「ライティングスキルがなくて、ブログの内容がありきたり……」
「記事を盛り込んでいるつもりでもPVが上がらないのはなぜだろう」
そんなお悩みをお持ちではないですか?
効果的なやり方で、ライティングスキルは格段に上がります。
なぜなら、文法的なものからwebを意識した法則まで、初めての方でも実践できる方法があるからです。
事実、いま上位のサイトのほとんどは、文章の構成がしっかりしていてwebを意識した法則が使われています。
ライティングが上手ければ、読み手を記事に引き込むことができますね。
この記事では、ライティングスキルを上げる方法をたくさんご紹介しています。
文章に悩んだら、是非役立ててくださいね。
なお、Webライターに関する詳細情報は『【未経験でもできる副業】Webライターとは?仕事内容・年収・求人例・SEOライティングなど必要なスキルを解説』で解説しています。
- 文章力などのライティングスキルをアップさせる方法
- 重要!Web初心者が良い文章を書くコツはリズム
- 初心者Webライター必見!その他のコツ
- ブログ初心者にもライティング前の準備は必要
- ライティングのスキルアップに役立つサイト
- Dream Lab(webライティングの基本。初心者にも分かりやすい書き方を伝授)
- webライティングでおすすめの練習方法6ステップ(web編集部が解説)
- webライティングで120%読まれる文章とは?稼ぐテクニックを伝授】
- webライターおすすめ独学勉強法6つを現役ライターが解説!(初心者必見)
- ライター講座:第2回目[Webライティング上達のために知っておきたい基礎知識]】
- 人気のライター講座8選!年収1,000万円ライターが比較します】
- 副業コンパス|500記事を添削した編集長がwebライティングの書き方3つ紹介
- ferretマーケティングのよりどころ・ライティングに悩んだ際に参考にしておくべき記事6選
- まとめ|ライティングのスキルアップは重要
文章力などのライティングスキルをアップさせる方法
ライティングスキルを磨く方法は、なんといってもまず書くことから!
しかし、ただ書けば腕が上がるかといえばそうではありません。
まず、ライティングスキル向上のために知っておくべき効果的な実践法をご紹介いたしますね。
- いいと思った文章を写経およびマネする
- Facebookに投稿
- Twitterに投稿
- 講座やネットなどで情報収集
- PDCAを繰り返す
いいと思った文章を写経およびマネする
ライティングスキルを上達させるには、写経やコピーライティングが有効です。
理由は、実際にいい文章を真似することで構成やテクニックが学べるから。
ここでいう『写経』とは、成果の出ているセールスページやビジネス本を書き写すことを指します。
ただし、やみくもに書くだけでは効果がないため、ぜひ気をつけてほしい項目を3つだけ知っておいてください。
事前にコピーライティングの知識をつけておく
まず市販の本やサイトで基礎知識をつけてから始めるといいでしょう。
どこがどのように良いかがわからないと、せっかくの写経が無駄になりかねません。
のちほど、おすすめ書籍やためになるサイトもご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
分析しながら書く
『どうしてこの構成なのか』、『いい言葉や画像の使い方は』というように、良い文章を分析しながら書くことで、ライティングスキルがぐんぐん向上します。
手書きにこだわらない
指南書の中には、『写経といえば手書きで!』と解説してあるものも多く見られますよね。
しかし「手書きだとどうしても時間がかかってしまって……」という方は、パソコンでも構いません。
Wordのような文書ソフトなら、文字カウントや校閲の機能もありますので作業がはかどります。
挫折しにくい環境づくりも大切なのです!
ブログを始める
ブログでライティングスキルを磨こうと思ったら、まずは100記事書いてみましょう!
なぜなら、100記事書くことで次の4つのことが実感できるから。
- 文字数の多い記事がコンスタントに書けるようになる
- 言葉の使い方、センスが良くなる
- 改行すべき場所や、一文の文字数を意識できるようになる
- 効果的な文字装飾のポイントが身につく
実際、『ブログ』『100記事』で検索してみると、「100記事を書き終えたあたりからライティング技術が驚くほど向上した!」という人が多いことに気付くでしょう。
あなたも100記事書き終える頃にはきっと手ごたえを感じるはず。
一日1記事を目標に、ブログを更新していきましょう!
