【キーワードと文字数も解説】SEO対策!タイトル(title)を最適化させるコツ

SEO タイトル

「コンテンツを作ったけどタイトルはどうしよう」

「文字数や付ける際にコツってあるのかな」

「実際にどういう手順で付ければいいのかな」

もしもあなたが、完成させたコンテンツをできるだけ多くの人に見てもらいたいと考えているなら、タイトルにこだわりましょう。

なぜなら付けるタイトルによって検索順位が変動し、クリック数やSNSからの流入にも影響があるからです。

後ほど詳しく解説していますが、タイトルはユーザーとコンテンツをつなぐ看板の役割を果たしてくれ、Googleもその重要性を認めています。

この記事ではタイトルを付ける際のコツや例題をもちいた手順も示しています。

SEOに強いタイトルを付けて、今以上にコンテンツをクリックされるようにしたい方はぜひこの記事をチェックしてくださいね。

Webライター募集
法人化・事業拡大に伴いWebライター積極採用中
錦橋慶叡
編集した人
錦橋慶叡

SEOライター兼コンテンツディレクター。編集プロダクションでの勤務を経て独立→法人化。現在は事業拡大に伴い、TwitterにてWebライターを積極採用中。これまでに累計400人以上ものWebライターを指導。「文章でメシを食っていきたい!」と考えている人を最短最速でレベルアップさせるのが使命であり生きがい。

錦橋慶叡をフォローする

SEO対策に重要なタイトル(title)タグ

そもそもタイトルタグとはどのようなものか、その意味と役割について説明していきます。

  1. タイトルタグとは
  2. タイトルタグの役割

タイトルタグとは

タイトルタグとは、コンテンツの内容を示すために使用されるHTMLコードのことです。

タイトルタグに入力したタイトルが検索結果の一覧で表示されるため、自サイトに訪問してもらうためのアピールポイントになります。

タイトルタグは自サイトのHTMLソースコード上でheadタグ内に下記のように記載することで表示されるようになっています。

【タイトルタグの記述コード】

<title>コンテンツタイトルを記入</title>

作成したページでタイトルが設定されているか不安な場合は、ソースコードから確認しましょう。

【ソースコードの開き方】
Mac:『⌘+option+U』を同時押し
Windows:『Ctrl+U』を同時押し

タイトルタグは簡単なコードで構成されていますがとても重要性の高いものです。

なぜタイトルタグが重要なのかは、後ほど詳しくお伝えしますね。

タイトルタグの役割

タイトルタグはユーザーやGoogleの検索エンジンに、記事やコンテンツの内容を端的に伝えてくれる役割があります。

みなさんも検索結果からどのサイトをクリックするか考えるのに、まずコンテンツのタイトルを確認しますよね。

自分の検索内容を解決してくれそうなサイトかどうかは、表示されているタイトルから読み取るのが一般的です。

これはGoogleの検索エンジンにとっても同じで、ユーザーの検索キーワードと検索結果をつなげるにはまずタイトルが手掛かりになります。

お客さんに扱っている商品を伝えて来てもらうための足掛かりになるので、タイトルはいわばお店にかかっている看板やのれんのようなですね。

タイトルタグはコンテンツの内容をユーザーとGoogleの検索エンジンに伝え、訪問してもらうための橋渡しをしてくれます。

タイトルタグがSEOにおいて重要な理由を解説

タイトルタグが重要な理由は大きくわけて3つあります。

タイトルタグの重要性を理解していきましょう。

  1. 検索順位へ影響する
  2. SNSからの流入数が変わる
  3. クリック数へ影響する

検索順位へ影響する

1つめの理由ですが、Googleの検索エンジンはタイトルタグを順位決定する際の判断材料の1つとしています。

そのため、タイトルタグによって検索順位が変動する恐れがあるのです。

実際にGoogleの公式ホームページでは検索エンジンがサイトを正しく認識するためにタイトルタグの使用を推奨しています。

Google の検索結果において、タイトルは重要な位置を占めています。タイトルは一行目に表示され、検索をした人はそのタイトルをクリックしてそれぞれのページにたどり着きます。そのため、そのページが何を表しているか一目でわかるように、具体的でわかりやすいタイトル(およびスニペット用にメタ ディスクリプション)を付けることをウェブマスターの皆様には常々お勧めしてきました。

