「サイトの訪問者があまり増えないけどどうしてだろう」
「コンテンツの内容がなんだかちぐはぐな気がする」
「キーワード選定ってよく聞くけどどうやってやるんだろう」
もしもあなたがサイトを運営していて、今よりも多くのユーザーに訪問してもらいたいと考えているならキーワード選定に取り組みましょう。
なぜなら、キーワード選定をすることで自分たちのコンテンツに必要な内容やユーザーが求めている情報がはっきりするからです。
後ほど詳しく解説していますが、キーワードにはユーザーの悩みや願望が現れており、それを解決することで満足度の高いサイトだと思ってもらえます。
この記事ではキーワード選定の具体的な手順とそれに役立つツールもご紹介しています。
キーワード選定について知り、ユーザーの需要が高いコンテンツづくりをおこないたい方はぜひこの記事をチェックしてくださいね。
SEOにおけるキーワード選定の重要性
キーワード選定とはどのようなものか、そしてなぜSEOにおいて重要なのかご説明いたします。
・SEOでよく聞くキーワード選定ってなに?
・キーワード選定の重要性
SEOでよく聞くキーワード選定ってなに?
SEOにおけるキーワード選定とは、検索順位で上位表示されユーザーの獲得につながりそうな語句や単語を選びコンテンツのテーマとして設定することです。
そもそもSEOとは
SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、一般的に検索エンジン最適化と訳されます。
SEOとはユーザーが入力した語句にもとづいて、どのサイトを検索結果で上位に表示するか検索エンジンが決めるシステムのことをいいます。
また関連ワードの『SEO対策』は検索エンジンに上位表示してもらう方法を分析して対策をすることを指すのが一般的です。
SEOに関しては『SEOとは検索エンジン最適化のこと|その必要性や重要性を説明します』で解説しています。
キーワード選定の重要性
キーワード選定をおこなう重要性ですが大きくわけて3つあります。
ユーザーに見つけてもらいやすくなる
ユーザーの悩みにマッチしたキーワードを設定すると、検索流入で自分のコンテンツへ訪問してくれやすくなりますよ。
たとえば、夏野菜の大量消費レシピを載せたコンテンツを提供する場合を例に考えてみましょう。
大量に消費したいユーザーはまず『消費』『大量消費』という語句を入れるはずですよね。
キーワード選定をすれば『夏野菜』と一緒に『大量消費』といった語句が検索されていることがわかります。
しかし選定をせずに適当なキーワードを付けてしまうと、検索とマッチしないのでせっかくのレシピもユーザーに届かなくなってしまうかもしれません。
自分のコンテンツをユーザーに見つけてもらうためにも、どんな言葉で検索されているか知る必要があります。
ユーザーの悩みや願望が把握できる
キーワード選定をおこなうとユーザーの悩みや願望が把握できるようになります。
なぜなら多くの人が検索機能を使って『~やりたい』『~を解決したい』といった悩みや願望を解消する方法を探しているからです。
いわば検索履歴はその人の脳内を表しているともいえますよね。
そのため、キーワード選定をすればユーザーの考えていることをより深く知ることができます。
そのうえでその要望に適した提案ができれば、やみくもにコンテンツを発信するよりもユーザーの満足度ははるかに高くなりますよね。
そのためキーワード選定をすればユーザーの満足度の高いコンテンツ提供ができるようになりますよ。
サイトとマッチしたユーザーを集められる
キーワード選定をする重要性の3つめですが、自分たちのサイトとマッチしたユーザーに訪問してもらえるようになります。
その理由ですが、キーワード選定をおこなうと対象とするユーザーが明確になります。
対象者がはっきりすると、その人が検索しそうなコンテンツを作成できるのでGoogleも重視するユーザー満足度を高められます。
さらに自分たちのコンテンツとマッチしない人が訪問しなくなるので、情報のミスマッチも防げます。
サイトのコンテンツに合わなそうなユーザーを遠ざけることで、直帰率や滞在時間が短くなるのを防げます。
想定ユーザーの設定については後述の『ユーザーの検索意図を意識する(ペルソナ設定で丸わかり)』で詳しく解説していますので、そちらもご確認くださいね。
初心者必見!キーワード選定に役立つ方法
キーワード選定をおこなう場合には次のポイントを理解しておきましょう。
- サイトの目的を明確にする
- ユーザーの検索意図を意識する
- キーワードを4つに分類する
- 需要がありつつ上位を獲れるものを探す
- ロングテールキーワードを重視する
- 1コンテンツにつき1キーワードが基本
サイトの目的を明確にする
各コンテンツのキーワードを選定する場合に、サイトの目的を明確にしましょう。
サイトを通じてユーザーになにを伝えたいのかはっきりさせると、選ぶキーワードも一貫性がありブレなくなります。
そして取り扱うキーワードも限られるのでサイト全体の専門性が高まります。
Googleもユーザーに提供されるコンテンツに『高い専門性』を求めており、検索品質評価ガイドライン*にも次のように記載しています。
*Googleの検索エンジンが上位表示する記事をどのような基準で選ぶか載せたガイドラインのこと
High quality pages and websites need enough expertise to be authoritative and trustworthy on their topic.