ブログに関しては『ブログは初心者でも無料で始められる|WordPressで行う目的を解説』で紹介しています。
Facebookに投稿
ブログの記事投稿がむずかしい方にはFacebookがぴったりです。
その理由は、ブログのように必ずしも相手のニーズに合う、読み応えのある記事ばかりをアップする必要がないから。
そもそもFacebookは、実名や社名の開示を前提としているため、ビジネスやつながりのある特定層へ情報発信するツールとして人気があります。
ということは、まず身近な人に反応してもらえるような記事を書かなくてはいけませんね。
ちなみに、現在Facebookの投稿が他ユーザーに表示されるかどうかには、一定の基準があります。
それは、投稿内容に『次の要素のうち1つ以上が含まれていること』が条件。
- 【ユーザー自身やつながりのある人物、さらに社会にとって有益な内容か】
- 【親近感が湧くか、また応援したくなる内容か】
- 【旬でタイムリーな内容か】
- 【スマートフォンでも読みやすく、分かりやすい内容か】
- 【話題性があるか】
このようなポイントに注意しながら書いていくうちに、必ず文章力は上がっていきます。
つまりFacebookに記事を投稿し続けることで、ライティングスキルが磨かれるという訳なのです!
Twitterに投稿
「実名で投稿するのはちょっと……」「そんなに長く書くことがない……」という方はTwitterから始めることをおすすめします。
Twitterは匿名でアカウントを作れますので、プロフィールを明かすことに抵抗がある方でも気軽に利用できるからです。
また、つぶやき程度の内容の短い文字数(140字以内)で充分なのも魅力のひとつですね。
とはいえ、決まった文字数におさまるように記事を書くことだって、十分スキルアップにつながります。
さらに、不特定多数の人とつながることができることがTwitterの大きなメリット。
公開ツイートは誰にでも見てもらえますので、シェアやリツイートされることで読み手の反応を知ることができるのです。
そんなTwitterの手軽さを生かし、ライティングスキルを磨きましょう!
講座やネットなどで情報収集
「やはり独学ではなかなか難しい……」という方は、webライティング講座を利用する方法もあります。
また、今はネットでも無料で役に立つ情報がたくさん公開されていますので、そのようなサイトを利用するのもおすすめです。
そこでここではネットで情報収集する方法をご紹介しますね。
通信講座
通学の必要がないので、自宅で自分の好きな時間に学習できるのが一番のメリットです。
その反面、自己管理が求められるため、計画を立てて学習できる人でないと継続が難しいでしょう。
Webライティング講座に関しては『初心者におすすめなWebライティング講座25選|無料やオンライン対応の養成スクールもご紹介』で解説しています。
通学講座
教室へ通い、講師と対面して勉強する形式の講座です。
『分からないところを講師へ直接質問できる』『教室で集中して学習できる』といったメリットがありますが、通学にどうしても時間を割かなくてはいけません。
オンライン講座
通信環境とデバイスがあれば、時間や場所を問わず授業をうけることができますので、仕忙しい人にはうってつけの講座です。
しかし、通信講座と同じく、講師と直接会って受講ができないデメリットがあります。
YouTubeを利用
YouTubeで数多く発信されている、無料の講座を利用するのもひとつの手ですね。
発信者にはPV数やチャンネル登録数といったメリットがあるため、無料視聴とはいえ充実した内容の動画が数多くアップされていますよ。
以上、おもな講座やネットでの学習の違いを簡単にまとめてみました。
当然ですが、講座を受講するにはお金がかかりますし、中には高額な料金を提示している教室も少なくありません。
自分がいったい何をやりたいか、どこまで習得したいのかをしっかり決めてから受講してくださいね。
PDCAを繰り返す
PDCAを繰り返すことで、ライティングスキルは確実に向上します。
PDCAとは以下の順に行動するスキルのことです。
- Plan(計画)
- Do(実行)
- Check(評価)
- Acton(改善)
たとえ自分で良くできたと思う文章でも、時間を置いて見直すことで以前は気づかなかった手直しすべき箇所が見つかることもあります。
そのため、過去に一度書いたものを定期的に見直し、リライトして改善させるというサイクル作りが効果的なのです。
具体的には次のような流れをイメージしましょう。
Plan(計画)
コンセプト(成果・方向性)やターゲット(読んでもらいたい層)を
決める
※コンセプトとターゲットは頻繁に変わらないため、主に下の3つを繰り返していくことになるでしょう
DO(実践)
コンセプトに沿って実際の文章を書いてみる
Check(評価)
第3段階では記事をチェックしましょう。
Googleアナリティクスやサーチコンソールといった解析ツールを使うことで、『読まれている記事』『ジャンプ元』『読者層』といったデータを取ることができます。
ツールを利用することもライティングスキルを上げる力になりますよ!