ウェブマスター向け公式ブログ|検索結果によりよいタイトルを(最終閲覧日2021年9月6日)

このように複数回に渡ってタイトルの重要性について述べており、それだけSEOの観点からも重要な要素だとわかりますね。

そのため、Googleからの評価を上げるためにも適切なタイトルをつけることが必要になるのです。

検索順位とクリック率について

Googleからの評価にともなって検索順位も上がりますが、それによってサイトのクリック率にも影響があるのでご紹介します。

アメリカ企業のSISTRIXは検索順位で1位と10位ではクリックされる割合が10分の1にまで低下するという調査結果を発表しています。

【Google CTR per ranking】

検索順位クリック率
1位28.5%
2位15.7%
3位11.0%
4位8.0%
5位7.2%
6位5.1%
7位4.0%
8位3.2%
9位2.8%
10位2.5%
SISTRIX|Why (almost) everything you knew about Google CTR is no longer valid (最終閲覧日2021年9月6日)

この結果をふまえて検索上位で表示されることがサイトの訪問者を増やすのにとても大切だとわかりますよね。

SNSからの流入数が変わる

2つめの理由ですが、タイトルタグによってSNSからの流入件数が変わります。

なぜなら、現在SNSは情報収集ツールの1つとして確立しており一定数それを利用してコンテンツを訪問するユーザーがいるからです。

実際にワープロソフト『一太郎』の販売元である株式会社ジャストシステムが2017年に行った調査では次のような結果が出ました。

10代のスマートフォン利用者のうち、7割は「SNS上の投稿やニュース」から情報収集

日本経済新聞|ジャストシステム、「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2017年2月度)」結果を発表(最終閲覧日2021年9月7日)

この結果からもわかるとおり、SNSも大きな流入経路でありここからのユーザーを確保することも大切だといえますね。

SNS上ではシェアされるかどうかが流入数を増やすポイントになるので、タイトルタグも話題になりやすいものを付けることが大切です。

クリック数へ影響する

3つめの理由ですが、タイトルタグによってクリック数に影響があるからです。

なぜなら、タイトルの時点でユーザーの興味を引けないとサイトに訪問してもらえなくなるからです。

たとえば、『痩せたい 食事』と検索した場合に次のどれをクリックするか考えてみます。

  • 痩せる食事のご紹介~簡単レシピ公開~
  • 痩せるには食事の内容が大事な理由とは
  • 【実体験】-5キロ達成!これが痩せる食事の決定版!

おそらく3番目のタイトルをクリックする方が多いですよね。

その理由として3番目は体験談であることや具体的に何キロ痩せたかが記載されているので、自分もイメージがしやすいからです。

内容が同じでも付けるタイトルによって、ユーザーのクリック数が変わる可能性があるためとても重要性が高い項目といえます。

SEO対策としてタイトルを最適化させる3つのコツ

実際にタイトルを付けるときに役立つコツを6つご紹介します。

ご紹介するコツを意識するだけでも今まで以上に魅力的なタイトルが付けられるようになりますよ。

  1. キーワードを必ず入れる
  2. 前方にキーワードをもってくる
  3. ターゲットを示す
  4. ベネフィットを示す
  5. パワーワードを入れる
  6. 文字数は32文字以内