(日本語訳:質の高いページやウェブサイトには、そのトピックにおいて権威ある、信頼できるだけの十分な専門知識が必要です)
逆にサイトの目的が明確でないと投稿するコンテンツの内容も散らばりが出てしまいますよね。
『投資』『子育て』『グルメ』『資格』とさまざまなキーワードに対応したコンテンツがあっても訪問したユーザーはすべてに興味があるとは限りません。
サイトの専門性が高くないと思われてしまい、滞在時間も短くなってしまうかもしれませんよね。
サイトの目的が明確にできれば、専門性も高まりますしキーワード選定も迷いなくおこなえるようになりますよ。
ユーザーの検索意図を意識する
ユーザーの検索意図を意識することも重要なポイントになります。
なぜならユーザーの検索意図を考えずにキーワードやコンテンツを決めると、誰にも刺さらない内容になる恐れがあるからです。
ペルソナ設定で丸わかり
キーワードを選定する場合には想定ユーザーのペルソナ*を考えましょう。
*ペルソナとは自分たちのサービスやサイトを利用しそうな架空の顧客像のことであり詳細なパーソナリティを設定するのが一般的である
ペルソナを考えることで、誰がどんなコンテンツを求めているか詳細にイメージすることができます。
たとえば、次の場合を比べてみます。
A:30代女性にむけた美容サイト
B:想定ペルソナ(30歳、都内1人暮らし、OL、独身、普通体系、未婚、自分のメイク方法に悩み、ヨガが趣味)向けサイト
上記のAとBでは、Bのようにユーザーのペルソナを設定したほうが、より相手にマッチしそうな内容を提供できますよね。
Bの例では30代からの基礎化粧品を紹介する、都内のメイク教室を掲載する、オンラインヨガ教室の情報を載せるといった内容が考えられます。
逆にAのようにペルソナ設定しないと、コンテンツの内容をしぼり切れず結果的に誰にもマッチしないサイトになりがちです。
誰に向けたサイトか明確にすることで、ユーザーの検索意図をみたすコンテンツづくりができるようになるのです。
検索意図やペルソナに関しては『SEOライティングのコツ24選!初心者でも書き方次第で上位表示可能です』でも紹介していますので、チェックしてみてください。
ユーザーが使用する言葉をキーワードに設定する
設定するキーワードはユーザーが使う言葉から選ぶようにしましょう。
そうしないとせっかくユーザーが求めている内容を掲載していても、検索キーワードに引っかからず訪問してもらえない恐れがあるからです。
たとえば動物のウーパールーパーは正式にはメキシコサラマンダーといいます。
しかし一般的に知名度があるのは前者の方ですよね。
試しにウーパールーパーとメキシコサラマンダーで検索結果に違いがでるか調べてみました。
【ウーパールーパーとメキシコサラマンダーの検索結果】
検索順位 | ウーパールーパーの検索結果 | メキシコサラマンダーの検索結果 |
---|---|---|
1位 | ウーパールーパーの飼い方 | メキシコサラマンダーの生態 |
2位 | ウーパールーパーってなんだろう | メキシコサラマンダーについて |
3位 | 「ウーパールーパー」を飼おう | メキシコサラマンダーは絶滅危惧 |
4位 | ウーパールーパーの飼い方 | メキシコサラマンダーの販売価格 |
5位 | ウーパールーパーの特徴・飼育 | メキシコサラマンダーの特徴とは |
上記からもわかるとおり、同じものであっても検索される単語が違うと表示される内容も異なってしまいます。
もともとウーパールーパーはペットとしての人気が高い動物なので、ユーザーの心理としては『飼育方法、飼い方、特徴』といった情報が欲しいはずです。
しかし、正式名称のメキシコサラマンダーではその情報がすぐにはヒットしませんでした。
そのためユーザーが求めている情報を提供するには、時には正式名称よりも一般的に検索されている言葉を使うようにしましょう。
キーワードを4つに分類する
キーワードは下記の4つに分類し、それぞれに適したコンテンツを用意しましょう。
なぜならキーワードの種類によってユーザーの検索意図をみたす方法が異なってくるからです。
ユーザーの検索意図をみたすことはGoogleがもっとも大切にしていることであり、それを叶えられれば検索順位でも上位表示されやすくなります。
ユーザー側が入力する語句のことをGoogleは『検索クエリ』と呼んでおり、次の4つにわけられます。
- 『Doクエリ』(検索意図:したい)
- 『Knowクエリ』(検索意図:知りたい)
- 『Goクエリ』(検索意図:行きたい)
- 『Buyクエリ』(検索意図:買いたい)
分類①:『Doクエリ』にあわせたコンテンツ
ユーザーがなにか『したい』と考えて検索しているクエリです。
たとえば、『浴衣×着付け×やり方』といった検索であれば自分が実際に着付けをしてみたくて検索していることが読み取れますよね。
このようなキーワードを解決するためには、下記のような内容を盛り込んだコンテンツを用意しましょう。
- 方法
- 手順
- 用意するもの
- 金額や費用
- 体験したレビューや注意点
この種類のキーワードを検索するユーザーは経験者の声を求めている場合が多いので、専門家の意見よりも正直なレビューが好まれる分野です。