Action(改善)
第4段階では得たデータに基づいて、記事を手直ししていきましょう。
読まれた回数の多いページはそれを次のステップに生かせますし、訪問数が少ないページには改良を加えることもできますね。
以上の方法を踏まえたうえで、コツコツ続ける事がライティングスキルを磨く一番の近道なのです!
重要!Web初心者が良い文章を書くコツはリズム
読者がどんどん読み進めていくいい文章には必ずリズムがあります。
つまり、リズムを意識してライティングすることで、読みやすく頭に残る文章になるのです。
ここでは、そのリズムの重要性と作り方を解説していきますね!
- リズムの重要性
- リズムはどうやって作る?
リズムの重要性
文章を書くうえで、リズムは非常に重要です。
なぜなら、リズムのない文章が続くと、読者に単調で退屈な印象を与えてしまうから。
テンポの悪い文章を読んでいるうちに、イライラしてきたり、読まされている気持ちになったりしたことがあるでしょう。
だれもそんな文章は読みたくありません。
この例から、リズムある文章のほうが読者に好まれるということがわかりましたね。
リズムはどうやって作る?
「リズムがないな」と思ったら、文と文との間に短文を投入してみてください。
そうすることで、だらけていた流れが切れて、リズムが生まれます。
二つに分割できそうな文なら分けてしまえばいいですし、ちょっとしたセリフを挿入するという方法もあるでしょう。
とはいえ、短い文が続いても単調になり、リズムを損ねてしまいます。
文章や記事全体のバランスに気をつけてくださいね。
初心者Webライター必見!その他のコツ
リズムを整えることに加え、さらにより良い文章に仕上げるためのノウハウがあります!
- 主語と述語を明確にする
- 一文を長くしすぎない
- なるべく専門用語を使わない
- 文章を具体的にする
- PREP法で本題(結論)から入る
- 【文章の型は他にもある】知識を深める
- キーワードを意識する
- 【プリントアウトしてみると吉】時間をおいてから推敲する
- メリットとベネフィットを明示する
- 箇条書きを使う
- 文末表記をばらけさせる
- 一文に含まれる『ひらがな:カタカナ:漢字:数字:ローマ字』のバランスを意識する
- 読み手を意識して客観的に書く
主語と述語を明確にする
文章の質を上げるためには、主語と述語を明確にしておかなくてはなりません。
主語は『何が』『何は』、述語は『どうした』『どんなだ』、ということはご存じですよね。
ところが、とくに書きはじめの方に多いのが『主語と述語のねじれ』。
『ねじれ』とは、主語と述語の関係がこわれている文のことです。
例を見てみましょう。
例)
私は、少しはにかんだ彼の横顔がステキだった。
見たところ意味の通りそうな文ですが、読んでみると違和感がありますね。
うえの文では、主語が『私は』であるのに対して、述語が『ステキだった』となっていて意味が通じません。
この場合、『私は、少しはにかんだ彼の横顔がステキに思えた』、あるいは『少しはにかんだ彼の横顔が、私にはステキだった』とすると自然に読めます。
次の3つの方法で、主語と述語のねじれを防ぐことができますよ。
- 主語と述語だけを抜き出す
- 文章を区切って分解する
- 主語と述語が正しくつながっているか考える
まずはこれら3つを意識して書き続けましょう。
一文を長くしすぎない
webライティングでは、冗長な文は好まれません。
次の例文を読んでみてください。
例)
学生のころには親から勉強させられたように思うが、その後別にそういう義務もなくなって、みずからすすんで勉強することもせずに過ごしてしまい、もうそろそろ定年にさしかかろうという今になって見れば、もう少し勉強しておけばよかったと思うばかりである
119文字の長文ですが、句点が文末の一か所にしかないため、だらけた印象を与えますね。
一般的に、ストレスを感じさせない、読みやすい長さは『40~60文字程度』。
長くても75文字を超えることがないよう、意識して書きましょう。