なお、こういったテクニックの総称をSEOライティングと言います。

SEOライティングに関しては『SEOライティングのコツ24選!初心者でも書き方次第で上位表示可能です』で解説していますので、チェックしてみてください。

キーワードを必ず入れる

まず1つめのコツですがユーザーに検索してもらいたい単語や言葉をキーワードとしてタイトルに入れましょう。

そうすることによって、その言葉で検索したユーザーにコンテンツが見つかりやすくなるからです。

キーワード選定をおこなう重要性はおもに3つありますのでご紹介しますね。

ユーザーのニーズを把握しやすくなる

キーワード選定をおこなうとユーザーが調べている言葉からニーズが読みとれるようになります。

なぜなら検索機能を使って多くの人が、自分の悩みや問題を解決する方法を探しているからです。

裏を返せばそれらを解消する方法はニーズが高い内容であるといえますよね。

キーワード選定をすることでユーザーの悩みがわかり、求められていることが見えてきます。

サイト内容にあったユーザーを集められる

キーワード選定をすることで自分のサイトとマッチしたユーザーに訪問してもらえるようになります。

なぜなら、キーワード選定をするとコンテンツのターゲットがはっきりするからです。

ターゲットがはっきりすれば、よりその人たち向けにコンテンツを作れるようになります。

たとえば『35歳の女性で産後体形を引き締めたい人』向けにコンテンツを作ろうと思えば、それに特化した内容が考えられます。

記事のタイトルも内容に準じたものになるので、この内容を求めている人が訪問してくれるようになりますよね。

さらに50歳男性が訪れるといったミスマッチも防げるようになります。

キーワード選定をすることで、自分たちのサイトにマッチしたユーザーを集められます。

サイトが見つけてもらいやすくなる

キーワード選定をするとサイトがユーザーから見つけてもらいやすくなります。

なぜなら、ユーザーが検索するキーワードをコンテンツに盛り込むことで、Googleの検索エンジンが結びつけやすくなるからです。

たとえば『-5キロ痩せるレシピ』を書いた記事でもキーワード選定をせずにただ『ダイエットの方法』としてしまうと、とてももったいないですよね。

実際には記事の内容を求めているユーザーがいても、自分が欲しい情報ではないと思われ、サイトを訪問してくれないかもしれません。

このようなことを防ぐためにキーワード選定が重要になってきます。

キーワード選定の方法

タイトルで使用したいキーワード選定にはツールを使うのがおすすめです。

その際におすすめなのが『ラッコキーワード』と『ウーバーサジェスト』を用いた方法です。

これらを使えば、もともと自分が狙っているキーワードとあわせてどんな言葉が検索されているか把握しやすいですし、実際の検索ボリュームもわかります。

ラッコキーワードを使って、メインキーワードに関連する言葉を抽出しましょう。

サジェストとは検索窓に表示される『予測変換』のことを指し、メインキーワードと一緒に調べられることが多いものが抽出されます。

これを知ることでメインキーワードと一緒にどんな言葉が検索されているか把握でき、タイトル付けに役立てられます。

調べ方はとても簡単です。

1.ラッコキーワードトップページの検索窓にキーワードを入力
2.『サジェストを見る』をクリックする

この操作をするだけで、メインキーワードと関連性が高いサジェストが一覧で表示されます。

ウーバーサジェストでもキーワード分析ができる

次にウーバーサジェストを利用してメインキーワードについて分析をしましょう。

  • 月間の検索ボリューム数
  • SEOにおいての表示難易度
  • これまでの検索ボリューム推移

これらがわかることで、自分のメインキーワードとどんな言葉の組み合わせが検索されやすいのかわかるようになりますよ。