また、やり方や手順を示すために動画コンテンツとの相性がいいのも『Doクエリ』の特徴です。
YouTubeでメイクや料理の手順動画が人気なのも、テキストコンテンツよりやり方が理解しやすいからですね。
分類②:『Knowクエリ』にあわせたコンテンツ
ユーザーがなにか『知りたい』と考えて検索しているクエリです。
代表的なコンテンツとしてYahoo!知恵袋やgoo知恵袋のような『知りたい』にポイントを合わせたサイトがあります。
『Knowクエリ』で求められているのは正確な情報であるため、客観的にみて裏付けされているデータや内容を記載するようにしましょう。
この分類では間違った情報が掲載されてしまうとユーザーからの信頼度が低下してしまいますので、注意が必要です。
分類③:『Goクエリ』にあわせたコンテンツ
ユーザーの検索意図は『~に行きたい』です。
Goクエリに対して求められるのは目的地までの正確な経路や、検索意図をみたす場所の提示です。
たとえば『東京タワー×行き方』という検索では出発地点からの経路や所要時間が求められますよね。
また『近くのラーメン屋×美味しい』といった検索では、地図上に店舗情報や口コミが表示されるとユーザーとしては助かりますよね。
このようにGoクエリでは正しい地図表示と施設情報が求められます。
分類④:『Buyクエリ』にあわせたコンテンツ
なにか『買いたい』と思ったときに検索されるクエリを『Buyクエリ』と呼びます。
商品名や『ジャケット×おすすめ』といった検索がされている場合には、ユーザーの購買意欲も高いので直接商品紹介のページを表示するのがいいでしょう。
Buyクエリに対応した代表例がAmazonやZOZOTOWN、楽天市場のようなECサイトです。
売上に直接的につながるのもBuyクエリの特徴であり、検索上位を獲得するための競争がもっとも激しい分野ともいえます。
そのため、商品紹介だけでなく口コミや使用方法の動画といった他の分野も織り交ぜオリジナリティーを出してコンテンツづくりをしましょう。
以上、キーワードの4分類とそれにあわせたコンテンツをご紹介しました。
なお、検索クエリに関しては『検索クエリと検索キーワードの違い|それぞれの意味と意図を考えよう』で解説しています。
需要がありつつ上位を獲れるものを探す
選ぶキーワードは上位が獲れそうなもので、かつ需要があるものを選びましょう。
なぜならせっかく上位表示できても検索需要がなければ、一生懸命コンテンツを用意してもユーザーに見てもらえないからです。
よくある失敗として、検索上位をとったのにサイトの訪問者が増えず調べたらそもそも検索する人がごくわずかだったということがあります。
せっかく時間と労力をかけてコンテンツをつくるなら、たくさんの人に見てもらい役立ててもらいたいですよね。
キーワードの検索需要は『キーワードプランナー』や『aramakijake.jp』といったツールを使って調べることができます。
キーワードの検索ボリュームをあらかじめ調べてから選定に移れれば、無駄な努力をしなくてすみますよね。
この後『キーワード選定に役立つツール9選(検索ボリュームを調べるのに役立つ)』でその使い方や、把握できることをご紹介しています。
キーワードの検索需要をわかったうえで自分が戦えそうな内容を選んでいきましょう。
ロングテールキーワードを重視する
キーワードを選定する場合には、単語のみ(いわゆるビックキーワード)よりも複数の単語を組みあわせたロングテールキーワード*を重視しましょう。
*ロングテールキーワードは複数の単語を組み合わせたキーワードのことで一般的に検索ボリュームが1,000回程度のものを指す
ロングテールキーワードを重視する2つの理由
ロングテールキーワードを重視する理由は次の2点があります。
ユーザーの悩みが把握しやすい
1つめはロングテールキーワードのほうが、詳細にユーザーの悩みが表れているからです。
たとえば『お弁当』というキーワードだけではユーザーがお弁当のなにについて知りたいのかわからないですよね。
『お弁当の作り方、業者への発注方法、お弁当箱の種類』のように考えられることが多岐に渡ってしまい、作成するコンテンツを絞り切れません。
しかし『お弁当×レシピ×時短』と複数の単語が組み合わさったキーワードであれば短い時間でお弁当を作りたいという悩みがあることがわかります。
そのためロングテールキーワードを重視し、そこからコンテンツの作成をしたほうがユーザーの悩みを解決しやすくなりますよ。
ユーザーの悩みを解決できればサイトのファンも付きやすくなりますし、Googleの検索エンジンからも評価されやすくなります。
ビックキーワードは企業と競合しやすい
2つめの理由ですが単語のみのビックキーワードでは企業のページが上位表示される傾向にあるので、さけましょう。
それは企業ページのほうが、コンテンツボリュームがあるのでサイトの力(いわゆるドメインパワー)が大きいからです。
一般的にドメインパワーが大きいサイトや内容の信ぴょう性が高い企業サイトをGoogleの検索エンジンは評価する傾向にあります。
そのため同じ土俵で戦おうとしても、なかなか上位表示されない可能性があるのです。