また、最近はパソコンよりもスマートフォンから読まれる傾向が高いため、画面の横幅がせまくても読みやすい文章にする必要があります。
なによりwebライティングは小説や論文とは違い、『だれが読んでもわかりやすい』ことが命。
あなたも一文の長さに配慮することで、読みやすい文章が書けますよ!
なるべく専門用語を使わない
専門用語は、特定の分野で限定的に使われる表現です。
そのため、すべての人が知っているとは限りません。
まず、サイトを見にくる読者の多くは専門家ではなく初心者ですので、難解な表現が多いと苦痛を感じる場合もあるのです。
ただ、どうしても使わなければいけない場合は、注釈や補足説明をしてあげると親切ですね。
文章を具体的にする
webライティングにおいては、できるだけ具体的な文章を書きましょう。
抽象的で感覚的な文章は、何をいいたいのかはっきり答えがわからないからです。
例えば次の文はどうでしょうか。
例)
【彼はすごくいい人です。やさしく真面目で友達想いなところもあります。私はそんな彼だからこそ、いつか幸せになってほしいと思うのです。】
全体的に漠然としていて、『いい人』や『幸せ』というのが何を指しているのかわかりませんね。
では具体的な文を見てください。
例)
【彼は勉強もできますが、決してそれを鼻に書けません。また、友人が財布をなくして困っていた時には、率先して探すやさしさがあります。そのような彼の人物像が認められ、将来の仕事や人生に活かされるよう願っています。】
読者は情報を求めて記事を探しているので、何を書いているのかわからない文章は読んでもらえません。
文章を具体的にする方法を3つご紹介しておきますね。
- 『たとえば』で具体例を挙げる
- 『具体的には』で内容をTODOレベルにまで細かくする
- 『一言で簡単に言うと』で簡潔にまとめる
これらを参考にして、あなたの文章を具体的に作り上げてくださいね。
PREP法で本題(結論)から入る
PREP法で本題から入ることで、文章をさらにワンランク上げることができます。
PREP法とは、次のような略語です。
- Point:要点記事の内容の重要な部分となる結論や主張を先に明らかにしておく
- Reason:理由→その結論に至った理由を書く
- Example:具体例→さらにわかりやすく理解してもらうため、事実や具体例を挙げる
- Point:要点→最後にもう一度、要点・結論で解説して記事全体をまとめる
このように、最初に結論を置くことで、読者はその記事に書かれている内容を知ることができますね。
また、終わりを結論でまとめるため、頭に残りやすい構成なのです。
とても効果的なPREP法を是非ライティングに活用してください。
PREP法に関しては『【ブログの文章力100%向上】WebライティングならPREP法!読者が理解しやすい書き方・構成をテンプレートと例文でご紹介』で解説していますので、参考にしてください。
【文章の型は他にもある】知識を深める
上で挙げた『PREP法』以外にも、webライティングには実用的な文章の型があります。
ここでは他に2つほどご紹介しておきますので、プラスαの知識として覚えておいてくださいね。
SDS法
『SDS法』は次のように結論で話の詳細をはさむ方法です。
- Summary(概要):まず、伝えたい要点を「○○についてご紹介しますね」といった書き出しで投げかけます。
- Details(詳細):次に上記Summaryの内容を具体的に解説。
- Summary(概要):最後に「以上、○○についてお伝えしました」のように全体をまとめます。
ご覧の通り、同じ内容を3回に分けて説明することで、理解が深まり記憶に残しやすいのです。
また、全体の導線が短いので、結論を手早く伝えたいときにおすすめです。
PASONA(パソナ)の法則
PASONA(パソナ)の法則は、セールスライティングやメールマガジン、またプレゼンテーションの台本など、多方面で使われる手法です。
文章だけでなく記事全体を構成することができるのが特徴。
