。

Googleマップを通じて店舗情報を多くの人にみてもらえるのは、Googleマイビジネスのメリットですね。

2.新規店舗でも発見されやすくなる

Googleマイビジネスを利用するとオープンしたばかりの店舗でもユーザーにみつけてもらいやすくなります。

なぜなら、Googleマイビジネスでは登録をおこなえばGoogleマップに表示されるので、認知度が低くてもユーザーの目にふれることができるからです。

できたばかりのお店は人に知られるまで時間がかかりますが、Googleマイビジネスなら登録すると効果があるのでありがたいですよね。

3.無料で利用できる

Googleマイビジネスのメリット3つめは今までご紹介した機能を無料で利用できる点です。

通常お店の情報を掲載するには情報紙や大手専門サイトへの登録が必要になります。

それらは多額の費用がかかりますが、Googleマイビジネスで情報を掲載するのは無料です。

少しでもコストダウンしたい経営者にとって、とてもありがたいメリットですよね。

以上、Googleマイビジネスのメリット3点をお伝えしました。

Googleマイビジネスのデメリット

便利なGoogleマイビジネスですが、多少デメリットもありますのでご紹介します。

1.ネガティブな意見も掲載されてしまう

Googleマイビジネスを利用するといい口コミばかりでなく、よくない口コミも掲載される可能性があります。

悪い口コミがあればせっかく来店しようとしていたユーザーからも嫌煙されるかもしれません。

ネガティブな口コミがあった場合には放置せずにきちんと返信をおこなうほうが、誠実な対応とみなされますよ。

2.掲載される画像は指定できない

Googleマイビジネスではお店の情報を検索した際に表示される写真は、自分たちで指定できません。

そのため、自分たちの意図とは違った形でユーザーに情報が届いてしまう可能性があります。

便利な反面、ユーザーからの反応も正直に反映されてしまうのがGoogleマイビジネスのデメリットだとわかりますね。

Googleマイビジネスの登録方法

実際にGoogleマイビジネスを利用するにはアカウントの登録が必要になります。

登録手順をご紹介しますので参考にしてくださいね。

Googleアカウントの作成する

Gmailもしくはその他のメールアドレスを用意しGoogleのアカウントを作成します。

すでに地点登録がされていないか確認する

自分のお店がすでにGoogleによって自動登録されていないか確認しましょう。

登録が重複しているとデータの表示がうまくいかなくなってしまいます。

具体的にはGoogleマップで『自分のお店+地名』で検索をします。

表示されなければ登録されていません。

登録が有無に関わらず項目内にある『このビジネスのオーナーですか』をクリックします。

すでに登録がされているときは『リクエストの承認』を送信、その後3日間返信がなければ自分が新しいオーナーになれます。

もともとなんの登録もされていなければ設定に移ります。

詳細を設定する

Googleマイビジネスにログインし、店舗情報の入力をおこないます。

この段階で店舗の住所や連絡先、ビジネスカテゴリを設定し登録しましょう。

住所確認をおこなう

登録した住所へ確認のはがきを送付してもらい、記入されている『確認コード』を入力することで完了となります。

Googleマイビジネスの登録手順をご紹介しました。

Googleマイビジネスは店舗経営をする際とても便利ですし、E-A-Tを高めやすくなりますのでぜひ活用しましょう。

構造化マークアップを設定する

E-A-Tを高めるために構造化マークアップを設定するやり方もあります。

構造化マークアップとは

構造化マークアップとは、Webサイト内にあるそれぞれの言葉をわかりやすくマークすることで、Googleの検索エンジンがサイトをより認識しやすくする方法です。

構造化マークアップを設定するメリット

構造化マークアップを設定すると次のようなメリットがあります。

リッチスニペットを得られる

リッチスニペットとは、Googleで検索をしたときに表示されるより詳細な文章のことです。

リッチスニペットがあると通常の検索結果よりも内容が把握しやすいので、ユーザーの興味を引きサイトの訪問率が上がります。

サイトを訪れる人が増えれば成約率や店舗来店率も上がるので、結果的にサイトの権威性や信頼性が増します。