実際に『お弁当』というキーワードで検索をしてみました。
【ビックキーワードの検索結果(例)】
検索順位 | 検索結果 | サイト名および運営元 |
---|---|---|
1位 | みんなが作ってるレシピ | COOKPAD |
2位 | お弁当のおかずの人気レシピ | DELISH KITCHEN |
3位 | お弁当のおかずレシピ | Rakutenレシピ |
4位 | 手作りお弁当口座 | エバラ食品 |
5位 | みんなの推薦お弁当レシピ | COOKPAD |
6位 | 簡単お弁当☆15分で3品完成 | AJINOMOTO |
7位 | お弁当レシピ | キッコーマン |
8位 | お弁当の紹介(商品情報) | セブンイレブン |
9位 | お弁当(商品情報) | ファミリーマート |
10位 | 簡単なお弁当のおかずレシピ29選 | macaroni |
このように単語だけのビックキーワードでは企業ページが上位表示される傾向にあるため、
なかなか検索結果が上がりにくくなってしまいます。
そのため、ロングテールキーワードを重視して企業サイトとぶつからない検索キーワードを使うのがおすすめです。
ロングテールSEOに関しては『ロングテールseoで集客をする方法|アクセスアップには適切なキーワード選びが重要』で解説しています。
1コンテンツにつき1キーワードが基本
コンテンツをつくる際は想定するキーワードを1つに絞るようにしましょう。
なぜならキーワードが多くなるほどコンテンツの内容がぶれてしまい、何を伝えたいものかわからなくなってしまうからです。
実際にGoogleの検索エンジンもキーワードとコンテンツ内容の関連性の高さを重視しています。
Google の検索アルゴリズムは、検索インデックスに登録されている膨大な数のウェブページを分類し、ユーザーが探している情報と最も関連性が高く有益な検索結果を瞬時に探し出します。
Google検索|Google検索の仕組み(最終閲覧日2021年8月26日)
上記に記載されているとおり、検索エンジンに評価してもらい上位表示してもらうには、1つのコンテンツにあれもこれも盛り込まないほうがいいでしょう。
1キーワードに限定したほうが内容も深く、濃くなるのでユーザー満足度の向上にも役立ちます。
【5ステップ】キーワード選定の手順
実際にキーワードを選定する場合の手順についてお伝えします。
これまでキーワード選定があやふやだった方も下記の手順をまねしてみてくださいね。
- サイトのメインキーワードを決定する
- 関連するキーワードを洗い出す
- 競合サイトを調べる
- 関連キーワードに優先順位付け
- 検索意図にそったコンテンツづくり
サイトのメインキーワードを決定する
まずは自分のサイトのメインテーマとなるキーワードを決定しましょう。
前述したとおり、サイトのメインキーワードが明確であれば用意するコンテンツやキーワード選定も迷いがなくなります。
サイトの専門性も高まりGoogleの検索エンジンからも評価されるので、必ず軸となるメインキーワードを決めましょう。
1つ注意ですが、メインキーワードの範囲をあまりにもせまくしすぎてしまうと、ユーザーの悩みを網羅しにくくなってしまいます。
メインキーワードに限っては検索需要のより大きいビックキーワードから選ぶのがおすすめですよ。
たとえば、英語の学習方法についてのサイトであればメインキーワードは『英語学習』となりそうですよね。
ここで『リスニング』と範囲をせばめてしまうと、対象となるユーザーが限定されすぎてしまいサイトの訪問者が増えません。
まずは大きいカテゴリーを選びましょう。
関連するキーワードを洗い出す
続いてメインキーワードから想定される関連キーワードを洗い出します。
先ほどの英語学習がメインキーワードなら『リスニング』『英単語』『留学』『長文読解』『英文法』『学習モチベーション』と枝葉を広げられますね。
後ほど優先順位は付けますので、まずこの段階ではキーワードの量を洗い出しましょう。
キーワードの洗い出しには下記の方法を用いると便利ですよ。
ツールの使用
キーワード選定に使える『Googleトレンド』や『ラッコキーワード』を使えばあっという間に関連するキーワードを表示してくれてとても便利です。
ツールを使うと自分では思いつかなかったキーワードに気が付け、CSVで一括ダウンロードができるので選定作業では欠かせない存在です。
Googleトレンドもラッコキーワードも無料で使えるので、この機会に使い方をマスターしましょう。
*どちらもこの後使い方をご紹介しています。
サジェストを調査
メインキーワードが実際にどんなキーワードと検索されているか知るには、サジェスト*を調査しましょう。
*サジェストとは検索で表示される『予測変換』のことでありもとのキーワードと関連性が高いものが検索エンジンによって表示される
なぜならサジェストに表示される=そのキーワードの組み合わせで検索している人が多数いるからです。
そもそも大勢の人に複数回検索されなければサジェストに表示されないので、そこに出てくる語群は一定数需要があるキーワードだといえます。
実際に『英語学習』で検索をすると次のサジェストが表示されました。
- 英語学習×アプリ