Problem(問題)Affinity(親近感)Solution(解決策)Offer(提案)Narrow Down(絞込み)Action(行動)の6つの単語から頭文字を取って名付けられました。
それぞれの解説は次の通りです。
- Probrem(問題):読者の悩みを明確にすることで、相手の関心を引きつける。
- Affinity(親近感):相手の不安や悩みを共感する。同じ答えを探していることを表示する。
- Solution(解決策):その悩みが解決することを伝える。データや画像があるとより効果的。
- Offer(提案):悩みが解決できる方法を提示。具体的に証明することが重要。
- Narrow Down:(絞込み)ここで読者を見込み客に絞り込む。
- Action(行動):今すぐ実行するべき理由を明確にする。
このように、PASONAの法則を使うことで、文章作成がぐんと楽に、洗練されたものになりますよ。
キーワードを意識する
文章を書くときは、鍵となる『キーワード』を意識することがおすすめです。
『キーワード』を念頭に置いておくことで、文章がぶれるのを防いでくれるから。
人はなんとなく書きはじめてしまうと、伝えたいことがあってもふと思い浮かんだ言葉をそのまま書いてしまい勝ちです。
その結果、自分の作りたい構成からずれてしまう原因にもなってしまいますね。
キーワードは『自分が最も伝えたい、鍵になる言葉』。
意識して書くと次のようなメリットがあります。
・まとまりのある文章になる
・読者が求めている表現の文章を作れる
つまり、『キーワード』を意識することは文章作成にとってとても重要なのです。
なお、キーワードの選び方に関しては『SEO初心者必見!キーワード選定を無料で行う方法|便利なツールもご紹介』で紹介しています。
【プリントアウトしてみると吉】時間をおいてから推敲する
時間をおいて見直すことで、自分の書いた文章を客観的に推敲できます。
現に、書き上げてすぐ校正すると、仕上がった満足感も手伝ってどうしても主観的に記事を読んでしまいがちなのです。
そんなときは書いたものをプリントアウトしてみましょう。
紙面に目を通すことで冷静に読むことができます。
文章をより良く仕上げたいなら、しばらく時間が経ってから添削してみるといいですよ。
メリットとベネフィットを明示する
メリットとベネフィットを知らせて、読み手に記事から得られることを伝えましょう。
まず、メリットとベネフィットの違いをわかりやすく説明しますね。
・メリット:『商品そのものの評価すべき点・商品の売り・商品の特徴』
例)
このまくらは低反発と高反発のどちらも備えています。
・ベネフィット:『メリットから得られる利益』
例)
だから夜はぐっすり眠れます。
読者は『メリットから得られる利益』が欲しいため、商品やサービスを購入するのです。
しっかりベネフィットまで知らせることを心がけてください。
箇条書きを使う
箇条書きをうまく使うと、文章がぐんとスタイリッシュに仕上がります。
よくある書き方ですが、一文の中に色々な要素を盛り込もうとすると、説明的で長い文章になってしまいます。
これを箇条書きにすることで、読みやすく記憶に残る文章になるのです。
次の例を見てみましょう。
例)
書き出しは『タイトルと書き出しが無関係にならないようにする』こと、『長々と書きすぎない』こと、『記事の内容以外のことを書かない』ことに注意して書きましょう。
うえの文は、長い説明的な文章になっているため、内容がすぐ頭に入ってきません。
そこで、下のように書き直してみました。
例)
書き出しを考える際に注意したいことを3つ挙げておきますので、意識して書いてみてくださいね。
1.タイトルと書き出しが無関係にならないようにする
2.長々と書きすぎない
3.記事の内容以外のことを書かない
視覚的にも格段にわかりやすくなりましたね。
「盛り込みすぎて文がゴチャゴチャしてしまった」と思ったら、思い切って箇条書きにしてみてください。
文末表記をばらけさせる
webライティングに限らず、文章を書くときには『同じ語尾を重ねない』ことで格段に読みやすくなります。
『同じ語尾を3回続かせない』が基本!