ウーバーサジェストもラッコキーワード同様に簡単な操作でキーワード分析ができます。

  1. ウーバーサジェストのトップページ検索窓にキーワードを入力
  2. キーワード候補が一覧表示される

キーワード候補とあわせてそれぞれのSEO難易度や検索ボリュームも見られるので、なるべく検索ボリュームも大きいワードをピックアップしましょう。

このように便利なツールを使えば、ユーザーが入力している言葉を簡単に抽出することができますよ。

後述の『タイトルを付ける手順』にて実際にラッコキーワード、ウーバーサジェストを使用した関連キーワードの選定をおこなっています。

そちらもあわせてご確認くださいね。

ちなみに、SEOツールに関しては『無料・有料で使えるSEOツール|内部や外部対策・競合の調査に使えるものを紹介』で解説しています。

前方にキーワードをもってくる

2つめのコツですが、ユーザーが検索する可能性が高いキーワードは、タイトルの前方にもってくるようにしましょう。

そうすることで一覧表示された際に一部が省略されても、もっとも伝えたいキーワードはユーザーの目に触れるからです。

実際に『ダイエット -5キロ』というキーワードで検索した結果が下記のとおりです。

【ダイエット -5キロの検索結果】

検索順位検索結果(タイトル前方より抜粋)
1位−5kgの減量に成功!
2位2ヶ月で5kg確実に痩せる方法
3位1ヶ月で5kg痩せるダイエット方法!
4位【1週間で5kg痩せた】
5位5kg痩せる効果的なダイエット方法!
6位10日間で5kg痩せる 3つの方法
7位私が3週間でマイナス5キロ落とせた方法
8位【1ヶ月で5キロ】ダイエットを確実に成功
9位運動せずに2週間で5kg痩せる!
10位【1ヶ月-5kg】運動なし!
2021年9月6日時点

このように検索上位のものはすべて見える範囲に『-5キロ』や『5キロ痩せた』というユーザーが1番知りたい内容が含まれています。

仮に省略されている部分に『-5キロ痩せた方法』と書かれていても、ユーザーからは気が付いてもらえないですよね。

対象となるユーザーに内容がはっきり伝わるように、キーワードはタイトル前方にもってきましょう。

ターゲットを示す

3つめのコツですが、タイトルで誰に向けた内容かわかるようにしましょう。

そうすることで、該当するユーザーに「これは私に向けた記事だ」と思ってもらえ、クリックしてもらいやすくなるからです。

たとえば『すでに会社を辞めたくなっている新社会人向け』や『今日にでもブラック企業から抜け出したいあなた』と言われると、該当する人はドキッとしますよね。

逆に色んな人に読んでもらうために『仕事が辛い会社員の方へ』と言われても、範囲が広すぎで誰に向けた内容かわかりません。

みんなに届いてほしいと思ってターゲットを示さないと、結局誰にも刺さらない結果になってしまいます。

それを防ぎコンテンツの対象とするユーザーに読んでもらうためにも、タイトルの時点でターゲットを明確にしましょう。

ベネフィットを示す

4つめのコツですが、そのコンテンツを見たことで得られるベネフィット(いわゆる恩恵や価値)を示しましょう。

その理由としてベネフィットを示すことで、ユーザー側は記事を読んだ後に自分がどう変われるか想像しやすくなるからです。

もともとユーザーは現状に悩みがあり、それを変えたいと思って検索機能を使って解決策を探している場合が多いですよね。

そのためそのコンテンツを見れば、どのように自分が変われるか示してあげることがタイトル付けでは大切になってくるのです。

たとえば次の2つを比べてみましょう。

  • 『ベネフィットなし』:―5キロを達成する方法をご紹介!
  • 『ベネフィットあり』:【憧れのすらっとボディへ!】-5キロを達成する方法をご紹介!