将来的にSEOで有利になる

構造化マークアップを設定するとGoogleの検索エンジンがサイトの情報を拾いやすくなるので、今後SEOで有利になる可能性があります。

検索上位に表示されるとクリック率が高まりユーザーの認知度が増すので、E-A-Tにもよい影響を与えてくれますよ。

設定する方法

構造化マークアップを設定するには次の2通りがおすすめです。

1.Googleの『構造化データマークアップ支援ツール』を使用する

Googleでは構造化マークアップを設定するための支援ツールがあります。

それぞれのページで取り扱う情報カテゴリーを選択すると、HTMLを置き換えてくれます。

無料で使用できるので、自分で設定したいと考えている方はこちらがおすすめです。

2.サイトのHTMLを直接編集する

元のHTMLを編集しマークアップする方法もあります。

しかし、これにはHTMLの知識や経験が必要になるので専門知識を持った人に依頼する方が確実です。

その場合費用が発生するので、よく検討しましょう。

たとえば、クラウドワークスのようなクラウドソーシングサイトでは10,000円~50,000円でマークアップの受注がされていますよ。

以上構造化マークアップを設定する方法をお伝えしました。

注意点

マークアップを設定する際の注意点があります。

前述したGoogleの『構造化データマークアップ支援ツール』を利用するとどのようにHTMLを置き換えるかはGoogleのツールが決定します。

そのため、自分のイメージと異なる状態となってしまう可能性もあります。

自分で修正するとサイトの設計が崩れてしまい結局、専門家に依頼するはめになるかもしれないことだけ注意しましょう。

構造化マークアップの設定についてご説明しました。

この方法はすぐにE-A-Tを高められるわけではありませんが、Googleの検索エンジンとユーザー双方に働きかけられるので機会があれば試してみてください。

Whois情報を公開する

E-A-Tをさらに高めるために『Whois情報』を代理公開にしないで第三者が閲覧できる状態にしておくという方法もあります。

Whois情報とは

Whois情報とはサイトの管理者に関する下記のような情報のことを指します。

  • サイト管理者名
  • 住所
  • 電話番号
  • ドメインの契約内容
  • メールアドレス

個人を識別できる情報を一般的にWhois情報と呼んでいます。

Whois情報を公開するメリット

Whois情報はサイト運営者の氏名や住所を含んでいるので、これを公開することで高い信頼性を獲得できます。

ユーザーにとって害をなすサイトならきちんとした個人情報は掲載していないはずですよね。

そのため、Whois情報を公開すると安全なサイト運営者であることを、ユーザーにアピールできます。

ただし個人だとパーソナルな情報を公開するのに抵抗がある方も多いと思いますので、この方法はとくに法人サイトにおすすめです。

Whois情報を編集する方法

Whois情報はドメイン(インターネット上の住所)を取得すると公開が義務付けられています。

そのため内容に変更があった段階で忘れずに編集するようにしましょう。

おおまかには変更フォームから確認メールを受け取り、記載されたURLにアクセスする
やり方が一般的です。

個人情報を隠す代行公開もありますが、企業のWebサイトの場合は会社情報を提示して信頼性を高めるようにしましょう。

まとめ|E-A-Tの意味や使い方を理解しよう

この記事を読んでE-A-Tの意味と高め方がわかりましたね。

もしもE-A-Tを効果的に高めたいのであれば、それぞれの方法を試しつつ何よりユーザーファーストを徹底するのがおすすめですよ。

記事で解説したようにGoogleが最重要視しているのは、利用してくれるユーザーにとって使いやすいサイトかどうかという点ですよね。

ユーザーの利益になるサイト運営を目指せば、誤字脱字はなくなりますし必然的に専門性も磨かれます。

有益な情報を発信しているとSNSでの知名度も増して権威性もアップします。

このようにユーザーファーストを意識することで、結果的にE-A-Tも高めることができますよね。

このことからサイト運営でE-A-Tを高めたい場合には、まずユーザーファーストを考えて内容の選定、執筆、発信をするのがおすすめですよ。

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