なぜなら3回続くと読み手に違和感を与えるからです。
次の文章を見てください。
例)
私の仕事はオペレーターです。
しかしアルバイトなので勤務時間はシフト制です。
じつは、休みが友達と合わないのが悩みです。
『です』が3回も続いているので、稚拙で単調な文章に感じられます。
ここでは、語尾を『です』『ます』以外で終わらせる方法をご紹介しますね。
・過去形を使う
・体言止めを使う
・「しましょう」「してください」の促進形で終える
・『~もの』で終える
・『ません』 で否定形に変える
いかがでしょうか。
できれば文ごとに語尾を変えるのがおすすめですが、まずは『3回連続を避ける』をやってみましょう。
一文に含まれる『ひらがな:カタカナ:漢字:数字:ローマ字』のバランスを意識する
一文の中の『ひらがな』『カタカナ』『漢字』の黄金比は『ひらがな7:カタカナ1:漢字2』です。
これは人が文章を読んだときにストレスを感じにくい割合。
そのため、雑誌や新聞といったメディアでは、ほとんどこの比率に準じているのが現状です。
本を開いた時、ひらがなが多いと幼稚で内容が薄く感じられ、逆に漢字で埋めつくされたページはもはや圧迫感で読む気をなくします。
次の文を読んでみてください。
例)
とりわけ、ひらがながびっしりの文はとっつきやすそうに思えますが、そうではありません。
ひらがなの割合が多いので、逆に読みづらい文になっています。
例)
特に、ひらがなの多い文は簡単そうに見えますが、これが違うのです。
言葉を言い換えてバランスをとってみました。
では下の文はどうでしょうか。
例)
予め、書き出しに本文の内容を表示する事で、その記事に興味を持つ読者を引き付ける事が出来ます。
漢字とひらがなが約半分ずつの割合になっていて、少しかたい印象に仕上がっています。
一方、こちらは3:7に近い割合に書き直したものです。
例)
あらかじめ、書き出しに本文の内容を示しておくことで、その記事に興味のある読者を引きつけることができます。
このように、意識して書くだけで、文章が非常に読みやすくなりました。
『ひらがな:カタカナ:漢字』の比率はいつも意識して書くように心がけてください。
慣れてきたら全体のバランスを見ながら数字やローマ字表
記も入れていきましょう。
さらにメリハリがつくので格段に読みやすくなりますよ。
読み手を意識して客観的に書く
読み手を意識して書くことは、自分よがりの文章から脱却するチャンス。
そもそも、あなたの記事を読むのはあなたではありません。
仕上がった文章をあなたがどれほど「良くできた!」と感じても、読者が良い記事だと思わないと意味がないのです。
そこで、文章をより客観的に書けるアドバイスがあります!