上記の2つを比べると、ベネフィットがある方が記事を読んだ後の自分が想像しやすいですよね。

このように自分がその内容から得られる未来や価値をタイトルに盛り込むようにしましょう。

ベネフィットと性能の違い

この方法を使う際には、ベネフィットではなく商品説明になってしまわないように注意が必要です。

両者の違いを比べてみます。

乾燥機能付きドラム式洗濯機の場合

【ベネフィット】
雨の日だって洗濯物はフワフワ!乾燥機能付きドラム式洗濯機

【性能】
パワフルな水流で繊維の奥の汚れまで落とす!乾燥機能付きドラム式洗濯気

ベネフィットの方が洗濯機を買ったことで自分たちの生活がどのように変わるかが想像できますよね。

このように自分の生活への恩恵を感じると、人は行動に移しやすくなるのでタイトルにはベネフィットを入れてみましょう。

パワーワードを入れる

5つめのコツがユーザーの目を引くようなパワーワードを入れるというやり方です。

パワーワードを入れることでユーザーに「おっ!」と思ってもらえ、コンテンツをクリックしてもらいやすくなりますよ。

実際に使う場合には次のような種類があるので、自分のコンテンツ内容にあわせて使用しましょう。

数字を入れる

1つめのパワーワードが数字です。

数字を入れることで、ユーザーは具体的に内容をイメージしやすくなるのでタイトルに入れるとみてもらいやすくなります。

実際に次の例文を比べてみましょう。

  • 今までよりも塩分を大幅にカット
  • 今までよりも塩分50%カット

後者の方が従来に比べてどれだけ塩分がカットされたか理解しやすいですよね。

これ以外にも数字を使うことによって、次の内容も強調して伝えられるようになります。

  • 年齢について(40歳のうちに、35歳からの)
  • 割合(50%オフ、3割削減)
  • 日数(わずか10日で、たった1ヶ月)
  • 工程数(5つの手順)
  • 数量(~7選、5つのポイント)

数字があると、コンテンツの内容がより具体的になりますよね。

上位表示されているサイトは数字を使ってインパクトを出しているケースが多いので、ぜひ入れてみましょう。

簡便性を入れる

2つめのパワーワードが『簡単さ』や『便利さ』を含む言葉を入れるというものです。

なぜなら、目的を達成するなら誰だって辛くて大変なことより楽で簡単なことの方を選びたいと考えるからです。

そして簡便性を入れることでユーザーに『これなら自分でもできるかも』と思ってもらえるようになります。

簡便性を示す言葉は次のようのものがあります。

  • ラクに
  • たったこれだけ
  • 初心者でも
  • 誰でも
  • ~なコツとは
  • ○○だった私でも
  • 手軽に
  • まとめ
  • 一覧
  • 一挙大公開

このような言葉が含まれていると、タイトルの段階でユーザーが読むハードルを下げられるので覚えておきましょう。

簡便性を示す言葉を使う場合は、内容とあまりにも開きがあるとユーザーの信頼を損ねますのでよく確認して使いましょう。

限定を表す言葉を入れる

3つめのパワーワードが限定を表す言葉を入れるというやり方です。

限定を表す言葉を入れると、ユーザーは「この記事を読まないと損するのでは」や「見逃せない」と考えてくれるようになります。

限定を表す言葉は次のものがあります。

  • ~な人だけが知っている
  • ~のみ
  • 期間限定(今だけ大公開)
  • 数量限定(先着100名様だけに公開)

このような言葉が入っていると、機会損失を恐れてユーザーがコンテンツに訪れやすくなる効果があります。

以上3種類のパワーワードをご紹介しました。

これらをコンテンツの内容をふまえて、ユーザーがついクリックしたくなるようなタイトル付けをしましょう。

文字数は32文字以内

6つめのコツがタイトルの文字数は多くても32文字以内にするというものです。

その理由としてあまりにもタイトルが長くなってしまうと、検索結果に表示されるときに内容が省略されてしまうからです。

一般的に検索エンジンの種類にもよりますが検索結果で表示されるタイトルは、パソコンでは32文字まででスマートフォンでは38文字となっています。

そのため、32文字にタイトルを収めておけば内容が省略されることなく見てもらえるようになる、もしくはほとんど削れなくて済むのです。

実際にGoogle検索を利用してページタイトルの文字数を調べてみました。

【SEO 上位表示の検索結果】

検索結果(上位10位)表示字数 (全字数)
SEO対策で上位表示を狙うために必要なこと19字
SEO対策とは?上位表示のやり方・方法を初心者にわかり …25字(30字)
SEOとは?8つの基本対策と上位表示のポイントを徹底解説26字
SEO対策とは|検索上位を独占する36の対策手順21字
SEOとは?基本や重要な対策など初心者にわかりやすく解説!27字
Googleの検索順位を上げるには?SEOの仕組み、上位表示 …23字(42字)
Googleで検索上位になる方法とは?担当者が知る …20字(30字)
上位表示されるコンテンツとは?検索で順位を上げるために …27字(32字)
Google検索で上位に表示するための対策4選18字
【コンテンツSEO事例】上位表示率87%の施策ポイントを紹介26字
2021年9月7日時点