- 英語学習×サイト
- 英語学習×YouTube×おすすめ
- 英語学習×映画×初心者×おすすめ
ここから読み取れる傾向として、机で勉強する学習方法というよりもできるだけ手軽に英語を身に付けるコンテンツを求めているといえそうですよね。
サジェスト調査をすると自分が考えていたコンテンツ内容と、実際にユーザーが検索しているものとの差を埋めることができます。
自分で手入力での調査もできますが、このサジェスト調査ものちほど紹介するツールで獲得可能ですよ。
サジェストに関しては『Googleサジェスト機能の意味と活用方法を解説|キーワードツールで取得!』で解説しています。
SNSや口コミを調査
さらにリアルなユーザーの声を調べるには想定するメインキーワードや関連キーワードをSNSやインターネット上で検索してみましょう。
インターネット上では匿名での発言がほとんどなので、キーワードに関してネガティブな意見も拾え、ユーザーの悩みがより深くわかりますよ。
実際に『英語学習』についてYahoo!知恵袋を調査してみました。
英語学習をゼロから初めて会話が普通にできたひとに質問です。
YAHOO!JAPAN知恵袋|英語学習をゼロから初めて会話が普通にできたひとに質問です。(最終閲覧日2021年8月27日)
私は海外ドラマや映画を見るのが好きで、丸一日見ることはできるのですが、文法、単語は隙間時間や1時間程度/日しか続きません。
英語(英会話)といってもリスニング、単語、文法など色々あると思うのですが、その比重はどう分配すべきでしょうか?
私は休日は沢山ドラマを見て文法や単語を少し、
平日は空いた時間で文法単語をやっています。
また、このように続けていき成長した実感を感じ始めたのは開始してからいつくらいでしょうか?
実体験をもとに教えてほしいです。
上記の方は英語の学習方法について不安があり、実際に英語を習得できた人の経験談をもとめているのがわかりますね。
そのため自分がやっていることが正しいのか、経験者のやり方やアドバイスがもらえるコンテンツがあると喜ばれるかもしれません。
英語学習を始めるものですが初心者です。
YAHOO!JAPAN知恵袋|英語学習を始めるものですが初心者です。(最終閲覧日2021年8月27日)
語学習の順番は単語→英文法→英熟語で
単語の勉強法はまず音声を聞いてそれを発音して本を開いて初めて単語を見てイメージで覚える、というやり方で良いのでしょうか?一番初めにリスニングは理解と離してやるべきだとあるので、
後、英文法も同じやり方で英文法の基本的ルールを覚えて例文のCDを聞き取って英文法だけ意識して聴き発音してイメージで理解というので良いのでしょうか?
こちらの方も自分のやり方で英語が習得できるか不安なのが伝わってきますよね。
英語学習はやるべきことが多く、それぞれに適したやり方を見つけるのが難しいので不安を持ちながら取り組んでいるユーザーがいるとわかります。
そのため、実際に英語が苦手だった人が習得できたやり方を提供できれば、それを必要としてくれるユーザーは一定数存在していそうですよね。
このように匿名の口コミや発言をみていくと、本当にユーザーが求めていることや悩みがとてもよくわかるようになりますよ。
競合サイトを調べる
続いて同じキーワードで表示される競合サイトを調べましょう。
なぜなら競合サイトを調べることで次のことがわかるようになるからです。
- 提供コンテンツの内容
- 差別化できるポイント
- サイトの規模
- 必須と思われる項目
- SEO対策度
もしも想定しているキーワードで企業サイトが上位を独占していれば、少しずらした戦略が必要になります。
彼を知り己を知れば百戦殆うからず(かれをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず)という言葉もあるとおり、まず競合サイトについて知ることが大切です。
ライバルサイトの情報がわかっていれば自分たちがなにで戦えばいいのか把握しやすくなりますよね。
実際に競合サイトを調べると『英語学習』では次のものが上位表示されています。
【英語学習の検索結果】
検索順位 | 検索結果 | 運営サイト |
---|---|---|
1位 | 英語学習サイトおすすめ16選 | DMM英会話 |
2位 | おうちで英語学習 | NHKゴガク |
3位 | 英語の勉強法がたくさんありすぎてわからない! | RareJob |
4位 | 英語を無料で学べるおすすめ英語学習サイト | NativeCamp |
5位 | 英語学習サイトおすすめランキング | EIKARA |
6位 | 英語学習教材 | BRITISH COUNCIL |
7位 | 初心者が大人になってから 英語を身に着けるための7つの原則 | Brighture |
8位 | 英語には年代別に「ベストな学習法」がある | 東洋経済 ONLINE |
9位 | 英語学習に最適なアプリを完全収録 | 神田外語学院 |
10位 | いま日本人が抱える英語学習の課題と解決策とは | SchoolWith |
検索してみるとわかりますが、1~10位まで企業や学校のページしか表示されず個人が運営しているサイトは出てきませんでした。