読者を想定する
例えば、読み手が主婦なのか、ライターの卵なのか、はたまたパソコンを始めたばかりの中学生なのか、読んでほしい読者層をあらかじめ想定します。
仲のいい友達や家族をイメージしてもいいですね。
そうやって、読者を決定することで、その人に読んでもらえる文章を書こうという意識につながります。
読者の想定をする方法は後述しますね。
読者がどのような反応をするのか想定する
上記で決めた読者の反応を想定しましょう。
驚かせて記事に引き込みたいのか、冒頭の問題提起でぐっと注意を引きたいのか、その違いで文章も変わってくるはず。
もしも自分で想定するができないのであれば、人に読んでもらってそのときの反応や意見を参考に文章を修正しましょう。
そうすれば読み手を意識した文章が自然に出来上がります。
それぞれ、最初は意識するのが難しく感じられるかもしれませんが、書き続けていくことできっと慣れていきます!
まずは、自分にやれそうなことから始めてみましょう!
ブログ初心者にもライティング前の準備は必要
ここまで読んできたみなさんはもう、『文章はただやみくもに書けばいいというわけではない』ということをご理解いただけていますよね。
いい文章にするには、事前の準備が何より大切なのです。
では具体的にどのように準備すればいいかを、これからご説明いたしますね。
- ユーザー像(読み手)の設定
- ゴールの設定
- 構成を作る
ユーザー像(読み手)の設定
準備の第一段階では、架空の読み手であるユーザー像(読み手のモデル)を設定しましょう。
ユーザー像に寄り添う記事を書くことで、その記事が『自分向け』だと気づく読者を獲得することができるから。
『どう伝えるか』も大切ですが、『どう伝わるか』はもっと重要なのです。
また、ユーザー像は『ペルソナ』とも言われています。
ターゲットに人格を加えた状態と思っていただけるとわかりやすいですね。
例えば『50代男性・山梨県在住・配偶者あり・育児中・サラリーマン・趣味は……』というように肉付けしていくことで、具体的なユーザー像が設定できます。
あるいは、あなたと良い関係にある身近な人を選ぶ方法もありますよ。
このように、まず先にユーザー像をはっきりさせることで、読み手が満足できる記事ができるのです。
ゴールの設定
ライティングに入る前の準備として、ゴールを設定することも忘れてはいけません。
『どう伝わるか」が非常に重要だということは上記で説明しました。
しかし、本当に大切なのはその先の、『読者の悩みを解決させること』というゴールを設定することなのです。
そもそも読者は現在抱えている悩みを解決させたいがためにわざわざ検索をし、Web記事を読みます。
そのため、記事は悩みを抱えて訪れた読者を解決に導くことがWeb記事の使命、つまりはゴールなのです。
記事のゴールを設定するときは必ず読者の悩みを把握し、解決策を提示してくださいね。
そうすれば読者からの熱い支持を受ける記事の作成ができます。
構成を作る
結果を出す文章にするために『文章構成』は非常に重要です。
なぜなら、どういう順番で伝えるかによって、読者に記事を読んでもらえるかがきまるからです。
文章を書くとき、ついあなたが書きたい内容から書いてしまいたくなりますよね。
しかし、文章構成に重きを置いた場合、正解は読み手が知りたい順です。
事前の準備をするときに構成をしっかり作って、文章のライティングに臨んでください。
なお、記事構成の書き方は『競合をブチぬくSEOに強い記事構成の作り方|ユーザーのニーズを見抜くことが上位表示のコツ』で解説しています。
見出しを設定する
見出しを作ることは、構成の基本です。
見出しがなく、最後まで読んでいかないと探している情報が探せない記事を、読者は選ばないから。
読者は『自分が必要としている記事があるのか、そしてそれはどこに書いてあるのか』を素早くしりたいのです。
そのため1000文字を超えるような文字数の記事には見出しをつけることが大切です。
また、フォントを大きくしたり文字背景色で目立たせたりすることで、読者の目を引きつけることができますね。
ただの目次と思わずに、本文を書くのと同じくらいの熱量をもって見出しを書きましょう。
各見出しの内容とテーマを一致させる
見出しを決めたら、次にあらすじを決めることで見出しの内容とテーマが一致します。
文字数が多い記事を書いていると、もともと書くべき内容と、実際に書いている内容がずれてしまう恐れがあります。
仕上がった後に見直して気付くと、とても効率が悪いですよね。
見出しの内容とテーマを一致させて、ブレない文章を作りあげましょう。
ライティングのスキルアップに役立つサイト
私が実際に読んでみて、ライティングに役立ったサイトをご紹介しておきますね。
どれも今すぐ実践できるテクニックがたくさん詰まっていますよ!