このように、上位表示されているサイトのタイトルは32文字以内に収まっていることがわかります。

最大でも32文字に収めておけば、仮に末尾が省略されてしまったとしても内容が伝わらなくなる心配が少なくなりますね。

タイトルを適切な長さにすることで、必要な情報は伝えつつ省略がされにくくなりますよ。

【キーワード分析】タイトルの付け方を解説

実際にキーワードを付けるために手順をご紹介します。

これまでご紹介したコツやポイントをふまえてタイトルを付けていきましょう。

  1. キーワード選定をする
  2. 競合タイトルを分析する
  3. 選定したキーワードをつなげる
  4. 競合との差別化をする
  5. 文字数をチェックする

キーワード選定をする

まず自分が作成した記事やコンテンツの内容からユーザーに検索してほしいメインキーワードを決定します。

今回は『SEO タイトル』を例にして考えていきましょう。

まずラッコキーワードで『SEO タイトル』と検索し、一覧表示されるサジェストキーワードを洗い出します。

その結果、次の言葉がサジェストキーワードとして得られました。

『文字数、コツ、ディスクリプション、長さ、タグ、付け方、タイトルの長さ、wordpress
ディスクリプション* キーワード』
*ディスクリプションとはページ概要を記したHTMLタグの1つのことでありタイトルの下に表示されるもの

サジェストキーワードを確認したところ文字数や付ける場合のコツを気にされる人が多いと考えられますね。

続いてウーバーサジェストでも検索ボリュームとSEOの難易度を確認します。

【ウーバーサジェストの抽出結果】

キーワード候補(自動抽出)検索ボリューム (月間)SEO難易度
SEO タイトル 文字数48023
SEO タイトル とは39034
SEO タイトル WordPress21032
SEO タイトル コツ7030
SEO タイトルの付け方5020
SEO タイトル タグ4019
SEO タイトル 付け方4013
WordPress SEO タイトル設定3014
SEO タイトルタグ 文字数1013
SEO タイトル 変更 ペナルティ1013
2021年9月7日時点

ラッコキーワードで表示されたサジェストキーワードと同様にこちらでもタイトルの『文字数』や『付け方』『コツ』が検索ボリュームで高く出ています。

さらにWordPressやタグというワードもどちらにも入っていたので第一段階では次のように暫定キーワードを選出しました。

『SEO、タイトル、文字数、コツ、WordPress、付け方、タグ』

ここから次の手順へ移っていきます。

なお、キーワード選定に関しては『SEO初心者必見!キーワード選定を無料で行う方法|便利なツールもご紹介』でも解説しています。

競合タイトルを分析する

2番目の手順では、競合サイトが実際にどんなタイトルをつけているかを分析します。

とくに上位表示されているようなサイトは、ユーザーの検索意図にそったタイトル付けができているケースが多いので参考になります。

競合分析の方法

競合タイトルを一覧にする場合にも前述でご紹介したラッコキーワードが役立ちます。

  1. ラッコキーワードの検索窓に対象キーワードを入力
  2. 検索後『見出し抽出』をクリック
  3. 抽出された見出しでタイトルを意味する『H1』だけをチェック
  4. 『CSVダウンロード』を押しエクセル形式で保存