そのため、このキーワード自体はそのままでは検索上位表示が難しいものだとわかります。
そこで先ほどお伝えしたようにロングテールキーワードに中心に構成する、失敗談も載せる、発信者のキャラクターがわかるようにする。
上記のページと差別化するために、このような工夫が必要だといえますね。
競合サイトを分析すると自分たちの強みを再発見することにもつながるので、ぜひおこないましょう。
関連キーワードに優先順位付け
ここまでで洗い出した関連キーワードを優先順位付けしていきましょう。
そうすることで、一層早くSEOで結果を出せるようになりますよ。
なお、次の基準に重なるものを優先順位で上位にしましょう。
1.競合性が低いもの
競合性が高いものは上位表示させるのが難しいので努力が報われにくいです。
まず自分たちのコンテンツをユーザーに認知してもらうためにも競合性の低いキーワードを選び目にふれるようにしましょう。
2.自分たちの強みを発揮できるもの
自分たちの強みが発揮できるキーワードであれば専門性も高く、ユーザーの悩みにもより幅広く対応できます。
まず得意な分野で価値を提供して、ユーザーに役立つサイトだと思ってもらいましょう。
その方が検索エンジンからもサイトを評価してもらいやすくなりますよ。
3.ユーザーからの需要が高いもの
たとえ質のいいコンテンツであっても需要がなければ意味がありませんので、ユーザーが求めているキーワードを選ぶようにしましょう。
この3つにあうキーワードであれば、自分たちの強みをユーザーが抱える悩みに活かせるのでおすすめです。
この優先順位の付け方は『3C分析(Customer顧客)(Company自社)(Competitor競争相手)』と呼ばれマーケティング戦略で使われる考え方の1つです。
キーワード選定で迷ったときには、このフレームワークに適したものか確認するといいでしょう。
また、洗い出したキーワードはジャンル分けしてから優先順位を付けると同じキーワードを複数回使用してしまうのを防げますよ。
検索意図にそったコンテンツづくり
これまでの工程をふまえて、検索意図にそったコンテンツづくりをおこないます。
コンテンツをつくるまえに再度、自分たちのサイトがなにを目的としたものなのか確認しましょう。
目的がはっきりしていると、さまざまな情報や意見を目にしてもぶれることなくコンテンツの提供がおこなえますね。
キーワード選定とコンテンツづくりをしたあとは、使用したものを忘れずに記録しましょう。
そうすることで、その後の順位を分析するのにも役立つのでサイトの改善がしやすくなります。
キーワード選定に便利な無料・有料ツール9選
キーワード選定に役立つツールを9つご紹介します。
これまで解説してきた内容をふまえてそれぞれの特徴を把握しましょう。
- キーワードの選定に役立つ
- 検索ボリュームを調べるのに役立つ
キーワードの選定に役立つ
キーワード選定では、より多くの候補をあげられるツールを使うのがおすすめです。
Google トレンド
GoogleトレンドはGoogleが提供しているアカウント登録不要の無料ツールであり、次のことができるものです。
キーワードの検索推移が調べられる
キーワードの検索状況の推移が折れ線グラフで表示され、季節ごとの需要や過去からの検索ボリュームの変化が把握できます。
たとえば、これによってアパレル関係ならどの時期から次のシーズン商戦をおこなえばいいか戦略が練ることができますよね。
急上昇キーワードを調べられる
今世界中でどんなキーワードが話題になっているのか調べられます。
対象国を切り替えられるので、日本以外の国でトレンド入りしている言葉も把握でき海外の情報も素早く入手できますよ。
ランキング機能
カテゴリーごとにランキング機能を設定できるので自分が狙っているキーワードのライバルがどのような言葉なのか把握するのに役立ちます。
地域ごとのキーワード需要がわかる
Googleトレンドでは国別だけでなく、都道府県ごとのキーワード需要が把握できます。
これによって、地方と都市部で検索キーワードに違いがあるか、自分のサイトがどの地域の人に需要が高いか知れますよ。
【Googleトレンドの基本操作】
Googleトレンドはおもに『調べる』『急上昇ワード』『登録』の機能を使ってキーワードを分析します。
『調べる』
自分が調べたいキーワードを入力すると検索推移が表示され『地域・期間・カテゴリー・検索タイプ』にわけてフィルタリングもできます。
『急上昇ワード』
急上昇ワードのボタンをクリックすると国別に24時間で上昇したキーワードが表示されます。
『登録』
登録ボタンで任意のキーワードを設定しておくと、そのワードに関する最新情報が通知されるようになります。
これによってサイトのメインとなるようなキーワードに大きな動きがあったときには、いち早く対応できますよ。
このようにGoogleトレンドは入手できる情報は多いですが、基本的な操作はシンプルなので使い勝手がいいツールです。
Google Search Console
サイトのインデックス登録やSEO対策で役立つGoogle Search Consoleも無料でキーワード選定に活用できます。