Dream Lab(webライティングの基本。初心者にも分かりやすい書き方を伝授)
Webライティングの基本の基本から解説してくれている親切なサイト。
タイトル、構成から文章の書き方まで、細かく順序立てて説明されています。
「どうやって始めたらいいかわからない」と悩んでいるwebライティング超初心者の方の、強い味方になってくれること間違いなしです。
webライティングでおすすめの練習方法6ステップ(web編集部が解説)
Word pressでブログを持つことやセールスライティングのスキルにも触れているので、将来的な目標を持つことにもつながるでしょう。
初心者向けの、基本的な文章の書き方から、webライティングで求められるスキルまでを解説。
webライティングで120%読まれる文章とは?稼ぐテクニックを伝授】
『ユニコブログ』の中の1記事ながら、十分な読み応えがあります。
どちらかというと、文章の書き方や推敲のためのページです。
『この書き方の方がwebでは好まれる』というテクニックが丁寧に書かれているので一読の価値あり!
あなたの記事を見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
webライターおすすめ独学勉強法6つを現役ライターが解説!(初心者必見)
webライティングをこれから勉強したい方向けに、学習方法を解説したページです。
同様のサイトが多くなってきたなかで、基礎知識から仕事の受注方法まで、くわしい説明をしてくれています。
ライター講座:第2回目[Webライティング上達のために知っておきたい基礎知識]】
こちらも初心者向けのサイト。
具体的な文章の書き方に加え、webの特性やレイアウトの意味といった一歩踏み込んだ説明がとても役に立ちます。
盛り込まれているコンテンツはボリュームがありますが、短く簡潔な文で書かれていて非常にわかりやすいですよ。
現役webライターの著者が実践してきた勉強方法を学べます。
人気のライター講座8選!年収1,000万円ライターが比較します】
「独学がつらい」と思ったら、有料の講座を受講することも一つの手段ですよね。
現在(2021年5月1日)、こちらのサイトでは7つの講座の情報が比較されています。
一覧になっているので、料金・講座回数・期間・場所・添削のありなし、といった気になる詳細が一目瞭然。
著者がじっさいに通った感想も書かれていて、受講をお考えの方におすすめのサイトですよ。
副業コンパス|500記事を添削した編集長がwebライティングの書き方3つ紹介
こちらのサイトでは、編集長として500本以上の記事を監修してきた著者が、webライティングのやり方を完全伝授!
『記事を書く前にやること4ステップ』や『分かりやすいwebライティングの書き方3つ』といったテーマを実践することで、ハイレベルなwebライターを目指せます。
ferretマーケティングのよりどころ・ライティングに悩んだ際に参考にしておくべき記事6選
『ferretマーケティングのよりどころ』配信の中から、とくにライティングスキル向上に役立つ記事を厳選。
seoやマーケティングを意識した記事が多く、サイトを読んでいるだけでもわたしは勉強になりました!
以上、おすすめ10サイトです。
文章の書き方だけでなくseoを意識した記事や、初心者の方でもすぐに始められるヒントが盛りだくさんなサイトを厳選しています。
上のサイトの記事を読めば、あなたのライティングスキルを一段と磨くことができますよ!
まとめ|ライティングのスキルアップは重要
この記事では、webライティングのスキルを磨くために役立つ方法についてまとめました。
実践的な方法を繰り返すことで、ライティングスキルは格段に上がりますよ。
なぜなら手さぐりで書くより、この記事を参考にすることで成果が得られる文章を書けるようになるからです。
事実、最近の人気webライターは、効果的な法則に基づいて記事を書いています。
webライティングの手法にはいくつものやり方がありますが、基本をふまえてライティングスキルを磨きましょう!
コメント
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