このようにラッコキーワードを使えば1つ1つのサイトを開いてタイトルを見る必要がなくなり、効率よく競合サイトを分析できます。

ちなみに、今回抽出した検索順位10位以内の競合サイトは下記のようなタイトル付けを行っていました。

  • 1位:SEOに強いタイトルの付け方とは?最適化のポイントを合わせて紹介
  • 2位:SEO効果の高いタイトルの付け方とは?その手順とポイント【事例付】
  • 3位:SEOに強いtitleタグの付け方|検索順位&クリック率をアップさせる
  • 4位:【事例つき】SEOに効果的なタイトルとは?titleタグの付け方
  • 5位:SEOに強いタイトルを付けるための7つのコツ
  • 6位:SEO対策の最重要項目!ページタイトル最適化の5つのポイント
  • 7位:SEOを意識したタイトル(titleタグ)の付け方
  • 8位:【初級編】-SEOに強いタイトルの付け方と注意点
  • 9位:タイトルタグのSEO効果と読まれるタイトルの書き方
  • 10位:【入門版】SEO対策に強いタイトルタグ完全マニュアル!文字数やコツを徹底解説!
    【『SEO タイトル』の上位サイト】2021年9月8日時点

競合サイトのタイトルで多く使われているのが次の言葉です。

・強い、高い、付け方、効果、ポイント、コツ

ツールを使って抽出したキーワードとあわせて暫定のワード集ができましたね。

選定したキーワードをつなげる

ここまでで選定したキーワードをつなげてタイトルの原案を作りましょう。

このときに大切なのがあくまで自然な日本語になるようにすることです。

タイトル内で同じキーワードを複数回使うとGoogleのガイドラインに違反する可能性がありペナルティを受けるかもしれません。

実際にGoogleが公開しているガイドラインでも次のように述べられています。

次のような手法を使用しないようにします。
(中略)
ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み

Google検索セントラル|ウェブマスター向けガイドライン(最終閲覧日2021年9月8日)

タイトルも同じで不必要にキーワードを詰め込まないようにしていきましょう。

『SEO』というKWのタイトルの例
SEOに強いタイトルの付け方とは!6つのポイントと最適な文字数(29文字)

この時点では文字数よりも自然なキーワードになっているかを重視します・

競合との差別化をする

競合サイトと比べ自分のコンテンツにしかない強みをプラスしましょう。

差別化をすることで、同じようなタイトルの中でもユーザーの目を引いてクリックしてもらえる可能性が高まります。

この記事では、タイトルを付ける際の手順について例題を用いて紹介している点が特徴なので、この部分を強調しましょう。

『SEO』というKWのタイトルの例
【手順付】SEOに強いタイトルの付け方とは!6つのポイントと最適な文字数(34文字)

このままでは文字数が32文字をオーバーしているので最後に調整をしていきます。

文字数をチェックする

前述で解説したとおり、タイトルはなるべく32文字以内に収めたいですよね。

そのため、なるべくパワーワード以外で削れる部分がないか考えてみます。

今回の例題で考えると『ポイント』を『コツ』と置き換えられそうですね。

その結果、次のようなタイトルが完成しました。

『SEO』というKWのタイトルの例
【手順付】SEOに強いタイトルの付け方とは!6つのコツと最適な文字数(32文字)

末尾ではありますが、ウーバーサジェストの検索ボリュームが大きかった『文字数』というワードも入れることができました。

このような手順をふむことで、なんとなく自分でタイトルを付けるよりもユーザーにクリックしてもらいやすくなるのです。

まとめ|SEO対策としてタイトルは超重要!

今回の記事を読んでタイトルタグの重要性や付ける際に知っておきたいコツもわかりましたね。

記事内でも述べましたが、タイトルは限られた文字数でユーザーの目を引いてクリックしてもらえるものを付ける必要があります。

そのために使いたいのが、パワーワードやベネフィットといったユーザーが「読みたい」「読まないと損かも」と思わせる言葉です。

これらの言葉が入ることによって、ユーザーは記事を読んだあとの自分を想像しやすくなるのでしたよね。

さらに今回の記事では、例題を用いて実際にタイトルを付ける手順をご説明しました。

なんとなく直感でタイトルを付けるよりも、専用のツールや競合サイトを分析することでより説得力のあるものが出来上がります。

タイトルはコンテンツを知ってもらうためにもっとも大切な部分と言っても過言ではないので、こだわりを持って付けましょう。

タイトルとURLをコピーしました