Google Search Consoleでわかることは以下の通りです。
サイト訪問者の流入キーワードがわかる
Search Consoleを使うことで自分のサイトにどんなキーワードを検索してユーザーが訪れているのかわかります。
キーワードごとの検索ボリュームがわかれば、需要が高いページとそうでないものがはっきりするのでコンテンツの方向性が修正しやすくなりますよね。
ページの表示回数とクリック回数
それぞれのページがどれだけユーザーの目に触れ、実際にクリックしてもらえたかがわかります。
これによって、クリック率の高いキーワードを使っているページが把握できるので深堀すべき箇所がはっきりしますよ。
ページの検索表示順位
サイトのページがそれぞれ検索で何位に表示されているか把握できます。
上記のクリック数とあわせて確認すれば、順位と検索需要がマッチしているかがわかりますよね。
検索順位では上位表示できていても、クリック数が著しく低ければ単に需要のないページになってしまいます。
そのようなキーワードに労力をさかないためにも、重要な項目だといえますね。
Google Search Consoleを利用する場合にはGoogleアカウントの取得が必要になりますので、もっていない人は作るようにしましょう。
ログイン後、検索パフォーマンス>ページ>対象ページを選択>クエリをクリックします。
それぞれの項目をクリックすると、表示回数やクリック回数、平均的なクリック率や掲載順位、流入キーワードが表示されます。
Google Search Consoleはサイト運営をするうえで欠かせないツールなので、キーワード選定でも積極的に活用していきましょう。
キーワードプランナー
Google提供のキーワードプランナーも選定時に使えるツールです。
本来キーワードプランナーは広告を掲載するために必要な入札単価を調べられるサイトですがキーワード選定もおこなえます。
【キーワードプランナーでできること】
キーワードプランナーを利用すると、自分のサイトと競合している相手がどんなキーワードを設定しているかわかります。
これによって、自分たちだけでは気が付かなかった部分のキーワードが把握でき、不足しているコンテンツ内容がわかるようになりますよ。
【キーワードプランナーの基本操作】
キーワードプランナーはGoogleアカウントとあわせてGoogle広告のアカウントをつくらなくてはいけません。
- Google広告にログイン
- 画面上部『ログイン』もしくは『キーワードプランナーに移動』を選択
- メールアドレスとパスワードを入力する
- 『広告の目的を選択』を選ぶ
- 『ビジネスの名前(自分のサイト名)』を入力
- 『ウェブサイトのURL』を入力
- ターゲットユーザーの想定所在地を入力する(未入力でも可)
- キーワードのテーマを設定(未入力でも可)
- 『広告の作成ページ』で任意の内容を設定する
- 『広告の予算設定のページ』に移動するので、最小金額の200円を設定する
- 『お支払い情報の設定ページ』でクレジットカードやお客様情報を入力する
- 設定完了後に『キャンペーンを確認』から画面中央『保留中』または『有効』となっている部分をクリックし『キャンペーンを一時停止する』を押す
- ステータスが『一時停止』になっていることを確認する
これで初期設定が完了するので実際に使用することができます。
- ログイン後画面右上の『設定』から『エキスパートモードに切り替える』をクリックする
- 画面右上の『ツールと設定』から『キーワードプランナー』を選ぶ
- 『新しいキーワード』をクリックし対象となるキーワードを入力する
- キーワード候補や検索ボリュームが表示される
- 画面上部『キーワード候補をダウンロード』を押すと.csvかGoogleスプレッドシートでダウンロードができる
取得したキーワードがエクセル方式でダウンロードできると、その後編集する場合にも便利ですよね。
キーワードプランナーは初期設定がある分難しく感じる方もいるかもしれませんので、まずは別のツールでキーワード選定をするのもいいでしょう。
ラッコキーワード
ラッコキーワードも無料で使用でき、とくに関連キーワードの選定に長けているツールです。
これまで1日に検索できる回数は無制限だったのですが、現在は20回までと上限が決まってしまっているのでその点だけ注意しましょう。
関連キーワードの検索
ラッコキーワードの検索窓に自分が知りたいキーワードを入力すると、関連するキーワードが一覧で表示されます。
キーワード選定の初期段階でとにかく量を求めるにはラッコキーワードで関連するキーワードを取得するのがおすすめです。
実際のやり方ですが、とても簡単でラッコキーワードの検索窓に入力するだけで一気にキーワードが入手できるようになっています。
共起語を探す
キーワードとあわせてよく検索されている『共起語』を検索するのにもラッコキーワードは役立ちますよ。
これも関連するキーワードの取得と同様に検索窓にキーワードを入力します。
そして検索結果の左側に表示される『共起語βを見る』を選択すると、ユーザーがキーワードとともに検索している言葉が一覧で表示されます。
自分では思いつかない共起語も表示されるので、キーワードの幅を広げるのに役立ちますね。
ラッコキーワードはユーザー登録も不要でシンプルに使えるツールなので、ぜひ使ってみましょう。
検索ボリュームを調べるのに役立つ
続いてそれぞれのキーワードがどれだけ検索されているか知るための、検索ボリュームを把握できるツールをご紹介しますね。
キーワードプランナー
先ほどご紹介したキーワードプランナーは検索ボリュームを調べる機能もあります。
検索ボリュームを調べる手段には次の方法でおこないましょう。
- キーワードプランナーにログイン
- 『検索のボリュームと予測のデータを確認する』を選択
- 調べたい語句や単語を入力し『開始する』をクリック
- 入力した語句に関するデータが表示されるのでページ上部の『過去の指標』をクリックする
- 月間平均検索ボリュームと競合性の高さが『高・中・低』で表示される
このように検索ボリュームが把握できるので自分が選んだキーワードに需要があるのか簡単に知ることができますね。
これによって需要がないキーワードに労力をさかずに済みます。
キーワードウォッチャー
キーワードウォッチャーも検索ボリュームの調査に特化したツールの1つです。
このツールの特徴は有料、無料あわせて3段階のプラン設定がされているという点です。
【キーワードウォッチャーのプラン設定】
プラン名 | 月額料金 | 検索数の上限 (月間) | 複合キーワードの表示件数 |
---|---|---|---|
無料プラン | 無料 | 20回 | 20件 |
ライトプラン | 2,000円 | 500回 | 100件 |
ゴールドプラン | 20,000円 | 10,000回 | 100件 |
ご覧のとおり金額の幅が大きいので、個人でサイトを運営する場合にはまず無料プランを利用するのがいいでしょう。
- 公式ホームページから会員登録をおこないログインをする
- ログイン後『キーワード検索数を見る』というページが表示される
- 調べたいキーワードといつの情報を抽出するか入力する
- 入力したキーワードの検索ボリュームと検索数の推移が表示される
キーワードウォッチャーは最初に会員登録が必要になりますが、操作性もすぐれており結果もわかりやすいです。
さらにキーワードウォッチャーはgooやBIGLOBE、exciteのような通信サービス社とも正式に提携しデータの提供をうけています。
そのためデータの信ぴょう性も高く、より精度の高い情報を求める方におすすめのツールですよ。
ウーバーサジェスト
ウーバーサジェストを使っても検索キーワードのボリュームを調べることができます。
海外製のツールですが2018年に日本語にも対応したので、とても使いやすいツールとして人気を集めています。
検索ボリュームとSEOの難易度を表示
ウーバーサジェストではGoogleアカウントを利用してログインが可能です。
トップページの検索窓にキーワードを入力するだけで検索ボリュームやSEOにおける表示難易度、過去ボリュームの推移が把握できます。
Googleのキーワードプランナーよりも使い勝手がいいとの声もありますので、1度使い比べてもいいでしょう。
aramakijake.jp
aramakijake.jpはシンプルな使い心地でありながら、すぐれたキーワード分析をおこなってくれるSEO対策ツールです。
検索ボリュームの予測
aramakijake.jpの特徴が指定したキーワードが月間でどれだけ検索されるか予測をしてくれる点です。
さらにそのキーワードで検索上位10位内に入るとどれだけアクセス数が見込めるか教えてくれます。
利用方法も簡単で公式ホームページにアクセスし、トップページの検索窓にキーワードを入力してチェックするだけで完了します。
月間推定検索数を調べると『データが見つかりませんでした』と表示されることがあります。
これは過去の分析から今後も検索が見込めないキーワードであることを示しており、そのようなキーワードは設定しないほうがいいとわかります。
過去から未来のことまで予測してくれるのがaramakijake.jpの大きな特徴なので、他のツールと併用して使用してみるのがおすすめですよ。
SEOツールに関しては『無料・有料で使えるSEOツール|内部や外部対策・競合の調査に使えるものを紹介』でも解説していますのでチェックしてみてください。
まとめ|キーワード選定は必ずしよう
今回の記事を読んでキーワード選定の重要性や実際におこなう場合の手順がわかりましたよね。
もしあなたが新しくサイトを立ち上げてコンテンツをつくろうと考えている場合にはメインとなるキーワードを設定しましょう。
記事内でもお伝えしたとおり、メインキーワードを明確にしておけばサイトの内容に一貫性がもて専門性も高くなるからですよね。
そしてメインキーワードがあれば関連するキーワードの選定もブレがなくおこなえますよね。
実際にキーワード選定をする場合にはご紹介した専用ツールたちを使用すると、大量のデータを客観的に集めることができるのでおすすめです。
そこから、需要がありながら検索上位に表示できそうなキーワードを設定できれば、自分たちのコンテンツをしっかりユーザーに届けられます。
きちんとキーワード選定をおこなって、上位表示を獲得しましょう。